サンプル記事:【子どもx英会話】子どもに英語学習をさせるきっかけと、幼児英語教育を継続させる5つのポイント!【過去記事・再掲】
これは個人Blogで2019年09月より公開していたサンプル記事です。
ひとまず元の文章のまま再掲していますが、読みにくいので時間を見つけて少し手直ししていく予定です(2023.05.22時点)
-- サンプル記事ここから --------------------------------------------------------
お子さんに英語を習わせているご家庭も多いと思いますが、みなさんは、なぜお子さんに英語を習わせようと思いましたか?
・早期教育が良いと聞いたから
・周りのお友だちが習っているから
・今どき英語ぐらい話せないとと思うから
理由はいろいろあることでしょう。なかには「なんとなく」と考えている方がいてもおかしくはありません。
それだけ子どもに英語教育を受けさせることに違和感がなくなってきたということでしょう。だからこそ、「なぜ始めたの?」と、きっかけに興味が湧くのかもしれません。
この記事では、筆者である私が子どもになぜ英語学習を始めさせたのか、そのきっかけとそこから見えてきた英語の早期教育に関する情報を、メリット・デメリットを踏まえてお話していきます。
私が子どもに英語学習をさせたきっかけ
わが家には2019年9月現在、中学3年生になる男の子がいます。保育所へ通いながら近くの個人で経営されている英会話教室へ通い、小学校に入ってしばらくすると教室へ通うのはやめ、独学で英語を学ぶことになりました。
壁を取り払え!
私は英語が全くできません。おそら中学英語も怪しいのではと思うレベルです。そして中学英語でつまずいた私は、英語が大の苦手です。怖いと感じるレベルです(笑)
この話を聞くと、自分ができないから子どもに学ばせるのだろうと思われるでしょう。確かに正解ではありますが、それだけがきっかけではありません。一番のきっかけは、自分が持っている語学に対する壁の厚さによる視野の狭さでした。
視野が狭いと世界も狭くなる
英語学習につまずいた頃から私には英語に対する壁ができました。それは何年・何十年という歳月をかけて、完全無敵な壁となったのです。その壁を壊すことはとても難しいでしょう。壊すどころか、アリ1匹通る穴すら開けられないかもしれません。
視野が狭いから、見える世界はわずかで。
「それって面白いのかな?」
目の前にある世界しか見てない私の世界は、とても狭いなと気付いたのです。
これが子どもに英語学習をさせたいと思ったきっかけです。
まあ、もちろん諸事情諸々、他にもきっかけはありますがこれが一番強く思ったきっかけです。
壁ができる前に飛び込む
インターネットやSNSがこれだけ普及する現代で、英語を使う人とのコミュニケーションを断絶している私の心は、まるで鎖国しているように感じます。自分を守るために高く積み上げた壁は、外の世界をシャットアウトするだけでなく、何が起こっているかを知る機会すら奪ってしまいかねません。
そんな世界、子どもに見せたい?
答えは単純明快「NO!」です。
そりゃそうだ。
そこで壁ができる前に突入! という決断に至ったわけです。はい。
英語の早期教育のメリット・デメリット
ありがたいことにうちの子どもは、早期教育と呼ばれる未就学児の頃から英語学習を始め、今でもウキウキと英語の勉強をし、得意科目となっております。しかしみんながみんな早期教育でうまくいくかと言われると……そうでもありません。
メリットとデメリットを踏まえた上で、今始めるのか、少したってから始めるのかを判断してもいいでしょう。
メリット
幼い頃から英語そのものに触れることで、英語に対する抵抗感がなくなり、英語に親しみやすくなります。また日本語を覚える時期から英語学習も一緒に始めることで、言語を音で認識することが簡単になります。
簡単に説明すると、机に向かって学ぶよりも、周囲の人の声(=音)によって学ぶことのほうが身につきやすいということです。
日本語と英語を同時進行で学ぶと、頭の中で2つの言語をセットで覚えられるようになります。頭の中に国語辞典と英語辞典が入っていると想像するとわかりやすいでしょう。1つの言葉を習得すると、自動的に脳の中にある英語の部分と日本語の部分、両方に振り分けられます。なんともハイスペックです。
早期英語教育と言われる学び方は、とにかく楽しむことがメインです。そのため、英語を学ぶことを楽しいと思わせることに長けています。これも早期教育だからこそできる技です。
面白くて楽しいことなら自然と身につく。まねっこ遊びから始まるからこそ、子どもの聞き取り能力と発音の良さは大人も顔負けになるのです。
デメリット
早期英語教育のデメリットにあげられるのは、母国語となる日本語に対する問題です。英語教育に熱を入れるあまりに日本語の教育がおろそかになってしまうのはオススメできません。
言葉を覚えていく大事な時期に、母国語の教育をおろそかにしてしまうと、日本でこれから生きていく上で困難を感じるケースも出てきます。子どもの将来を考えて熱を入れるお気持ちもわかりますが、母国語があってこその第二言語です。
もう一つ注意したいデメリットは、受身形の学習になってしまいがちなところです。親御さんが語学教育をと熱くなるお気持ちはとても良くわかります。でもその熱にお子さんはついて行っているでしょうか? やらされている感満載では、身につくものも身につかない結果になってしまいます。
また語学教育のジャンルは大人でも子どもでもかなりお金がかかる分野です。そのせいで「せっかくお金を払って習っているんだから」とお子さんの気持ちを無視してしまうこともあるようです。そうなると子どもにとっては、英語は押し付けられた教育となり、親しむどころか嫌いになってしまうこともあり得るのです。
小さな子どもの気持ちをくむのはとてもむずかしいことですが、どうか押し付けにならないよう注意してください。
英語学習をおこなうための5つのポイント
メリット・デメリットを踏まえた上で、英語学習の早期教育をおこなうために押さえておきたい5つのポイントについてご紹介します。子どもが楽しめる英語学習を目指して、頑張りましょう!
耳で楽しむ
早期教育の場合、英語習得に必要な4つの技能「聞く・話す・読む・書く」の中から、「聞く」ことと「話す」ことに特化しているケースが目立ちます。そうすることで、子どもたちが楽しく親しみやすい学習内容になるからです。
大手の幼児用英語教材では、子どもたちに人気のキャラクターが、子どもたちがよく知っている童謡などを英語で歌っています。このことから机に向かってプリントをやるよりも、明るく元気な音楽とともに英語の曲を流すほうが、幼少期の英語学習には効果があるということが見えてきます。
我が家でも自宅に居るときや、車での外出のときなどには、積極的に子ども用の英語CDを流し、みんなで歌っていました。かなり盛り上がって楽しかった記憶がありますので、ぜひ試してみてください。
目で楽しむ
アルファベットを覚える場合も「聞く」ことにこだわるといいですが、それだけではアルファベットを認識できません。そこで登場するのは「目で楽しむ」方法です。
「耳で楽しむ」の項目にも登場した、子どもたちに人気のキャラクターが描かれたものを、積極的に取り入れてみてはいかがでしょう。アルファベットが描かれたポスターをお部屋やお風呂場など、いろいろなところに貼ってみてください。
そうすることで常に英語に触れ、脳が英語に対し意識してくれるのでオススメです。絵本や100円均一で売られているようなパズルなども、持っているとお出かけの際にも役立ちます。
もちろん、ただ貼っておくだけ・持っているだけでは宝の持ち腐れです。ことあるごとにママが「これは?」とかお子さんの名前のイニシャルを、例えば「みきちゃん」なら「みきちゃんのMはどれかな~?」というように声がけしてあげることも大切です。
体で楽しむ
耳と目で楽しんだら、体も使いましょう。幼少期の英語教室のレッスンの場合、英語を専門に取り扱っている教室だけでなく、音楽教室がリトミックを英語でおこない、一粒で二度おいしいレッスンをおこなっているケースもあります。
英会話教室のレッスンでも幼児の指導の際は、体を使って歌いながら・踊りながら学ぶことは一般的に行われています。行動とヒモづけて覚えた記憶は忘れにくいという説もありますので、積極的に参加すると良いでしょう。
親子で楽しむ
子どもが一番楽しいのは、ママやパパと一緒に楽しむことです。最初は恥ずかしくてみんなの輪に入れなくても、ママと一緒なら入れる子もいますよね。小さな声でしかみんなと歌えなくても、ママが横でニコニコしながら歌ってくれると、子どももうれしくなってニコニコになるかもしれません。
幼少期の学習というのは、それだけママやパパの影響力が強いのです。大好きなママやパパと一緒に英語を学べることで、より一層楽しくなる。親子のコミュニケーションにも一役買ってくれるでしょう。
デメリットはママやパパが付き合うことが大変かもしれないということぐらいです(笑) そうなるとメリットだらけですから、ぜひ一緒に楽しんであげてくださいね。
芽生えた気持ちを育む
英語が楽しい。英語教室に行きたい。お子さんの心にそのような気持ちが芽生えたら、ぜひママやパパは積極的にその芽を育んで上げてください。
その方法は「とにかく褒める」ことと、「一緒に楽しむ」ことです。未就学の英語学習は遊びの一環といっても過言ではありません。遊びの中から学ぶことを、体や心が覚えていきます。
ここで芽生えた気持ちを大切に育んであげることは、たとえ先々で英語学習の間が開いてしまったとしても、確かな土台として将来の役に立ってくれるはずです。
間違っても笑わない、上手にできたら大盛りあがりして褒めてあげる。このような小さなことが、子どもの学びの芽を育みます。それが一番できるのはママやパパです。
ここに注意! 子どもに英語教育をする場合の心構え
いよいよ大詰め、子どもの英語教育におけるママやパパの心構えについてをお話します。英語教育だけが語学教育ではありません。英語だけがすべてではありません。
でも、英語ができれば世界は確実に広げられます。そのために、ママやパパに何ができるかを考えてみてください。
英語に対する壁を作らせない
壁はなぜできるのでしょう。それは「失敗経験」が積み重なるからかもしれません。だったら失敗経験を最小限に抑えてあげても良いのではないでしょうか。成功体験を積むことは自己肯定感をアップさせることにもつながりますので、どんどん成功体験を重ねさせてあげてください。
無理めな課題ではなく、確実にできる課題を与える。無理めな課題でも一緒に取り組んであげて、正解へと導いてあげる。これこそが大人ができる大切なサポートではないでしょうか。
たとえお子さんが失敗しても、笑ったり怒ったりしないであげてください。一度傷ついてしまった心は、子どもだって回復するのに時間がかかります。またお友だちができていることができなくても、個人差だと考え、できるまで待ってあげてください。このような子どもの心に壁を作らせない家族の努力はとても重要です。
できないところを探すのではなく、できるところを見つける。小さなことでもいいのでたくさん、たくさん褒めてあげる。そうすることで子どもたちは、困難を乗り越え前に進もうと努力するはずです。
向き不向きがあることを知る
「今の時代、英会話ぐらいできなくては!」そう思うお気持ちもよくわかります。筆者もそう思っていました。しかし、何にでも向き不向きがあるということを忘れないであげてください。
歌うことや踊ることが苦手な子どももいます。ネイティブの発音を身に着けさせたいと、外国人講師のいるレッスンを受けさせたけれど、外国の方を怖いと感じる子どもだっています。
単純に英語のレッスンに楽しさを見いだせない以外にも、メンタル面での向き不向きからやる気がなくなってしまうことは珍しいことではありません。それを「わがまま」というひとことで片付けてあげないで欲しいのです。
早期教育は英語だけではありません。英語だけではなく他にも道はたくさんあります。幼少期は、いろいろな体験を多くさせてあげて、子ども自身がやりたいこと、適正のあることを探してあげる期間だと考えてみてはいかがでしょう?
親子で一緒に学ぶ姿勢を見せる
幼少期の英語教育のレッスンでは、親子で参加するもケースも多数あります。そのとき、ママやパパはどれぐらい参加できているでしょう。
ちなみに筆者は冒頭でも書いたとおり、英語が大の苦手です。しかし、できないからこそ子どもの授業をじっくり観察し、一緒に勉強してみようと思い立ちました。ものすごく恥ずかしいけど、踊りましたし歌いました。そうすると子どもってすごく喜ぶんです。めっちゃかわいいんです。
お金を払っているから、教室に入れているから、お任せしっぱなしでも問題はないかもしれません。ですが、少しでも一緒に学ぶ姿勢を見せてあげることで、子どもも仲間がいるという認識を持ち、モチベーションを保てるのではないでしょうか。
もちろん、お子さんの性格によっては関わらないで欲しいという子もいるかもしれません。それなら無理に関わるのではなく、見守っているよということをわかりやすく伝えてあげると良いと思います。
これは余談ですが、親のほうが子どもよりできないほうが、子どもが成長すると思いませんか? 困ってたら子どもが教えてくれるんですよ。当然子どもの性格やタイプにもよりますが。
子どもも「親が頼ってくれる!」とうれしくなるみたいで、教えるためにもっと勉強しようとなるみたいです。うちの子の話なんですけどね(笑)
英語を始めるきっかけはなんでもいい、継続できるように家族がサポートしよう!
英語教育に限らず、幼少期から始める早期教育にはメリット・デメリット、そして向き不向きなどの個人差があります。
まずは始めてみることが大切ですが、次に大切なことは継続することではないでしょうか。
小さな子どもが楽しく学べる環境づくりは、大人がしてあげられる重要な役割です。本人のやる気だけでは補いきれないさまざまなサポートをしてあげてくださいね。
-- サンプル記事ここまで --------------------------------------------------------
2023.05.22 修正1回。今後も継続します。