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妻の精神安定剤でいることは、自分の生きがいを守り続けること。

インターネットから失礼します。
北沢よがです。

実はここまでの記事は結婚前に書き溜めていた記事だったと言うことをカミングアウトします。

なのであたかも新婚生活をエンジョイしてるかのような文面だったのも全て僕の想像であり妄想であり空想です。
つまり、「空想新婚生活シリーズ」だったわけです。ごめんね。

しかし、結婚前から妻と暮らしてきたことは嘘ではないので、僕が日々感じていることを書き連ねようかと思います。
鬱憤とかストレスとかの類ではなく、僕らの朗らかな日常についてなので、そういったスキャンダラスな内容を期待していらっしゃる方はハートだけポチッと押してNetflixでグッドプレイスを見に行ってほしいです。めっちゃおすすめ。

奥様は脚本家

魔女ではなく、自称でもなく、紛れもなく妻は脚本家であります。
テレビドラマやテレビアニメ、トレーディングカードゲームのシナリオなどその活躍は多岐にわたり、妻のWikipediaページが存在するほど。
つまり業界人ですごい人なのです。



自慢しちゃった///



そんな虎の威を借る狐であるフォックス北沢ですが、僕はITベンチャーで中小企業のホームページをしこしこ作ってる人です。

作家業をされる方のほとんどは家とかカフェで作業をすることが多いと思います。
ITで働く人もリモートワークをされる方が多いと思います。僕もそう。
つまり、僕たち夫婦は家で同時に仕事をするタイミングがあるのです。

家で仕事をするなら当然のごとく仕事部屋で仕事をします。
そこを僕らは「書斎」と呼んでいます。
ワークスペースではありますが、ここも立派なプライベート空間。
だけど特別にみんなに無料で見せちゃうよ!

これが秘密の仕事部屋だ!

ほぉ〜
あれ、ちょっと
こんな環境で仕事できるわけねえだろ!!!!!!!(もっと飾りたい)
光るウルトラマン置くなよ気が散るだろ

ぼく「そんなことないもん!別にこれくらいじゃ気が散らないもん!」

ぼく「これは仕事が嫌すぎて手持ちのフィギアを並べた時の写真ですね」
※こちらの飾り付けは撤去しました(書斎に移動)

ぼく「あっ、でも大した量じゃないし…」(しまいました)

ぼく「それはほとんど空箱だから…」

ぼく「いつの間にかツイートしてんなよ、ちなみにこれが光るウルトラマン。でかい。」

ぼく「あれ?これ僕のおもちゃじゃないぞ」

ぼく「おめえも連れてきてんじゃねえか!!!!」
(右のクライナーロボは僕が組み立てました)

妻曰く、これでもだいぶ減らしたらしいです。

ほんとごめん

ご夫婦で特撮が好きなんですか?

小さい頃からウルトラマンが大好きで、その熱は大人になった今でも冷めることはなく、お金を自由に稼げるようになった今だからこそではありますが、日々フィギュア集めに邁進しております。
毎月のように発売されるフィギュアやソフビを吟味して、どれを買うかを決める時間は僕にとっての幸せな時間の一つであります。

対して妻は大学時代から特撮を見始め、主にスーパー戦隊シリーズを見ていたようです。
妻はフィギュアというより円盤(作品のDVDとかBlu-rayのこと)を集めるのが好きだったようで、特に気に入っている作品は躊躇わずに買っていました。
話を聞くとおそらく全作品を見たらしいです。(途中で挫折した作品もあったらしい)

そして何を隠そう、妻は円谷プロダクション(ウルトラマンとか作ってる会社)に在籍していた時代があり、そこを経てプロの脚本家になったわけです。
なので、当時関わっていた作品のグッズなども集めていました。(だからジードやルーブのグッズが多かったんだね)

そんな妻は円谷に入るまでウルトラマンを全く知らなかったんだから驚きです。

なので、僕の趣味にはかなり理解があります。
本当に結婚してよかった。

暮らしの話

まんだらけの一角に匹敵する量のフィギュアのせいでだいぶ話がそれましたね。
7月に今の家に越してから今日に至るまでの短い期間で、僕らの生活様式が確立していきました。
生活する上で欠かせないことや放ってはおけないことってたくさんあると思います。
例えば「家事」です。
僕たち夫婦は当然共働きなので、専業主婦ないし専業主夫はいません。

では普段どうしているのか?

答えは簡単「分担」です。

不得意の押し付け合いはしない

僕は洗濯が苦手です。というか嫌いです。
だけど、掃除や片付けは大好き。皿洗いとかは苦じゃないタイプ。
対して妻は掃除や片付けが苦手で皿洗いは食洗機に任せていた人なので、少し抵抗があります。
だけど、洗濯が好きという面があります。

こう見るとお互いの得意不得意がちょうど良く噛み合って、自然と分担ができています。素敵だね。

そして何より、これはルールとして決めようとせず、臨機応変に対応し合おうとしたのが「料理」です。

僕は朝ごはんを食べないタイプの人間なので、必然的に朝食を作る必要がない上に、休日の昼ごはんすら食べないこともあるので、実際料理をする機会は夜しかない場合がほとんどです。
だからガリガリなのか。

一方で妻は、朝から夜遅くまで作業していることもあれば、仕事で外出して夜遅くに帰ることもあります。

そんな中、妻に料理を作らせるのは、なんだか忍びないので、料理はお互いの状況を見てどちらかが作ることにしています。
妻の体調がすぐれないときや、仕事で手一杯のときは僕が作り、妻に余裕があるときは料理を作ってもらっています。
どちらの都合も良くないときは無理せず外食や出前を取ったりもします。

そこまで器用な人間じゃない僕たち夫婦にとってこれは革命的で、これのおかげで生活の難易度がグッと下がり、ストレスも少なくいられるのかもしれません。
でもできることなら僕が家庭に入り、全てこなせるようになれれば妻にとっても負担が軽くなるのかな〜と日々考えています。

ワーカーホリックな妻なので、何か仕事がないと時々不安になったりすることもあるみたいです。
対象的に、僕はできるだけ仕事はしたくない人間なので、僕自身は専業主夫になること自体、何も抵抗がないです。
でもそれは僕の人生を楽に生きる為だけの手段なので、もしかしたら褒められるような事では無いのかもしれないです。

だからこそ、妻の負担や不安をできる限りなくすことが僕のミッションであり、妻にとっての精神安定剤でいることこそが僕にとっての生きがいになります。
妻にとってこれが支えになっているといいんですけれど。

自分のやりたいことは我慢しない

先ほど僕は「妻の精神安定剤でいることこそが僕にとっての生きがい」と言いました。
しかし、僕にとっての生きがいはこれだけではありません。他にもあります。
暮らしの中で小さな幸せを見つけた時や、毎日欠かさずやっていることも僕にとっては大事な生きがいです。

毎週楽しみにしているドラマやアニメがあるし、ゲームをする時や、好きなものを食べている時にも生きがいを感じます。

その全てを蔑ろにして、生活するのは自分にとってはとても不健全です。
僕にとってそれは最悪の場合、病気になりかねないことです。
実際、病気になったかと言われてみれば、そんなことは一度も無かったんですけど、今日まで大きな病気にならずに済んだのは、ひとえに自分のやりたいことを我慢してこなかったからです。
ひいては、やりたくないことも我慢せずにやらなかったことも、これに含まれます。

やりたいこととやらなければいけないことは違う

さっきの話を読んで、すげえ大ワガママ野郎じゃんと思った方、半分正解です。末っ子だからね。
でも半分違う所は、やらなければいけないことは我慢してでもやっているからです。

やりたいこと=自分にとって楽しいこと
やりたくないこと=自分にとって楽しくないこと
やらなければいけないこと=楽しくなくても避けては通れないこと

やる・やらないは物事の選び方であり、選択肢が用意されていない事象には腹を決めてやる、やらないという選択肢は最初からないのです。
これは僕らの生活に直結するお話で、これが出来ていないと、大袈裟に言えば世界は滅んでしまいます。

僕がワガママ放題でいたら妻は迷わず離婚を選ぶと思います。
逆の立場でもそうするでしょう。
掃除もしない、洗濯もしない、片付けも料理も手伝いも何もしない僕がそこにいるだけは妻にはなんの助けにもないですから。
これが例えば僕が大金稼いでいたら多少は変わってくるかもしれませんが、結局ストレスの比重は妻に偏ってしまうわけです。

それはどうにかしてでも避けたい。

そうであれば、やらなければいけないことは何なのかが自ずと見えてくるはずです。
「やりたいこと」と「やらなければいけないこと」は違うと言いましたが、後者の「やらなければいけないこと」は「やりたいこと」に昇華させることができます。
「妻のためなら頑張れる」「妻のためなら我慢できる」「褒めてもらえる」
とかそんな些細で不純な動機で大丈夫です。それらが全て「やりたいこと」に変わっていきます。
それが僕にとっての「家事」だったのです。褒めてもらえるし、何よりすごく喜んでくれます。

今回は家事をベースに話していきましたが、家事ってするのは当たり前だけど、してもらうのは当たり前ではありません。
感謝と同じで、感謝でするのは当然だけど、感謝されるのは当然ではないものです。そこは勘違いしないようにね。

家庭のQOLを高める

QOLのイラスト

妻にとっての自分が精神安定剤でいることで妻にとってのQOL(クオリティー・オブ・ライフ)が上がるわけですが、妻から僕に何も享受されていないわけでは全くありません。
妻も洗濯や料理をしてくれます(僕のためではない)
それが僕にとってどれだけ助かっているかを妻に伝えたい。
BIG感謝だし、それだけで一生ベイビーアイラブユーなのです。

その上僕の掃除を助けるためのグッズを買ってくれたり、この上ないサポートをしてくれています。
これはあくまで家事に限定した話、他にも数えきれない程のサポートをしてくれています。
人間は補い合って生きていく生き物です。僕ら夫婦もそうしているからこそQOL(クオリティー・オブ・ラブ)が高まっているのかもしれません。

僕が仕事に出かける時、妻はいつも見送ってくれます。
そんな妻に1日分のハグをして、玄関外で投げキッスを連撃でおみまいします。
こんなことは今のうちかもしれないので、かりそめの幸せを噛み締めたい。

それでもやっぱり自分が一番可愛い

この一言に尽きます。
誰かのために生きるとか「テメエのケツはテメエで拭け」って思うし、正直ヘドが出るくらいのことなのですが、妻にはそんな感情は湧きません。
自分の愛する人の好きなものは僕も好きになれるし、嫌いなものも一緒に嫌いになれます。
妻が酔っ払っておしっこを漏らして帰ってきても、いつものように抱きしめて、お尻を拭いてパンツを履き替えさせてあげられます。

そんな自分が愛おしくてたまらないのです。

「妻に尽くしている自分サイコーに可愛い!!!」
「妻のおかげで自分が輝けてる!!ありがとう!愛してる!!」

これが僕の脳内です。

かと言って、自分「だけ」が可愛いわけではないです。
それはとてもつまらないナルシシズムであり、それは自分のことだけしか考えられない人です。

僕もカテゴライズされるとしたらナルシシストではありますが、他人のことも良いね!と言えるナルシシストなのです。
こっちの方が素敵でしょ。

「僕の友達もサイコーだし、家族もサイコーだし、妻もサイコーです。でも自分が一番なんだけどね。」

これが僕のスタンスであります。

ピンチの時でも僕がいるという安心感を植え付ける

相手に安心感を植え付けるのは必要不可欠です。
僕の妻はよっぽどのことがない限りは安心してしまうと寝ます。

何を言ってるんだ?と思いますよね。もうちょっと詳細にお話しします。
僕ら夫婦は夜になると一つのダブルベッドに二人で寝ます。
お互い寝つきが悪い二人ではあるのですが、僕と暮らし始めてから間も無く、妻は爆速で眠るようになりました。
妻曰く、僕が横にいることで安心し、それが寝入りのスピードを底上げしているみたいです。

妻の睡眠のイメージ

まさにこんな感じ

そんな爆速睡眠スプリンターの妻もピンチに陥ることがあります。
仕事でデカめのミスを犯した時や、誰かが妻を頭ごなしに否定した時や、NHKが来た時とか(本当にピンチだった)
人の為に怒れる妻ではありますが、いざ自分のことになるとしょぼくれてしまい、心が弱ってしまいます。

そこで僕の出番です。デバンだデバン。
その時々に応じてベストな方法で慰めたり、励ましたりします。
必ずしも元気にさせることはできません。
結局気持ちを切り替えられるのは妻自身なので、僕はそのきっかけを作るに過ぎないのです。

大事なのは妻にとっての最大の味方でいることなのです。

まとめ

書きたいと思ったことを愚直に書き過ぎてしまいました。
つまり何が言いたいかと申しますと

  • 妻は最高

  • 自分が一番最高

  • 何があっても妻の味方でいること

  • 人にはやらなねばならぬことがある

  • 家事はできる限りやろう

  • 何かのために生きがいだけは犠牲にしてはいけない

  • やっぱ妻は最高

でした。

それでは、またお目にかかります。

グッドプレイスはこちら

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