⑦自然治癒法ーでは具体的にどうするの?
わたしの自然治癒法について、10のキーワードを並べてみると、
『朝日を浴び』、『排毒』し、『少食』で、『バイ菌と共生』しながら、ヨガで『深く長く呼吸』し、『アーサナで体を動かし』、『何事も判断せず』、『笑って』、『感謝して』、『明け渡す(サレンダー)』。
1.朝日を浴びる--- 松果体を活性する
夜が明ける前にうちを出て、一時間半くらい歩いてカテドラル(大聖堂)の前を通り過ぎると、朝日が見えてくる。 朝の太陽は柔らかいので、直視しても目にも優しい。 朝日は松果体を活性化してくれるらしい。
松果体は、ヨガでいう第六チャクラ(第三の目)と第七チャクラ(頭頂)につながっている重要な脳の器官だ。 松果体を活性して、エネルギーの通りを良くする。
2.排毒 --- 入毒禁止
まず体に毒を入れないこと。
”薬”と呼ばれるものは、すべて捨てた。 薬が”一番の毒”だということがわかった。
ヘアカラー(天然のヘナ以外は発がん性の物質多く含む)、シャンプー(合成界面活性剤入り)、歯磨き粉(フッ素入り)も止めた。
20代から、ずっとヘアカラーをしていたので、どれだけの毒素を体内にためていたのだろうか。 ほんとに自分の体に謝りたい。ごめんなさい。
手術後、すぐにシャンプーを止めた。すると髪の抜け毛がかなり減った。今まで、どれだけの毒を体に入れていたのだろうか、恐ろしくなる。
お湯で洗うだけでも十分気持ち良いので、もう市販のシャンプー剤に戻ることはないだろう。
通常の歯磨き粉(ペーストタイプ)も止めた。
自然食品店で見つけたフッ素なしの歯磨き粉を使ってみたら、とても好きになった。 成分は。炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム(重曹)、炭酸マグネシウム、塩化ナトリウムなどの研磨用の粉だけ。これで十分だと思う。変な甘さもないし。 次からは、重曹で十分代用できる。
化学的に合成されたクリームなども使わないようにしている。 石油から作られているが、人体に害がない白ヴァセリンを使っている。
ありがたいことに、毎日ルームメイトのイローナが、わたしの分まで青野菜ジュースを作ってくれる。繊維分たっぷりの青野菜ジュースを飲んで、栄養補給と排毒をしている。
コーヒー、紅茶も止めた。
コレ自体が毒というわけではないが、カフェイン飲料をとると、ミルクも入れたくなり、ついでに甘いものも欲しくなってしまうので、止めることにした。
カフェインは二週間ほど取らないと、体から抜けるようだ。いまでは他の人のカップから漂ってくるコーヒーの香りだけで幸せになれる。
インドではチャイ(スパイス入のミルクティ)が大好きで、毎日飲んでいた。今思い出すと、チャイを飲みすぎていたと思う。
私は好きになると趣味でも食べ物でも、同じものを続ける傾向がある。だからヨガは上達しているのだと思うけれど、食べ物については意識して同じものは食べ続けないようにしよう。
最近までソヤパウダー(大豆の粉の飲料)を愛飲していたが、よーく内容成分をみてみると、砂糖や保存料などが入っていたので、これも止めた。
今、温かい飲み物は、生の生姜をすって湯に溶かして飲んだり、新鮮なカモミールを市場で買ってきてティーにしたり、タマリンドを湯に溶かして飲んだりしている。 そのまま白湯だけ飲むのも好きだ。 白湯を飲むとお通じは自然に出てくる。
一日水だけで1.5リットルくらいは飲んでいる。
現代の生活は、毒を避けようと思っても避けられない。自分の体の解毒能力を超えないように、加工されたものや化学的に合成されたものを意識的に避けるようにしている。
次は少食について、排毒とも関連しています。
(つづく)