アーユルヴェーダとヨガの関係
どちらも古代インド発祥の哲学。
VEDAという宇宙の知恵を記した書物が残されている。
5000年ほど前からと推定されているが、それ以前から実践されていたかもしれない。
本当の自分を見つける方法、真の幸福とは・・・
プルシャ(本当の自分、真我)とプラクリティ(自性、根本原理)の2つからなる『自分』があると考える。
●アーユルヴェーダ
外側(体)から五感や心を満たしていく方法を教えてくれる伝統医学。
人生には4つの目的があるとされ、心身に不調があるとその4つの目的を達成できないため、体とこころを癒していくこと、病気の予防、健康増進、そして若返り方法も発展した。
体内に溜まった過剰なドーシャ(エネルギー)やアーマ(未消化物)をデットクスすることが大切で、パンチャカルマという浄化法がある。
ドーシャのバランスを整える食生活や、日常生活について、生命力をあげるための実践方法が記されている。
●ヨガ
答えを自分の中に見つけていく方法。
心や体を指揮している、本当の自分の制御をして俗世から離れた修行や、解脱のための瞑想、呼吸法をすることで、チャクラの浄化を目的とする。
シャットカルマという浄化法、マントラを唱えて心を整え、アーサナで瞑想しやすい体に調整していく。
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アプローチ方法は違うけれども、どちらも健康に幸せに生きるための哲学。
そして病気などの苦しみから離れるための日常生活、体と心の鍛錬である。
ヨガだけをしている方は、幸せというゴールへ回り道をしているようなもの。
どちらも併用し、実践していきましょう。
ヨガとアーユルヴェーダは『姉妹科学』と言われるほど、切っても切り離せない関係で、ヨガを実践していく中で食事に興味が湧いてくる。
アーユルヴェーダを実践して体が浄化されると、ヨガをして心も磨きたくなるのか自然な反応だよ。
日本でも、10年前よりもヨガ教室に通う人、YouTubeなどの動画を見ながら
ヨガを練習している人が増えて嬉しい。
まだまだヨガ=ワークアウト
と、思っている人が多く
体を酷使して、怪我をしたり
あのポーズができるようになりたい!と
執着している人にも出会います。
しかしヨガ=ココロのクレンジング
そして、アーユルヴェーダを日常に取り入れて
自然と調和した生き方をしていくことで
穏やかなココロと共に、幸せを感じることができるのよね。
ヨガは自分の心と体に向き合う=内観
最近はポカポカ陽気で、まさに『春』
アーユルヴェーダでは季節ごとに乱れやすい性質があると考えられ、春は特にKAPHAという水のエネルギーが過剰になる方が多い。熱を作り出す力も、水分を排泄する力も弱いので、気温が上がってきても冷えに注意しましょう。 生姜や胡椒などのスパイスを積極的に摂り、おすすめのヨガのアーサナは、肩立ちのポーズや魚のポーズ。
体調をコントロールするためのヨガ、アーユルヴェーダを上手に日常に取り入れてくださいね♪
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