学校も企業も、とりあえずGWまでは自粛することを発表している。
GW明けを楽しみにしていると、自粛期間が伸びた時に心が乱されると思う。
目標を掲げることは悪くないが、限界値やゴールを設定してしまうと
ゴールが遠く離れていくと辛くなる。
多くを望まない、明るい未来を想像する中でも
地に足をつけて最悪のケースも想像すること。
そしてどん底を味わうと、どんな些細なことにも幸せを感じることができて
正負の法則を体感することだろう。
今日は暗い雲に覆われた空の東京です。
こちらの本を読みました。
人間は食べる前から、商品の裏に書いてある成分表や、知識経験による食感などを想像している。
食べログなどで評価されているメニューの味を頭の中で判断して美味しさを左右している。
情報過多のため、舌で味わうより答え合わせをしているようだ。
せっかく口にするものは、栄養価が高く美味しいものが良い。
でも、見た目に惑わされて栄養価が低いものにも手を伸ばすということは少なくないはず。
どんなメニューにも、その道の『食通』と言われる専門家がいる。
その人が美味しいと言えば、人気が出たり
その味を美味しいと思える人が、舌が肥えてるなどと言われる。
感覚はそれぞれ違い、美味しさを数値化するのは難しいけれど
現代人にとって情報は美味しさの1つなのである。
味を見る前に動物は匂いを嗅ぐ。安全かどうか察知している、味覚で異常が見つかれば吐き出す。
現代人はその感覚が鈍くなっているため、消化管に達してから腹痛や下痢、胃のむかつきを起こす。
五感よりも、賞味期限、消費期限で判断していて食品業界、企業を信用しているのだ。
異物混入やO-157など、今現在はウイルスが付着していないか、、、
消費者は恐怖と不安を抱えているし、価格が適当なのか、安全情報の開示(生産者の顔を見ることができる)を求める声も増えている。
トクホ(特定保険用食品)や
ミシュラン三つ星!などの情報で
消費者は心を動かされる。
ベジタリアン、ヴィーガン、マクロビオティック、ローフード、ファスティングetc...
色々な情報、食べるものを選択できることは恵まれている。
何を信じるか、何が自分自身に合っているのか、試してみて五感からカラダとココロの声を聞くことが大切だと思う。