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最近見た映画の感想 2022.03-05

オーズ、バットマン、シンウルトラマンの感想ツイートまとめmore。
今回は(オーズを除けば)かなり満足度高いラインナップでしたね。
どのタイトルも赤い。

仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル

戦隊では恒例になってきた十年後企画の仮面ライダー版。

評判は散々のようで私も高い評価ではないですが、プロットレベルではそんなに嫌いではないです。
ただ、諸々の都合から復活グリード勢揃いとかバースXとか出したせいで、やりたいことがボヤけてしまった感じがします。

バースXとか劇中で全く役立たずでバースのままでも何も変わらなくて、玩具やスピンオフのために作ったのが透けて見えるのがまた。

これもねー。
スーツ改修ならまだしも、確認したら本当にタマシーの肩そのままの形状でガッカリ。

アクション・CGは本当に酷かった。
タジャドルが戦うのに飛ばないて……。相手も飛びそうなメダル構成なのに。
この辺の演出が下手な感じも最近のTVシリーズと似通ってる感じ。

TV最終回でアンクの幻が出てきてタジャドルを援護するのはアンクがグリードだからわかるけど、逆パターンをやられると映司の幻が出ても援護になるのか?と思ってしまう。
TVシリーズの終盤でグリード化しかけてたからあるといえばあるのか……。

この作品でなく、令和仮面ライダーも含めて最近のライダーはしがらみに縛られて面白い作品を作れてない感じが強い。
ドンブラザーズとか見るとライダーと戦隊で相当に捻れが発生しているような。

デカレンジャーからガッカリしっぱなしなのです。

とりあえず仮面ライダーはTVシリーズ以外で作品増やしすぎなのでは。

THE BATMAN

バットマンの新作。
DCはクロスオーバーイマイチだけど、ハーレイ・クイン、ジョーカー、バットマンとバットマンの単独ものがずっと当たり続きで素晴らしい。

見る前は夕方めんど・・・と思ってたけど、考えてみればバットマンは休日の昼間とかより平日に日が沈んで見た方が雰囲気あるから正解だった気がします。
見終わった後が少し肌寒い夜だったのも余韻があってよし。

そこら辺の話をサクッと飛ばせるのがバットマンの強みですね。
スーパーマンやスパイダーマンだとそうはいかない。

リドラーは本当にすごくいい演技で、これを子供時代に見たらトラウマになりかねない。

MCUはどうしても他作品の影がちらついて、「知らなくても楽しめるよ〜」みたく言われても「だったらそんな描写に時間を割かんでくれ」ってなるし、私は単体で見やすいバットマンシリーズが好きです。

シン・ウルトラマン

自分の中ではシンウルトラマンは、「シンゴジラ的世界観が続いていった中で異星人が現れたらどうなるか?」というSFと、「ウルトラマン制作当時の諸々の制約を取り払って原案から作り直したらどうなるか?」というIFをかけ合わせた作品という印象ですね。
私の中ではありです。

描写が云々言ってる人というのは、原作愛=表面的に表現をなぞることと思ってるのかな。
原作を作り上げた諸要素を辿って状況に合わせて出力し直せるほど理解できることこそ真の原作愛と私は思っています。

この写真を見せたらフレに「キモい」って言われました。
ナナちゃん人形としては相当にマシなレベルなのに……。
名古屋人の感性がマヒしているのだろうか……?

ウルトラマンのデザインが原案を大事にしてる一方で宇宙人は結構デザイン変えてたのが意外でした。

アニメっぽいケレン味もなければ怪獣プロレスっぽさもなくてなんか淡々とした戦い方でしたね。

ULTRAMANも初期形態かつ最終形態のノアはほぼ銀単色で、色々なものが交じる度に色が増えていくデザインでしたね。

シンウルトラマンは最初の登場シーンが本当に素晴らしい。
ウルトラマンアグルより神々しかった。

怪獣退治て政府がどうこうはシンゴジラでやってますからね。

エヴァの二次創作は何でもATフィールドの応用だし、ナデシコの二次創作は何でもディストーションフィールドの応用な時代がありました。

旧作

新作ではありませんが、ドルビーシネマで銀河鉄道999をやるというので見てきました。
自分が生まれる前の作品ですがメチャクチャ面白かったです。
銀河鉄道999の物語を2時間に詰め込んだうえでむしろ観客にゆったりした印象を与えるというのはまさにアニメ映画でした。

あまりにゆったりした印象なので途中で「あれ?この作品って『さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅』と前後編になってるんだっけ?」と思ったくらいです。


5月中にウワサの『犬王』を見に行こうと思ったけどタイミングが合わなかったので、月が変わったら見に行きます。

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