人生は、春の穏やかな空のような日もあれば
暴風域に入る日もある。
女性ホルモンの講座をしていて、よく例え話で使うのが
人生を『春夏秋冬』だと考えるの。
生まれたばかりの赤ちゃんは、みんなを笑顔にして何もかも初めての経験からスタートする
それは春のようにポカポカ幸せな日々。
青春時代から、雨雲が出てきてジメジメ梅雨のシーズンが到来する。
友達同士のいざこざ、両親に反発してみたり
恋愛をして新たな自分を発見したり
かなり大荒れ。
成人して夏が来る。
お祭り、花火、海に出かけ、山に出かけ
夏を目一杯楽しむ。
成熟して仕事や、出産子育てに励む。
更年期は、まだ迎えていない私ですが
先輩方々のお話を聞いたり、女性作家の本やエッセイを読むと『秋』のような気がする。
衰退でもなく、病気でもなく
女性がさらなる段階に進むための円熟、進化の過程である。
生殖活動と子育ての役目から解放され、種全体の進化のために貢献できる存在。
食欲の秋
読書の秋
スポーツの秋
今までの経験をもとに、楽しめる時期なのではないかな。
ヨガをして、脊柱にエネルギーのブロックがないなら
更年期障害というものは存在しないそうです。
食生活の乱れや、子育てがまだひと段落できてない高齢出産の方は
子どもの思春期と自分の閉経が重なることになり
家庭内が梅雨と台風のダブルパンチ状態になるでしょう。
更年期というタイミングを穏やかに過ごすために、インナーチャイルドを浄化して否定的な経験を知恵に変換することが
人間進化の原動力となる。
更年期を嘆き、薬剤を使用して抵抗する代わりに
自然の流れとして受け止め通過儀礼として受け入れたい。
人生の後半に突入する事実を認め、死という絶対不可避な現実と向き合う。
慢性的な恐怖は病的な症状、自身を弱らせてしまう。
『実りの秋』となるように
いま夏まっさかりの30代の私は
どのように過ごしたら良いか。
夏バテしないように頑張り過ぎない事。
クーラーで体を冷やし過ぎない事。
夏の夕暮れを楽しみ
夏の朝の清々しい空気を浴びよう。
草木がグングン成長し
青空でグングン大きくなる入道雲のように
いろんな経験をして、失敗をしながらも
懐が深く、情に熱く、人の痛みに寄り添える
女性へと成長していきたい。
優れた洞察は、他者と自分との間に適切な境界線を引く
あらゆる経験を非難せず、見過ごさず、ことさら肩入れすることもなく、尊ぶ。
すると興味深く、魅惑的で、しかも刺激的な様々なチャンスを至高なる存在と宇宙は私たちに与えてくれるよね。
コミュニティ（Comm-unity＝ともに一体化する）
私たち人類は全て親戚同士。
私達は財産と運命を共有している。
秋を過ぎた、冬の準備までは
まだ想像に及ばない。
未熟な私ですが、両親の冬支度を手伝い。
先輩方を見送る心の準備は必要かもしれない。
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