2020年12月のSEOコアアルゴリズムアップデートの分析
2020年12月4日の未明にGoogleのSEOコアアルゴリズムのアップデートが行われました。
前回コアアプデが行われたのは5月でかなり期間が空いていたために不意を突かれたブロガーも多かったようです。
今回はこの2020年12月に行われたコアアプデの傾向について分析していきます。(まだ日数が経っていないのでまだここから1~2週間は順位が変動します。そのためこの記事の更新は少しずつ行っていきます。)
医療系KW以外は大きな変動なし
今回のアップデートでは医療系のkw以外では大きな変動は少なかったようです。むしろ「順位が少し上がった」という意見も多く、個人アフィリエイターにとっては好意的なアップデートだったと言えます。
一方で、医療系KWに関しては権威性のないサイトは軒並み順位が下落しました。
Googleは近年YMYLにおけるEATを重視していますが、とりわけ医療分野には厳しくする動きをとったようです。
サブドメインの効果が弱くなった
アフィリエイト行為自体は問題ない
順位が下がった場合の対処法は?
どのアルゴリズムアップデートの時も言えるのですが、アップデート直後に大きな改変を加えることはおすすめしません。アルゴリズムアップデートは数日から数週間かけてデータを収集して最終順位を決めるので、検証期間中に変更を加えると奇怪な認識をされることも多く、対処の仕方が全くわからなくなってしまうケースもあります。そのため少なくとも1週間程度は大きな改変は控えましょう。
今やるべきことは、
・アルゴリズム前後で順位変動があったKW、ドメインをリストアップする
・変動があったKW、ドメインの共通点を見つける
をして自分の中でアルゴリズムアップデートの仮説を立てて、変動が落ち着いた後の改善策を立て準備することのみです。
例えば、医療系KWで飛んでしまったサイトであれば、権威性を高めるために何ができるか(医療機関に被リンク営業する?医師に監修に入ってもらう?医療機関を買い取る?)を考え、その実行に向けた行動をしておくことです。
大きな下落をした場合はweb上でささっと表面上の改変を行うことではなく、より本質的な構造を改善することになるでしょう。