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中国乗用車市場-新エネ車が主役の時代へ!


こんにちは、中村稔です。今日は、2024年7月の中国乗用車市場について、驚くべき展開をお伝えします。

本当に!!!

新エネ車、ついに過半数を突破!

まず、最大のニュースから。なんと、新エネルギー車(NEV)の販売台数が、従来型の内燃機関車(ICE)を初めて上回りました。正直、「えっ、もうそんな時代なの?」と驚きを隠せません。

  • NEVの販売台数:約87.9万台(前年同月比37%増)

  • 市場シェア:50.84%

これは、まさに自動車産業の歴史的な転換点と言えるでしょう。ガソリン車全盛の時代が、ついに終わりを告げたのです。



やっぱり強い!

全体市場は苦戦、でも新エネ車は絶好調

一方で、乗用車市場全体の販売台数は減少しています。

  • 総販売台数:約172.9万台(前年同月比3.1%減)

  • 4ヶ月連続のマイナス成長

この数字を見ると、「あれ?景気悪いの?」と思ってしまいますよね。でも、実は新エネ車だけを見れば絶好調なんです。従来型車の販売が急減しているのが、全体を押し下げているわけです。

どうなる日本!?

メーカー別の明暗くっきり

さて、各メーカーの具体的な販売台数を見ていくと、その明暗がくっきりと分かれています。

中国メーカー-快進撃が止まらない

  • BYD:340,799台(前年同月比0.2%増)

  • プラグインハイブリッド:210,799台

  • 純電気自動車:130,000台

  • Li Auto:51,000台(前年同月比49.4%増)

  • NIO:20,498台

  • Xpeng:11,008台

BYDの34万台超え、Li Autoの5万台突破。これらの数字を見ると、中国メーカーの勢いを感じずにはいられません。

日本メーカー-苦戦が続く

  • トヨタ:78.5万台(1-6月期、前年同期比10.8%減

  • ホンダ:41.6万台(同21.5%減

  • 日産:33.9万台(同5.4%減

日本メーカーの苦戦ぶりが際立ちます。特にホンダの21.5%減は、かなり厳しい状況を物語っていますね。

テスラ-好調を維持

  • 7月販売:74,117台(前年同月比15.3%増)

テスラは、依然として好調を維持しています。中国市場での存在感は健在のようです。


この状況をどう読む?

さて、ここまでの数字を見て、皆さんはどう感じましたか?私は、以下のようなことを考えています。

1. 新エネ車革命は、もはや止められない 
市場の半分以上を占めるまでになった新エネ車。この流れは、もはや後戻りできないでしょう。

2. 中国メーカーの台頭は本物 
BYDやLi Autoの快進撃を見ると、中国メーカーの技術力と市場適応力の高さを感じます。

3. 日本メーカーの巻き返しが急務 
かつては中国市場で存在感を示していた日本メーカー。新エネ車シフトへの対応が遅れた感は否めません

4. 市場全体の活性化が必要 
新エネ車は好調でも、市場全体は縮小傾向。消費者の購買意欲を刺激する施策が必要かもしれません。


未来はどうなる?

中国政府のNEV普及政策や新モデルの投入により、今後も新エネ車市場は拡大していくでしょう。一方で、従来型車の需要減少や価格競争の激化など、課題も山積みです。私たち消費者にとっては、より多様な選択肢が生まれる可能性があります。環境に優しく、高性能な車が、より手頃な価格で手に入るかもしれません。ただし、この急激な変化は、自動車産業全体に大きな影響を与えるはずです。部品メーカーや販売店、そしてガソリンスタンドなど、関連産業も含めた大きな転換期が訪れているのかもしれません。

皆さんは、この変化をどう感じますか?新エネ車に乗ってみたいと思いますか?それとも、まだ従来型車の方が安心できますか?

自動車産業の大変革期。その渦中にいる私たちは、この歴史的な瞬間をしっかりと見つめ、考える必要がありそうです。

それでは、新エネ車時代の到来に乾杯!中村稔でした。


本当に色々と変わってきそうですΣ(・□・;)

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