旅と断捨離
突然ですが、6月にインドに行くことになりました。
インド行きが決まったのは唐突で、少し先の話にはなりますが、私の心の中に「断捨離」という言葉がまた浮かんだのでした。
ヨガをやっているのにインドには全然興味がなく、興味がないどころか私の中では「危険」や「注意」などのワードしか浮かばない国だったので(ごめんよ)、きっと行くことはないだろうと思っていたのですが、インドでお仕事をしている札幌時代からの友人と行く機会に恵まれたのでこれはチャンスと決めました。
人生において、いつ何が起きてもおかしくないし、人は必ずいつかこの世を去るものなので、軽やかに過ごしたいとは思っていますが、そう言いつつも体感はなかなかできていないのが現実です。
ですが私の中のチャレンジな国、インドへ行くことを決めてから浮かんだ「断捨離」というワードは、生に対しての覚悟を思い出したからかもしれません。
友人の大正生まれのおばあちゃんが亡くなった時、風呂敷一枚に通帳など必要なものがまとめられ、それ以外の不要なものが全然なかったそうで、そんな風に周りに迷惑をかけない旅立ち方ってすごいと思ったのと話してくれたことを時々思い出します。
今ある私の物を風呂敷一枚にまとめることはできないですが、でも、私以外の人にとってはほぼ不用品になるので、処分に困るものや自分でもいらないけど何となくとってあるものは処分しようと思います。
「飛ぶ鳥後を濁さず」
と、何となくネガティブな感じに思えるようなことを書いていますが、実際にはとっても素敵な旅になりそうなのです。
友人が仕事で取引しているものは芸術作品レベルの刺繍製品で、今回のインド旅行の私以外の同行者は、彼女のお客様のセレブなご夫婦と常連のお客様というメンバーなので、私が抱いていた印象の「バックパッカーが行くインド」とは全く違う、素敵なホテルに泊まり、眼福ものの作品を作る工房を訪問したり、水上マーケットでお買い物したり、一般の家庭にお邪魔したりなどのスペシャルな旅のようで今からとってもワクワクしています。
とは言え、この機会にやはり断捨離を進めようと思うのでした。
先月行った沖縄でも思ったし、旅に出ると身軽になりたいと思うのかもしれません。
思いがけず、2024年は行ったことのない場所への旅行が多くなりそうな嬉しい予感。
旅するように生きることは憧れなので、いつでもパッと旅に出られるように、物も事もさっぱりとしておこうと思います。
読んでくださりありがとうございます。
みどり
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