下田旅をのんびり綴る。その3
こんばんは。ようです。
前回の投稿からだいぶ時間が経ってしまいました。この前は神戸のお手軽登山スポットの紹介でしたが、今回は引き続き下田の旅について記録を残そうと思います。
2日目の朝。
旅館の美味しい朝食を戴いて、朝は少しゆっくり。
朝食はすごいボリュームで、海の幸もふんだんに盛り込まれたインスタ映えする見栄えだった。のに1枚も写真がない。。
この日の予定はざっくりとこんな感じ。
1. 道の駅で海鮮を堪能する。
2. 龍宮窟でちょっと素敵な景色を眺める
3. 雲見海岸で富士山を眺める
4. コテージ的なところで伊勢海老のパスタを味わう
正直、初日の爪木崎での星空がファビュラスすぎて、今日はのんびりで良いかなという気分だった。
が、せっかくレンタカーもしてるし、前日に知り合いから雲見海岸からのぞむ富士山が美しいという情報を入手。それも観てみたいってことで、午前中に宿を出発。
まずは道の駅で、海鮮丼が食べられるところがあるというので行ってみる。
あとお土産も買う。
さすが、海のすぐ側にある道の駅。海鮮丼がめちゃめちゃ充実している。
水揚げ量日本一ということもあって、金目鯛の丼がたくさんある。
食堂で私が頼んだのは金目鯛の三色丼。
3種類の金目鯛が使われているそう。どれがどれだかは覚えてないけれど、個人的には上の赤色の入った金目鯛が美味しかった。。
脂身がもう最高。歯応えもあったし、ご飯の量も丁度いい感じ。
これにお味噌汁と付け合わせが出て1,500円なり。
このあと、道の駅でお土産を物色。
海産物も豊富だけれど野菜もたくさん置いてあって、結構内容は充実してる感じ。
続いては、龍宮窟。結構メジャーな観光スポットらしく、いくつか写真を見た感じは紅の豚のポルコが隠れ家にしていたところのよう。
ジブリ大好き人間としては、結構楽しみ。大人になってから、紅の豚のが好きになったんだよな〜。分かる人います?
というわけで、道の駅から車で移動すること20分ちょっと。
辿り着いたのは、海岸沿いの坂道。下った先には、海が広がる。
すぐ向こうに大きな島が見える瀬戸内で育った人間としては、ずっと先まで海が続く太平洋ってなんだか全く違った海に感じられる。
開放感に溢れているというか、壮大というか。人も大らかになるよなあと思う。
この海岸の手前に坂があって、そこに竜宮窟に下る階段と上から竜宮窟を見ることができるルートがある。
駐車場の側にある階段をおりると、ちょっとした洞窟と砂浜があって周りが崖で囲まれている。で、その向かい側の崖の下に通り道みたいに穴が空いている。
思ったよりもこぢんまりとしていたのと、砂浜というよりほぼ足元が石だったのでなんか違うなって思ったけど、こういう空間は好き。
大自然の中に作られた隠れ家という感じがまたいい。
という感じで竜宮窟は20分くらいで見終わる。近くに砂の上をそりで滑り降りるアトラクションみたいなものをやっていて、子どもたちが楽しそうに何度も滑り降りていた。
竜宮窟は伊豆半島の(どちらかいうと)東側。ここからは正反対の西側にある雲見海岸に向かう。
田舎なので道は単純なのだけれど、困ったのが野生動物の出現頻度の高さ。レンタカーも必要最低限の保険しか入ってないから、ここでシカとぶつかったらどえらいことになるっちゅうことで、のんびり運転。
結局シカとかイノシシみたいなのは遭遇しなかったけど、タヌキとサルがよく出てきた。
夕日が沈む頃に行きたいねってことで、夕方に着くように寄り道をしながら雲見海岸へ。
現地に到着するも駐車場所が見つからず、そのまま通り過ぎてしまいしばらくして通り過ぎたことに気づいて折り返す。
折り返すときも丁度いい撮影スポットがあったので、そこでパシャリ。
(私の携帯では撮ってなくて、友人のカメラで撮っただけ)
で、折り返して砂浜の側に駐車場があるのを見つけて、そこに車をとめる。
目の前には駿河湾と雄大な富士山。
頂上が雲を被っておらず、綺麗にに見ることができた。なんならうっすらと横切る雲も哀愁漂って雰囲気増し。
海岸の上空を鳶が飛び交っていて、その鳴き声や景色と時間もあいまって日本らしい風情を感じられる瞬間だった。
実は海岸の側ではなく近くの神社の駐車場に止めて、その向こうに富士山が見えるところがあったそう笑
確かに知り合いからは「手前に階段がたくさんあって大変だけど、そこを越えたら綺麗な富士山が見えるよ」って言われてたなと後になって思い出す。
海岸から眺める富士山も美しかったので、結果オーライ。
ここからは、夕飯を食べてそのあとは宿に戻るコース。
道もだいぶ暗くなってきたので、より安全運転でコテージをされているレストランへ。
伊勢海老のパスタが食べられるということもあり、結構楽しみにしてた。
キャンプ場が併設されてるらしく、夜で道がよく見えないのもあり途中道に迷ってだいぶ怖い思いをしながら引き返しレストランに到着。
夫婦お二人で営んでいるようで、レストラン内には木製の皿やカトラリーなんかも売られていてあったかい雰囲気。
お目当てはもちろん伊勢海老のパスタ。
それと、ステーキ的なものも頼む。(これまた写真がない。。)
出てきたお皿は、思ったよりも大きな伊勢海老ちゃん。大きいの1匹と小さいのを1匹ずつどーんと。
優しそうな奥さんがサーブしてくださり、早速いただく。
キャプションにも書いてあるが、身が詰まっていてぷりぷり。味も濃いし、食べ応えが抜群。
パスタももちもちだし麺がトマトソースと絡んで、あっという間に平らげてしまった。
車じゃなければ、ここに泊まってお酒も飲めたなあと名残惜しい気持ちを残しながら、ドライブしっぱなし動きっぱなしで疲れも出てきたので宿へ戻る。
帰りもまた街灯がなくて道が暗いから、2回くらい動物をひきそうになった。そんな道を地元民はよく分かってるからかぶいぶい飛ばす。
宿に帰って風呂で疲れを取った後は、買ってきたお酒で一杯やってからそのまま就寝。
休み休みとはいえ、1日中ドライブして思ったのはやっぱりドライブが好きじゃないということ笑
レンタカーというのもあるだろうけど、そもそも車という乗り物が小さく感じてしまう。圧迫感というか。
電車とかバスくらいの天井の高さがあってほしい(無理
でも行った先々で見た景色は美しかったし、食事も美味しかったからやっぱり伊豆はいいとこだなあと実感した次第でした。
次回は伊豆旅のラスト、か別の記事を書こうと思います。
それでは、また。
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