GoogleのAIが数学オリンピックで銀メダル相当の快挙!人間の天才たちと肩を並べる
こんにちは、中村稔です。今日は、GoogleのDeepMindが開発した新しいAIシステム、AlphaProofとAlphaGeometry 2の驚くべき成果についてお話しします。正直、これを聞いたとき、私は「うそでしょ!」って思わず声に出してしまいました。
国際数学オリンピックで銀メダル相当の成績!
まず、驚くべき結果からご紹介します。
AlphaProofとAlphaGeometry 2が、今年の国際数学オリンピック(IMO)で6問中4問を解決
獲得点数は42点満点中28点
これは銀メダル相当の成績で、金メダルまであと1点!
国際数学オリンピックって、知ってますか?私、高校時代に数学が得意な友達がいたんですが、彼がこの大会に出場するために必死で勉強してたんです。世界中から集まった天才的な高校生たちが、超難度の数学問題に挑む大会なんですよ。そこでAIが銀メダル相当の成績を収めた。これ、本当にすごいことなんです。
AlphaProofって何?
AlphaProofは、形式的な数学的推論を行うための新しいシステムです。ちょっと難しい話になりますが、簡単に説明します
1. 言語モデルと強化学習の組み合わせ
人間の言葉を理解する能力と、自己対戦で強くなる能力を組み合わせたんです。
2. 形式言語の使用
数学者が使う厳密な言葉で証明を書くんです。これで、証明が本当に正しいかどうかを確認できます。
3. 自己学習能力
問題を解くたびに学習し、より難しい問題に挑戦できるようになります。
これ、チェスや囲碁のAIが自己対戦で強くなっていったのと同じ原理なんです。でも今回は、数学の証明という超難度の課題に挑戦しているんですよ。私なんか、高校の数学の証明問題で頭を抱えてたのに...。
AlphaGeometry 2の進化
AlphaGeometry 2は、幾何学問題を解くためのシステムです。前バージョンから大幅に進化しています。
より多くのデータで学習 :前バージョンの10倍以上のデータで学習しました。
高速化 :計算速度が100倍以上になりました。
新機能の追加 :複数の探索方法を組み合わせて、より複雑な問題に対応できるようになりました。
結果、過去25年分のIMO幾何学問題の83%を解けるようになったんです。これ、人間の数学者でも簡単にはできない偉業ですよ。私なんか、中学の図形の証明問題で挫折したのに...(笑)。
なぜこれがすごいのか?
1. 人間レベルの推論能力
数学オリンピックの問題を解くには、高度な推論能力が必要です。AIがここまでできるようになったのは、本当に画期的なこと。人間の知性に近づいているんですね。
2. 新しい数学の発見の可能性
このレベルのAIが数学者と協力すれば、新しい定理の発見や未解決問題の解決につながるかもしれません。フェルマーの最終定理みたいな難問も、AIの助けで解けるかも?
3. AIの汎用性の向上
数学的推論ができるということは、他の複雑な問題解決にも応用できる可能性があります。医学や気候変動など、人類の課題解決にも役立つかもしれません。
最後に-AIと人間の新しい関係
この成果を聞いて、みなさんはどう感じましたか?私は正直、ちょっと複雑な気持ちです。一方で、AIの進化にワクワクします。
新しい数学の発見、難病の治療法の開発などAIが人類の知識を大きく前進させてくれるかもしれません。
でも同時に、「人間にしかできないこと」がどんどん減っていくような不安も感じます。私、数学が苦手だったから「でも、AIには人間的な創造性はないもんね」って自分に言い聞かせてたんですが、もはやその言い訳も通用しなくなりそう...。
それでも、AIを「ライバル」ではなく「パートナー」として見る視点が大切だと思います。AIの力を借りながら、人間にしかできない創造性や直感を磨いていく。そんな未来が待っているのかもしれません。
みなさんは、数学オリンピックで銀メダルを取れるAIについて、どう思いますか?楽しみ?それとも不安?私みたいに複雑な気持ち?ぜひコメントで教えてください。
それでは、また次回。今度はAIと数学者の共同研究について調べてみようと思います。その頃には、AIが新しい数学の定理を発見してるかもしれませんね。中村でした!