義務教育にすべきホルモンの話
ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーのELLYです。
あなたは今元気ですか?
100%不調なし!
朝スッキリ目覚めていて、快便!
そしてお肌もピカピカしてます!と言い切れる方は少数でしょう。
肩こりや頭痛は慢性的だから、不調であるとも気がついてない人や
常備薬がないと、不調になるので手放せない。という人が多いから
整体やマッサージ店が増えて、薬局や病院が潤っている。
健康意識が高まってるとはいえ、あまりにも健康に対しての優先順位が低いと感じる。
だからこそ、このブログでは
色々な気づきをシェアして、健康や幸せに導く知恵を記しています。
今回は、色々な夫婦の不妊治療の経験談がまとめられている本を読んだ。
『生理痛がひどく、2ヶ月間生理がなくても嬉しいと思っていた』
『29歳で結婚し、最初の2年は避妊していた』など、知識不足による不妊が多い事実。
苦しまなくて済んだかもしれない人々の声を聞いて、悔しいし残念だ。
経験談を話してくれた、その女性達だけの責任ではない。
女性ホルモンについて、生理、そして不妊の原因となる生活習慣(睡眠、食事、運動)について教育不足の結果である。
子どもが欲しい!と思ったタイミングで初めて、基礎体温を測定するのでは遅いということ。
子どもを将来授かりたいと思うなら、子どもを育むための温かくフカフカした子宮を大切にケアする必要がある。
小学生、中学生への性教育の内容を、改正し産婦人科医に臨時講師として
来てもらうのはどうだろう。
ここで発信をしながら
将来妊娠を希望する女性、いつかは自分にそっくりな子どもが欲しいと思ってる男性に届けー!という思いだ。
『痛かったら、痛み止めを飲むんだよ』No!
『生理痛は、我慢だよ』No!
『若いから、すぐ妊娠できるよ!』No!
生理痛はホルモンバランスが乱れてるサインであり、白い砂糖や動物性脂肪の取り過ぎで
振り回されていること、ご存知でしょうか?
生理用ナプキンの化学物質を膣から吸収して、痛みを増してること、布ナプキンや月経カップという選択もあるんだよ。
痛み止めを飲み続けると、いざ外科手術をしなければいけない時の麻酔が効きにくくなるよ、そして何より体に毒だよ。
産婦人科に行くというのが歯科に行くくらい、ハードルが低く
あたりまえに定期診断できると良い。
20代の妊婦→10%
30代の妊婦→15〜18%
40代の妊婦→40%以上
流産を経験する方の割合。
こんなに悲しい経験をされてる方が多いのだ。
25才の妊婦→1205人に1人
35才の妊婦→295人に1人
40才の妊婦→100人に1人
胎児の染色体異常が見つかる(ダウン症など)
善悪の問題でなく、こんなにも如実に
生殖機能は日々衰えていく。
経済的に安定してから、もしくは夫婦2人の時間を楽しんでから子どもが欲しい。と
のんびりしていても後悔しないでしょうか。
周囲の人からの
『2人目はそろそろ?と聞かれるのが辛かった』
という声も書かれていた。
1人妊娠出産できたからといって、またすぐに妊娠ができることは奇跡なんだよね。
性教育で避妊について、教えるだけでは
このような言葉で、傷つく人が減らない。
もう子育てを終えた世代も
これから子どもを授かるかもしれない世代も
みんなが妊娠出産という、尊い生命の起源、生命の科学、人生のビッグイベント、そして死についても学ぶ必要があるよね。
私も偉そうな事を書いてるが、23才で妊娠が発覚するまで
妊婦さんの体と心の負担や、命を守るという責任、出産が命懸けであることについて
理解できていなかった。
結婚をした先輩に『先輩の赤ちゃん可愛いだろうなー!早く見たいな』となんの悪気もなく、言った記憶もある。
今考えると、ゾッとする。
産婦人科内には、妊婦さんだけでなく不妊治療のために通院されている方がいること、
お腹の子を下ろすための手術を受ける人がいること
涙を流す人もいれば、笑顔が溢れてる人もいる、とても特殊な場所なのだ。
私は木曜日に、ママandベビーヨガレッスンを
している。
色々な経験をされてきた、新米ママたちに
少しでもカラダ特に子宮とココロの回復をしてほしい。
そして、もし2人目を考えてる人がいるのなら
その時の準備としてできる骨盤底筋のトレーニング、栄養学、子育てに役立つヨガ哲学などもお伝えしている。
女性の人生は、めまぐるしく楽しい!
と思えると幸せですよね。
女性の子宮は、小宇宙。
不思議な魅力、芯の強さ、愛溢れる優しさ。
母なる大地のような安定感。
女性として生まれてこれてよかった、と思える人がもっともっと増えますように。
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