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最近見た映画の感想 2022.03-05
オーズ、バットマン、シンウルトラマンの感想ツイートまとめmore。
今回は(オーズを除けば)かなり満足度高いラインナップでしたね。
どのタイトルも赤い。
仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル
戦隊では恒例になってきた十年後企画の仮面ライダー版。
『復活のコアメダル』見てきた。10YEARS AFTERだなあ……って感じの内容だった。
— よごくす (@yogox) March 14, 2022
テン・ゴーカイジャーと比べると予算はオーズ>ゴーカイだけど、話の納得度やアクションのキレはゴーカイ>>>オーズだったかなあ。
復活のコアメダルの納得できなかった点1
— よごくす (@yogox) March 14, 2022
アンクの復活にそれなりの代償が必要というのは同意なんだけど、その割に人造コアメダル/グリードの誕生やカザリ・メズール・ガメルの復活はしれっと実現されてるので物語上の都合感が強い
評判は散々のようで私も高い評価ではないですが、プロットレベルではそんなに嫌いではないです。
ただ、諸々の都合から復活グリード勢揃いとかバースXとか出したせいで、やりたいことがボヤけてしまった感じがします。
バースXとか劇中で全く役立たずでバースのままでも何も変わらなくて、玩具やスピンオフのために作ったのが透けて見えるのがまた。
復活のコアメダルの納得できなかった点2
— よごくす (@yogox) March 14, 2022
グリードが「残った人間ももう僅か」みたいに言ってるけど、セルメダルの供給源である人間を滅ぼしてしまっては困るのでは?
いくら王が強いにしても積極的加担は違うと思う。
復活のコアメダルの納得できなかった点3
— よごくす (@yogox) March 14, 2022
古代オーズグリード吸収態だ!→肩がタマシーの使い回しじゃねーか
仮面ライダーゴーダだ!→肩がタマシーの使い回しのままじゃねーか
リデコ商品で楽することしか考えてないだろこれ……。
これもねー。
スーツ改修ならまだしも、確認したら本当にタマシーの肩そのままの形状でガッカリ。
予算的な都合があるのはわかるけど、ゴーダの胴メダルがハチなんだからタジャドルと空中戦してほしかった。
— よごくす (@yogox) March 14, 2022
アクションがほぼ全編、優勢な方がひたすら殴るor斬るの繰り返しで賑やかしのメダル弾飛ばしてるだけなのはしょっぱい。
アクション・CGは本当に酷かった。
タジャドルが戦うのに飛ばないて……。相手も飛びそうなメダル構成なのに。
この辺の演出が下手な感じも最近のTVシリーズと似通ってる感じ。
終盤がひたすらTVシリーズ最終回に重ねすぎてたのもなんだかなー。そこまでの助走があればいいんだけど。
— よごくす (@yogox) March 14, 2022
プトティラでボス撃破したのだけはよかった。プトティラ最強!!
TV最終回でアンクの幻が出てきてタジャドルを援護するのはアンクがグリードだからわかるけど、逆パターンをやられると映司の幻が出ても援護になるのか?と思ってしまう。
TVシリーズの終盤でグリード化しかけてたからあるといえばあるのか……。
復活のコアメダル、ほぼ満員といっていい入りだったのに終わったら即「オレはFINAL STAGE派」みたいな会話が聞こえてきたのが評価を物語ってると思う。
— よごくす (@yogox) March 14, 2022
ちなみに私はMEGA MAX派。
復活のコアメダルはたぶん脚本家が云々でなく、グリード勢揃いさせないととか商品展開考えてあれこれ出さないととか、作劇上の制約が強すぎたんじゃないかと思う。
— よごくす (@yogox) March 14, 2022
この作品でなく、令和仮面ライダーも含めて最近のライダーはしがらみに縛られて面白い作品を作れてない感じが強い。
ドンブラザーズとか見るとライダーと戦隊で相当に捻れが発生しているような。
しかしゴーカイジャー、オーズとトップクラスに人気の作品達でこれなら、もう10YEARS系はプライムビデオ見放題に来た時に見ればいいかなー。
— よごくす (@yogox) March 14, 2022
わざわざ劇場公開するんだしもうちょい気合入れてくれると思ってた。
さすがに付き合いきれん。
デカレンジャーからガッカリしっぱなしなのです。
とりあえず仮面ライダーはTVシリーズ以外で作品増やしすぎなのでは。
THE BATMAN
バットマンの新作。
DCはクロスオーバーイマイチだけど、ハーレイ・クイン、ジョーカー、バットマンとバットマンの単独ものがずっと当たり続きで素晴らしい。
夕方の枠しかなかったけど、黒が映える作品だし3時間の長尺は集中できる環境で見たい!とドルビーシネマでTHE BATMAN見てきた。
— よごくす (@yogox) April 4, 2022
ずーっとアクションと謎解きが波状攻撃しかけてくる。3時間だけどほぼ飽きずに集中して見られたなー。
見る前は夕方めんど・・・と思ってたけど、考えてみればバットマンは休日の昼間とかより平日に日が沈んで見た方が雰囲気あるから正解だった気がします。
見終わった後が少し肌寒い夜だったのも余韻があってよし。
今回のバットマンは「もう自己紹介パートとかいらんやろ」とばかりに回想とかなかったし、「ヒーローとは何ぞや?」みたいな類のドラマもなくて、3時間ぶっ続けでバットマンが事件解決にあたるのが非常に好みだった。
— よごくす (@yogox) April 4, 2022
そこら辺の話をサクッと飛ばせるのがバットマンの強みですね。
スーパーマンやスパイダーマンだとそうはいかない。
THE BATMANでお気に入りのシーンはカーチェイスと、リドラーがバットマンをおちょくるシーン。
— よごくす (@yogox) April 4, 2022
後者はみんな好きか。
リドラーは本当にすごくいい演技で、これを子供時代に見たらトラウマになりかねない。
バットマンお馴染みのヴィランとの対比もリドラーは、なるほどそう来たかーって感じだったし。
— よごくす (@yogox) April 4, 2022
DCはジャスティスリーグとかスーサイドスクワッドまたいなクロスオーバー物はつまらんけど、バットマン単体シリーズだと常に気合が入っててよい。
MCUはどうしても他作品の影がちらついて、「知らなくても楽しめるよ〜」みたく言われても「だったらそんな描写に時間を割かんでくれ」ってなるし、私は単体で見やすいバットマンシリーズが好きです。
シン・ウルトラマン
自分の中ではシンウルトラマンは、「シンゴジラ的世界観が続いていった中で異星人が現れたらどうなるか?」というSFと、「ウルトラマン制作当時の諸々の制約を取り払って原案から作り直したらどうなるか?」というIFをかけ合わせた作品という印象ですね。
私の中ではありです。
描写が云々言ってる人というのは、原作愛=表面的に表現をなぞることと思ってるのかな。
原作を作り上げた諸要素を辿って状況に合わせて出力し直せるほど理解できることこそ真の原作愛と私は思っています。
シン・ウルトラマン見てきた。
— よごくす (@yogox) May 16, 2022
109名古屋で見るとIMAXあるし道中てシン・ナナチャン見れてよいね。 pic.twitter.com/UyqNam3nnQ
この写真を見せたらフレに「キモい」って言われました。
ナナちゃん人形としては相当にマシなレベルなのに……。
名古屋人の感性がマヒしているのだろうか……?
内容に触れずにシンウルトラマンの感想書くの難しいけど、ネタバレくらう前に見に行った方がいいということでつまらんケースの該当パターンもいくつか想定して見た。
— よごくす (@yogox) May 16, 2022
しかしそういう低次元な内容ではなかったなー。
シンウルトラマンが賛否両論と言われるとそれはわかる気もする。
— よごくす (@yogox) May 16, 2022
ストーリーやデザインが思ったより攻めてたし、シンゴジラの方がわかりやすくエンタメしてた。
ウルトラマンのデザインが原案を大事にしてる一方で宇宙人は結構デザイン変えてたのが意外でした。
でもシンゴジラと同じことやってもしゃーないし、むしろシンウルトラマンはシンゴジラの後に見るべき内容に作られてたように感じた。
— よごくす (@yogox) May 16, 2022
シンゴジラを序破とするならシンウルトラマンはQシンかな。
でもシンゴジラが結構エヴァぽかったのに対してシンウルトラマンが逆にあんまエヴァみがなかったのは一つの批評ポイントになってるのかな?
— よごくす (@yogox) May 16, 2022
ウルトラマンだからあえて変えたとも取れるし、シンエヴァの内容を思い返すと庵野監督がその辺にはもう飽きてた可能性もある。
アニメっぽいケレン味もなければ怪獣プロレスっぽさもなくてなんか淡々とした戦い方でしたね。
シンウルトラマンと比べるならやっぱり『ULTRAMAN』(ザ・ネクスト)になるのかなー?
— よごくす (@yogox) May 16, 2022
ULTRAMANの内容をあまり覚えてないけど、覚えてないこと自体が評価の気がするな。
ULTRAMANも初期形態かつ最終形態のノアはほぼ銀単色で、色々なものが交じる度に色が増えていくデザインでしたね。
シンウルトラマンは最初の登場シーンが本当に素晴らしい。
ウルトラマンアグルより神々しかった。
シンウルトラマンが難しいのは、怪獣退治における政治や軍事でなく、異星人(外星人)が人類をどう捉えるかという点にリアリティを追求したからだと思うんだよなあ。
— よごくす (@yogox) May 16, 2022
正しく空想科学映画でありSFだね。その姿勢は好き。
怪獣退治て政府がどうこうはシンゴジラでやってますからね。
あとシンウルトラマンはあまりエヴァみがないと書いたけど、飛行原理を「スペシウムの応用」で片付けるのがエヴァ(というかその二次創作か)で何でも「ATフィールド」で片付けるのを思い出してちょっと笑った。
— よごくす (@yogox) May 16, 2022
エヴァの二次創作は何でもATフィールドの応用だし、ナデシコの二次創作は何でもディストーションフィールドの応用な時代がありました。
シンウルトラマンがシンゴジラを踏まえて来たとなると、次のシン仮面ライダーがどうなるかが気になる。
— よごくす (@yogox) May 16, 2022
仮面ライダーは巨大ヒーローではないのでそこはザックリと断絶するのか、災害→異星人→地球人同士と移ってくるからドラマ重視になるのか。
シン仮面ライダーの後にシンガンダムを仮定すると面白く変遷していきそうな気がするんだよなあ。
— よごくす (@yogox) May 16, 2022
人類対災害→人類対異星人個人→個人対結社(政府?)→地球人類対宇宙人類、となって全部構図が違う。
シンガンダムやらないんだろうか?
旧作
新作ではありませんが、ドルビーシネマで銀河鉄道999をやるというので見てきました。
自分が生まれる前の作品ですがメチャクチャ面白かったです。
銀河鉄道999の物語を2時間に詰め込んだうえでむしろ観客にゆったりした印象を与えるというのはまさにアニメ映画でした。
あまりにゆったりした印象なので途中で「あれ?この作品って『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』と前後編になってるんだっけ?」と思ったくらいです。
5月中にウワサの『犬王』を見に行こうと思ったけどタイミングが合わなかったので、月が変わったら見に行きます。
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