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股関節に潜在的なトラブルを抱えている人は全国に400〜500万人存在すると推計されている。
薬で痛みをコントロールする、
人工関節に置き換え手術をするなど
治療法はあるが、、、

長時間歩くとズキズキ痛み出したり、寝ていても痛む人もいる。
股関節の痛みを避けようと全身のバランスが崩れてヒザや腰に負担が来てしまう。
妊娠中に負担がかかっていた股関節に、産後痛みが出てくることもある。

私も産後1ヶ月過ぎて、運動不足解消のために
ベビーカーを押してスタスタ歩くという
単純な運動をしていたら
足が上がらなくて、つまずいたり
股関節に痛みが出て、整体に行ってみたが
治らず何となく違和感がなくなってきた頃に
2人目の妊娠が発覚し
やはり産後、股関節が重たいような感覚があった。

痛み止めを飲むような痛さではないけれど、高い段差を上るときなどに
ウッと下っ腹に力を入れて注意をしながら動くというのはストレスだった。

ヨガをしていたけれど
当時は解剖学などに詳しいわけではなく
体のケア方法も知らなかった。
振り返ると、授乳の姿勢が悪く猫背になり
産後グラグラな骨盤のまま赤ちゃんを抱っこして股関節に、かなり負担をかけていた。
産後ヨガに通って、徐々に痛みが出なくなった。
あの時出会ったヨガの先生に感謝している。

今レッスン前に、生徒さんに体の痛みなどありませんか?とお聞きすると
腰が痛い、股関節が少し痛い。とおっしゃっる方が少なくない。

痛みの感じ方は数値化しにくい、患者さんの主観的な判断になるので
精神状態や体調によっても変わってくる。
運動療法などの保存的治療を行うにも、痛みが強すぎて満足に治療ができない場合は手術が必要。とこの本には書かれている。
もちろん常に痛みがあり、歩くこともままならないような場合は仕方がない。

しかし、私生活に支障が出てない段階であれば1度考えてみてほしい。
手術後のリハビリや鎮痛剤を飲むことを、、、ヨガインストラクター の視点だと
姿勢を改善しなければ
また痛みが出てしまう
という事をお伝えしたい。

ジェンガという、バランスを保ってブロックを積み上げていく遊びをイメージしてもらうと
わかりやすい。
生まれた時は、5段くらいの高さ
身長が伸びていくと10段15段とブロックが積み上がり、グラグラとバランスを取る事が難しくなる。
椅子に座るときに、足を組んだり
立っているときに、片足重心になっていたり
歩いているときに、靴の底が外側だけ減る人
寝ているときに、必ず体の右側を下に向けている人
日々の習慣が、体のクセとなり、姿勢が崩れていく。
ジェンガは、なんとかバランスを保っている状態。
指で押したらスッと抜けるブロック(負担が少ない)
押しても、びくともせず全体がグラグラ揺れて抜けないブロック(負担が多い)

この負担が多い場所に痛みが出てくる。
西洋医学的に、手術をしたところで
負担があるブロックを新しいブロックに変えただけ、もしくは痛みのあるブロックの上にセロテープを貼って補強しただけ。
姿勢が悪ければ、また同じ場所や
近辺に痛みが出てくるのだ。

ヨガの基本のポーズを丁寧に練習して、
マットの外での生活では姿勢を正しく保つことが大切。
姿勢を保つには、適度な筋肉が必要となり
ボウリングの玉1つ分の重さの
頭を支えている、細い首に負担のないように背筋を伸ばし
上半身と下半身を繋ぐ
股関節を意識して両足に均等に体重を乗せましょう。

もし整体に行っても、マッサージに行っても
痛みや違和感が取れなくて
困っている方がいらっしゃいましたら
ぜひ、ぜひお近くのヨガスタジオに足を運んで下さいね♪(いまはオンラインでもレッスン可能ですが、先生に直接姿勢のチェックをしてもらうことをオススメします)

#整体 #股関節 #姿勢 #ダイエット #ヨガ #ヨガインストラクター #yoga

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