手軽に登山できる街
明けましておめでとうございます。ようです。
今年のお正月は皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今年は、昨年に比べて帰省される方も多いみたいですね。
そして今日くらいには皆さん実家から戻られる頃でしょうか。
ちょっと近所を歩いたり運転していると他府県のナンバーをよく見かけます。
久しぶりの地元でゆっくりできましたかね?
私はというと、いつからかお正月が何となく苦手で、今年はどんな風に過ごそうかと考えていました。
何となく年末の穏やかな雰囲気から一転して、新春初売りなどもそうですが人々が賑やかに街を繰り出していく感じのソワソワ感が落ち着かないというか。
考えてみれば、そもそも人が大きく動くシーズンが苦手なんだと思います。正月以外にもゴールデンウィークやお盆とか。
というわけで年末は友人に会いに東京に行こうかなとも思いましたが、それも取りやめてゆっくりと過ごすことにしました。
ただ、昨日はふと思い立って神戸でも手軽に登山をできる「須磨アルプス」に行くことにしました。
「板宿(いたやど)」という駅からスタートして、「須磨浦公園」までのルートで向かうことに。
今までも何回かこのルートで歩いているのですが、感覚的に逆の須磨浦公園からスタートして板宿で終わる方が多いような気がします。こちらが正しい道というのはないので、どちらでも良いのかなと思いますが笑
朝8時頃に板宿駅に到着。近くにある八幡神社への参拝の道が、そのまま登山ルーツに繋がっているので、そちらに向かいます。
神社が階段を登ったところにあるのですが、階段の時点で既にキツめ。
登っていると上から、きっと70代くらいのご夫婦がトレッキングポールをつきながらひょいひょいと中々なペースで下ってこられる。
あんな風に歳を重ねていきたいなあ。
しばらく登るとだいぶ景色が開けてきました。
眼下に広がる街並みと海の景色が神戸を感じさせてくれます。
ここからしばらく山道です。
駅から歩いて30分くらいでもう山の中。結構手軽に登山を楽しめるんです。
早朝ということもあり、すれ違う人の数も少なくどちらかというとお年を召した方が多い印象でした。考えてみれば、年明け早々山を登る人なんてそんなにいないのかな。。
登ったり下ったりを繰り返しながら、いよいよこの登山ルートで一番のポイントである「馬の背」へ。
風化した岩肌が露出したところで、この岩場を渡っていくのですがこれまた歩ける場所が細く、急で、しかも両側が急な崖のようになっているんですね。
わかりますかね。
手前の岩場もそうなのですが、途中支えてくれる物とか捕まるものがないので初めてくる人は結構怖い場所です笑
両側には神戸の街並みが広がって見えるので、景色はとても爽快です。
この日は風もなく、天気も良かったので比較的安心して渡れましたが風が強い日や悪天候の日は下手すれば転げ落ちて岩に体を打ち付ける可能性があります。
ここさえ渡ればあとは普通の登山道です。
途中、脱いだジャンパーを片手に身軽に歩くおじいちゃんもいました。
散歩なのかな。しっかり登山用の服装とリュックで登っている方もいましたが、かなり身軽な人もいてその落差も面白かったです。
ここからは山道が続き、途中で一度山を降りて団地を抜けていきます
一旦、普通に住宅街を抜けるんです笑
この写真の左真ん中にある山まで向かい、そこから奥の須磨浦公園まで歩きますがもうここまで来れば残りもわずかです。
この写真を撮った場所が休憩場所になっているので、ここで一息。
このあと続く階段を降りて、近くのセブンイレブンで水分を補給。
この頃には結構すれ違う人が増えてきており、単純に出発した時間が早かったのかなという気がしました。
登山って人とすれ違う時にマナーとして、挨拶をしますよね。
あれが個人的には結構好きで。見知らぬ人でも笑顔で挨拶を返してくれる方多いですし、休憩所で仲良くなってお話をすることもあります。
何気ない会話だったり、笑顔で交わす挨拶の心地よさが登山にはあるんですよね。登山だけじゃなく、共通の趣味とか経験を通して人と繋がっていけることがコロナ禍もあってかとても大切だなと感じるんですよね。
そして、こんな風に特別な装備をして車で遠くまで行かなくても、手軽に登山を味わえるのが嬉しい。
話をルートに戻して。
コンビニでの休憩が終わったら、そのまま住宅街を突っ切って、須磨浦公園に続く山を登ります。
途中の山の上まで行く階段がめちゃくちゃ辛いです。
山の中にある木や石で作られた自然の中の階段ではなく、コンクリートで固められた固められたまごうことなき階段。
太ももの前が熱くなるのを感じながら登りきりました。ここからは、もう本当にあっという間ですぐにお茶屋まで辿り着きました。
ここまでくるとかなり海岸に近く、目の前は海です。
本当に天気も良く、かなり動いたので汗ばんでいましたがとても気持ちよかったです。
このあと、須磨浦公園までの階段を降りようかと思ったのですが、予定の時間が押していたためロープウェーで下山することに。
須磨浦公園のロープウェーに乗るのは初めて。
乗り場から見える景色。
ものの数分で下山し、ロープウェーの駅に直結している須磨浦公園駅から帰りました。
駅も近く、難易度も初心者向けで手軽に登山を体験できるのがとても良いんです。
海も山も街もあって改めて住みやすいというか、神戸ええところやな〜と実感しました。
それでは、今日はこの辺りで。
次回は下田旅の続きを書こうかなと思います。
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