個人の理念を作ってさらにブラッシュアップしてみた。

2020年も早くも1か月が終わろうとしていますね。
(執筆、2020年1月19日)

皆さまは2020年の目標の1/12は達成できそうでしょうか。

ちなみに、私は2020年の目標は2019年12月からスタートしているので、私は2か月目です。
(よければ詳しくは1年の締めを11月にして年末年始の非効率を解消する方法の記事をご覧ください)


さて、1年の目標の設定の仕方って人それぞれやり方は異なるかと思います。

これまでやらなかったことにチャレンジ!や昨年からの継続してこの目標を・・などなど。

どのやり方でもいいと思いますが、私は今年の目標設定はいつもと少し立て方を変えてみました。


それは、目標設定の前に「個人の理念」を立てる。その理念に基づいた目標を設定にする。

です。

なぜ個人の理念を作ることになったのか

よく会社の「経営理念」という言葉を聞いたり、目にしたりすることが会社で働いてるとあるかと思います。
その会社が存在する意義、理由。何のためにその会社は世の中に存在するか、を明文化したものです。
(経営理念の定義は色々存在します)
会社を経営するうえで、経営者の思いに共感する人材を集めるためにも非常に重要なものです。

経営コンサルとして、お客様に寄り添ってると頻繁にこの経営理念という言葉に接触します。
その中でふと「会社が理念を持つのが大事なら個人も持つべきだよな」と考え(気づくのが遅すぎですが・・)
今までは個人の理念など深く考えたことありませんでしたが、今回考えてまずは個人の理念を作る。
それに則した目標設定にする。

という形式にしてみました。


今回作った個人の理念

会社の経営理念もその会社の経営者の思い、価値観を基に作られます。
それと同じで自分自身の思い、価値観と改めて向き合い、作ったのがこちらです。

●自分が関与したことによってその人の人生によい影響を与える

言葉のセンスがないかもしれませんが自分の思いを正直に組み合わせたつもりです。

これまで親をはじめとする家族、身内以外にも友人やこれまで働いた会社の元同僚、今自分の身の回りにいてくれてる人、などなど、実に色々な方のおかげで自分はよい人生を歩ませてもらっていると日々実感しています。

なので、「恩送り」という言葉もありますが、自分が自分以外の人に接し、その人の人生によい影響を与えたい。
よい影響を与えるために自分は存在する。という思いで作りました。

そしてこのようなよい影響を与えられるような人間になるには何が必要か、という観点で目標を設定しました。
(今回は立てた目標については控えます)


作った個人の理念のブラッシュアップ

話はこれで終わりません。
タイムリー、類は友を呼ぶ、このような言葉がまさにふさわしい、あるニュースが個人の理念を作って1か月もしない内に飛び込んできました。

キッカケはこちらの記事。

あなたの個人理念は何ですか?

元同僚でもある海外BtoBマーケティング、越境ECに精通している徳田さんのnote。

記事の中には

・個人理念の大切さ
・個人理念を作る人間理念展というワークが開催されてる(現在ではこのワークは終了しています)

との内容が書かれていました。
この情報を見て、自分が作った理念をもっといい形にブラッシュアップできるかもしれない。と思い参加してきました(徳田さん、ありがとう)。

お相手してくださったのは、
株式会社サインコサインの代表取締役の加来 幸樹さん。

自分が作った個人理念を基に色々ヒアリングをしてくださいました。
ヒアリングの仕方としては、あくまで私の思い、大枠はそのまま生かしてくださり、細かい部分、言葉1つ1つを徹底的に深堀りするスタイル。

●自分が関与したことによってその人の人生によい影響を与える

・「関与」ってどのような関わり?深い関わりもあれば寄り添う関わりもあるけど。
・「その人」って誰?誰でもいいの?
・「よい影響」って具体的に?

あたりがメインの議論のポイントでした。質問されると確かにその部分まで深く考えて作らなかったなぁ、、という反省と、逆に質問された部分がクリアになればよいより理念になりそう、という期待のもと自問自答しながら考え、加来さんと対話しました。

そして、

・「関与」ってどのような関わり?深い関わりもあれば寄り添う関わりもあるけど。
→寄り添うような感じ。自分が何でもかんでもやってあげる、というのではない。あくまで自分はキッカケ程度にすぎない。

・「その人」って誰?誰でもいいの?
→誰でもいいってわけじゃない。自分と近い思いや価値観を持ってる人がいい。

・「よい影響」って具体的に?
→(自分と関わって)ああよかった。だけで終わりではない。よい影響を与え、その人の人生がよい方向に変わるにはその人自身がこれまでと何かを変える、行動する必要がある。ああよかった。だけでなく、自分との関与をキッカケにこれまでできなかったことや何かに挑戦するような影響を与えてあげたい。

というような回答を導きだしました。


そして、ブラッシュアップした理念がこちら。


●自分が関与したことによってその人の人生によい影響を与える

●自分が伴走することでその人が挑戦する勇気を与える


加来さんが自分の思いを最大限に汲んで言葉にしてくださり、修正前と比べてこのフレーズのイメージが具体的に浮かんでくるような形になりました。

・伴走:寄り添う感じ。主役はあくまで「その人」。
・挑戦:前向きに何かに取り組む。行動する。チャレンジ。(また、前向きな人でないと挑戦はしない)
・勇気:その人が挑戦、行動するためのキッカケを与える。

という感じで曖昧でふわっとしていた部分がクリアになりました。

画像1

キレイにイラストにもしていただきました。加来さんありがとうございました。


ということで、この理念を胸に、すでに出会ってる人もこれから出会う人に対してもその人がよりよい人生を歩めるような何かに挑戦する勇気を与えられる存在に、すぐすぐは無理でも少しづつなっていければいいなと思います。


2020年の目標、がんばろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?