縁の下の力持ち ムーラダーラチャクラ
今のマイブームは、タントラ的(密教的)な視点からチャクラを見ていくことでーす。
こういうこと感じる人多いと思いますが、あまりに一つのことが好きになりすぎて、一般知識など無視して、その対象物に自分の基準のみで接していくっていう行動。こういうのをオタクというのかな? 英語だと”ナード”。私の旦那様も、インターネットも、個人パソコンも存在しない、1984年の頃からのコンピューターオタクで、だからこそ、その知識を生かして、今我が家の家計をしっかり支えてくださっている。そんな我が家なので、私はナードという言葉が大好き。で、ナード的にチャクラを語ってみたいと思います。
第一チャクラ ムーラダーラについて。位置的には会陰と尾骶骨の間に位置しているそうですが、(見たことないから分からないので、だそうなとしか言えません。)私は、第一チャクラを意識する時には、骨盤底筋全体に意識を向けています。骨盤底筋は、お腹の下の方に横たわり、内臓を支えてくれている縁の下の力持ち的な存在。意識するだけでなく、呼吸を止めた時に、この筋肉をえい!と押し上げるような練習もしています。
第一チャクラのエネルギーも、骨盤底筋同様に、生存力や行動力など、生きていく上での一番大事なエネルギーを司っています。私たちが暮らす物質社会においては、金銭的なこともこのチャクラに関わっていると思います。このチャクラを健全に活性化するのには、生存に関わる事をしっかり整えるのが大事。例えば、正しい食生活や睡眠、健全なお金の使い方など。私が人生のどん底に落ちた時、お金に関してのトラブルが大きかったです。第一チャクラの生存生命に関わるエネルギーがお金と一緒にだだ漏れだったせいか、体力は全くなく、常に目眩や睡魔に襲われていました。
また、ハートチャクラとも関わりがあるけど、人助けのために金銭的な支援をしたら、逆に騙されていた、みたいな。これの原因は、未熟な私には真の愛と偽の愛の区別がなく、更にお金について余り考えていなかった事も要因でした。とても幸運だったのは、Dave Ramsyショーという、お金について勉強できるラジオショーに出会い、家計の流れを全て把握できるようにし、どこにどれだけのお金を使うのか、全て自分の意思で行う事を学ぶことができ、約3年かけてそれを習慣化していきました。
お金の流れとは、まさしく自分のエネルギーの流れと同じです。どこにどれだけの労力を使う価値があるのかをしっかり考えて行動することで、人生の流れの方向性を自分の意思で決める。 お金のない昔であれば、この労力は、狩や農耕に使われていたことでしょう。こうして、生活の基盤をしっかり整えることで、大地に根を下ろし、生活を安定させることができることから、このチャクラは、英語でルートチャクラ(根っこ)とも呼ばれています。
このように、生きるための土台が第一チャクラの司るエネルギー。まずは、何よりもこれを安定させない限りは、その上の他のチャクラエネルギーを活性化させても持続はできないと思います。
Sat Nam
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