伝える力、受け取る力
伝言ゲームって子どもの頃やりましたよね?
聞き取り力と説明力、記憶力が試されるので
意外と難しい。
途中で意味が変化していき、
最後の人の時には、全く別の内容になっていて面白いのです。
なぜ話が変化していくのか。
それは記憶というものが、曖昧であること。
人間は、なんとなくの思い込みで理解して、発言しているということ。
これって、とっても怖いことで
素直に全部を理解してもらうためには
一方通行ではなく会話が必要となる。
人によって同じ事柄でも、ココロの質(純性、激性、鈍性)が違うから、ココロの作用や解釈が違うのだ。
聞きたい言葉だけ聞き、耳が痛い話には心を閉ざすこともある。
そして今は情報を得ようとネットで検索すると、それが正か誤か見極めることが難しい。
何かを調べる時は、片方の意見に偏らないように反対意見の記事も読んでみると良い。
では伝える側になると、自分の思いが熱くなり過ぎると相手は鬱陶しさを感じ、
伝える人に熱意がないと聞き手の心に響かない。
毎日ヨガインストラクターとして、生徒さんの健康促進と幸せのためにヨガの素晴らしさを熱意を込めてお伝えしている。
しかし、本質が伝わらない人もいること。
理解してくれるタイミングが少し遅い人。
私の伝えたいことから違っているけど、何かヒントを得て自分なりに解釈する人。
色々な人がいるから面白いし、それで良いのだ!と思っている。
もちろん相手の耳ではなく心に伝えるには、温かい気持ちのこもった表現力が必要であるし
努力をしているけど、
価値観や幸せの基準などは、人それぞれ。
伝える側は『伝えたい!』という欲望(エゴ)を手放して、
いつか聞き手の人生の一部となれば良い。というスタンスでいると生きやすい。
そして、独りよがりになってはいけない。
意見に同意してくれる人だけを大切にしてはいけない。
なるべく多くの人の心に響かせるためには
声のトーンや、優しい口調。
適切な言葉のセレクト、そしてバイブレーション。
自分の心の中にある今の気持ちを
表現するための言葉を沢山用意してあげる
(ボキャブラリーを増やす)
心の細やかな動きを表現する言葉を学び
言葉は美しく使うと
ねじ曲がらず、素直に伝わりやすくなるよ♫