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政治時評 現金給付と労働改革

2021・11・10

昨日経済アナリストの永濱さんがテレビ出演。労働法制の改革を話していた。いま日本はどの国より労働分配率が低い。儲けた金から給料として支払われる分が少ない。それを変えるには、維新が言っている、流動性を高くして、解雇をしやすくして、同時に手厚く再就職を世話し、失業者も守る改革をしろという。まことに同感。ぜひ実行してもらいたい。

さて昨日トップニュースだった現金給付の話。子供の世界は平等であるべき、親の収入で差別されてはいけないというのは建前のおりこうさんぽい話。今の子供はとっくの昔に毎日格差を痛感し、直面させられている。だから、所得制限をするのがどう見ても正しい。それが現実を知っている人の話。

いま進めているはずのデジタル改革がすすめば、所得を把握して給付に段差をつけるのが、一瞬で正確にできる。だからデジタル庁の成否が大事なのだ。マイナンバーカード、もう少し強引に、給付を受けたければ手続きをしろと言えば、あっという間に普及する。



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