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【アイスクロスオーストリア③】加速が怖い。

初めてのアイスクロスを終えて、
GoProがないことに気がつきます。

もう一回滑るために長い雪道を
また登ります。GoPro探しながら。

見つかんなかったので諦めました。笑

1度コースを滑ったのでイメージはつきました。
次はスピードでなくてもいいから転ばないように通しで滑れるように。

転んでしまう、どこが終わりかわからない、
次にどんなセクション(障害物)があるかわからない。

イメージがないというのは底知らない恐怖を与えてきます。

コースにどんなイメージを持つか。
できる、できない、わからない。

もう全然違います。
できる。は精度を上げていく。
できない。はどうやったらできるか、できないのか考える。
わからない。はもうわかりません笑 わからないことは考えてもわかりません。笑

1本目は転びながらもわからないをなくします。
2本目はゆっくりやってイメージをなくします。
3本目はできるを増やしていく。

なーんてオシャレなこと言ってますが、
実際は違います。笑

スケート靴はいて雪道歩いて坂をあがるのが
もうそれはそれは大変で、涙目になるかと。。

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スケートを履いて歩くときはこういったスケートガードをつけます。
小石やコンクリートでスケートの刃(エッジ)が傷つかないように。

これが外れる。もうすごい頻繁に。しかも外れるとき音もしないから気が付かない。

もう何回登ってはスケートガードを取りに下り、登り、下りを、繰り返したことか(泣)

普通にスケートリンクは平らなのでそこまで外れません。

三歩進んで二歩下がる的な感じでした。

後半は毎回スケートガードを余りの靴紐で結んで、固定していました。

GoProは鈴木さんが回収してくれたのですが、
もう落とすのが怖いで、以降動画はありません。笑

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楽しそうに滑っていますが、正直恐怖がずっと拭えませんでした。

自分でコントロールのできないスピードに気持ちの対応ができませんでした。

陸上は歩けば進みます。走れば早く進みます。足を止めたら止まります。

アイスもだいたいです。足を止めても進みますが減速します。

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下りは違います。足を止めるとどんどん前にスピードを上げていきます。

ナチュラルアイスなので凸凹もしています。

ホッケー用の靴で行ったので、安定もしません。

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速い選手は時速50キロくらい出るコースです。

前回の動画でもわかるかと思いますが、スタートの若干の傾斜ですらビビってます。大人になってから転ぶのが怖くなったと実感します。

地面と頭の位置が遠くなったからでしょうか。。。。


何回か滑るうちに慣れていきますが、他の選手は慣れるではなく、合わせることに練習を使います。


そしてアイスクロスはタイムトライアル(予選)の前にコースを滑る(練習)ことがあまりできません。


アイスコンディションを守るためです。今回オーストリアのコースも練習回数は限られていました。そのままタイムトライアルへ。。。。。

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