皮膚から静かに侵入してくるもの
『経皮毒』という言葉をご存知でしょうか?
現代を毎日ふつうに生きているだけで体に侵入している毒素なんです。
アレルギーの原因、婦人科疾患へ影響する怖い存在。
経皮吸収の仕組みを知って、
より良い商品を選ぶこと、
私たち一人一人が賢くならなければ!🎶
無添加、天然素材、オーガニックなど
色々な表記がありますが、
食材の裏面の内容物をチェックするように
日用品にも意識を向けていきましょう。
▷皮膚は人間の体で最大の臓器
総面積は成人で畳1枚分ほど、
暑さ寒さの感知、圧力を制御したり、太陽光の紫外線からDNAの損傷を防いでくれています。
適度な潤いと、弾力があると、
外側からのウイルスや異物をバリアしてくれる機能があるのだ。
でも『肌に浸透する』という化粧品会社の謳い文句に聞き馴染みがあるように、
悪いもの(化学物質であっても)もじわじわ吸収してしまう=経皮吸収
化粧品会社で働いていた私。
『肌になじみやすい』とか『しっとりする』など良いと思っていた言葉に、
今では恐怖を感じます。(健康被害があるものを販売していたなんて、知らなかった)
洋服の洗剤に含まれる化学物質により肌荒れや、かゆみが起こるということは
育児本を見て知り、それが経皮毒だということに気がついたのです。
乳児には『肌にやさしい洗剤』を使いましょう!って書いてあったことに疑問を感じ
じゃあ大人は大丈夫なの?と。
大丈夫ではないんです。涙
子供が痰の絡む咳をしている時に、
小児科で良くいただいた『ホクナリンテープ』も経皮吸収で気管支を拡張する作用のある薬です。
注射や点滴より痛みが少ないという
メリットがありますね。
注意するポイント!
・合成界面活性剤・乳化剤・防腐剤
この文字を見つけたら、買うのをためらってほしい。
もしくは使用頻度を落としてみよう。
成人より小児の方が吸収率が高いので、とくにお子様がいらっしゃるご両親に知っていてほしいです。
私も、経皮毒や添加物を気にして買い物しはじめてから、まだ4年ほど。
それまでは無関心でした、偉そうなことは言えません。
プラスチックの食器やおもちゃ、子供のお尻拭きやオムツ、シャンプー、ボディソープなど、たくさん有害なものを与えていたんだなーと反省している。
過去の自分を責めるのではなく、
今気づいたなら、これからの選択を変えていきましょう!
▷どこから吸収されやすいか?
皮膚の薄い部分=バリア機能が弱いので
性器周辺の粘膜や、まぶた、耳の後ろなどが吸収スピードが早いです。
肛門から坐薬を入れたり、舌の裏に舌下錠などは効果が早く出るんですよね。
日用品の何から変えたら良い?という質問をよく受けるのですが
まずは『歯磨き粉』『生理用品』の粘膜吸収されるものから✨
一般商品よりは値段が高いけれど、
長期的な目線で医療費を抑えることができること、なによりも安心安全ということで心の健康にもつながりますよ。
▷経皮吸収した化学物質はどこへいくの?
毛細血管→血液循環によって全身へ→肝臓にたまる
肝臓が無毒化してくれ尿や便として体外へ排出されます。
(数日かかる、完全には排毒されない)
もうひとつのルートは
リンパ管→リンパ節を経由→全身を巡り続ける→皮下脂肪、子宮や脳に蓄積していく。
蓄積量が一定量を超えたとき、猛威をふるいはじめ
さまざまな病気、がん細胞に変化、アレルギー反応を引き起こすのだ。。。怖すぎ
品質表示は薬事法により、表示義務がありますが、カタカナの難しい表記になっていて
私たちには、なんだかわからなーいってかんじですよね。(先方の思惑です、、、)
医薬部外品に関しては『全表示』の義務がないの。怖
厚生労働省の認可がおりていますが、
アメリカやヨーロッパでは『使用禁止』の有毒な成分も日本では使用できるくらい
ゆるゆるの日本なんですよー、、、
だからこそ消費者が勉強して、どの商品を選ぶか、どの企業理念が自分自身に響くのか、
目を光らせていくしかないんです。
『自分の身は自分で守る時代』
買い物を担当している母親である私が、
家族の健康、運命を握っていると言っても過言ではないでしょう。
▷合成界面活性剤とは?
塩素と結びつくとダイオキシンを発生する、血液を通して子宮にたまり胎児にまで影響する。(先天的な異常)分子が小さく、分解されない。pH値に左右されることなく、
濃度が薄くても作用するので、家庭排水として川や海に流されてから生態系への影響もある。
皮膚に必要な脂をうばい、皮膚に痛み、かゆみを伴う。
洗濯用洗剤は、よくすすいでも繊維に残留するんだよね。
殺精子作用もあるので、不妊の原因とも考えられる。(1930年台から比べて、現代の男性の精子の数は半分になっている)
そのほか、よく見かける成分。
◉PG(プロピレングリコール)
消毒剤、ウェットティッシュなどに入ってます。
血液に入ると、赤血球を破壊。
染色体異常を引き起こす可能性あり。
◉OPP(オルトフェニルフェノ-ル)
皮膚や粘膜を腐食する、ヘモグロビン量低下、腎臓の異常、寿命の短縮の可能性あり。
発がん性物質、環境ホルモン物質
◉EDTA(エデト酸塩)
奇形を生じるという実験結果あり、カルシウム欠乏症、血圧降下、腎機能障害を引き起こす可能性あり。
◉タール系色素(赤色00号など)
アレルギーを誘発、皮膚に黒いシミの原因、発がん性の疑いあり。
そのほかにも書き切れないほどの成分が。。。
おうちの中の有害商品ぜーんぶ手放すのは難しいよね。まずは使い切り
次は買わない!という判断をしてほしい。
あなたの健康のため
あなたの家族の健康のため
地球環境のため
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