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御書印のついで〜富山県、一瞬能登
富山県の高岡市に2泊して御書印店2店舗にも行くと共に、能登の災害ボランティアで七尾市に行き、短い時間ながら満喫しました。
七尾市ボランティアは朝9時前に集合で、前後宿泊用にテント村が用意されていました。しかし、東京で終業後向かうにはチェックインに間に合わないし、金沢市近郊は高くて空きも僅か。
高岡で宿泊を考えて目に入ったのがSEKAI HOTEL TAKAOKAでした。
2019年に閉店した文苑堂書店をリノベーションしており、これも何かの縁と、先に予約したホテルをキャンセルして泊まることにしました。
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トイレ・シャワー共用で、部屋は床で腕立てもできない狭さですが、共用キッチンや冷蔵庫、リビングなどはありません。
それでも慣れれば都。部屋やトイレ・シャワーがずば抜けて新品同様に美しくデザイン性があるのが気持ちよく過ごしました。
ボランティア活動で石川県七尾市へ
石川県七尾市までは車で1時間の距離ですが、朝5:49の鉄道で津幡まで行き、乗り換えて向かいました。
お店は通常営業されていましたが、タイルやブロック塀が壊れていたり、マンホールから水が流れ出していたり、まるで通常のように静かに存在していました。
ボランティアの集合場所では仮設トイレで、貯めてある大きなポリバケツから小さいバケツに水を移し替えて、その水を流していました。
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ボランティア活動前のオリエンテーションでは、2週間担当したメンバーの引継ぎもあって、1時間余りありました。神戸の震災から活動している職員による話は勉強会さながらの濃い内容でしたが、覚えているのは以下の点です。
・怪我や事故防止のためのゴーグル・防塵マスク・長袖長ズボン、踏み抜き防止板付き安全靴など必ず着用する。
・被災者への配慮: 例えば、震災前は全て「ごみ」ではなかったものだから、「ごみ」と呼んだり、分別で目の前で分解するのは避ける。
「仮仮置き場」という、仮置き場に「ごみ」を持って行く前に分別する場所で、この日はボランティア半数の50名近くが配備され、トラックが来るたびに蟻のように群がっては下ろして、各資材に分解して分別し、またトラックに積むという作業に参加しました。
芸人が作業着でやるゲームのようにも思えて楽しくもあり、瓦や木材、ガラスなど、慌てると怪我する恐れもあり、短時間でしたが体力も使う作業でした。
様子については登山家の野口健さんのインスタなどでみると分かります。私の行ったタイミングでは残念ながら野口健さんはいないようでした。
帰りには「ゲリラ炊飯」という大きなしゃもじを立て掛けたRICE IS COMEDYという集団がいて、おにぎりを頂きました。滋賀の米農家を含む若手集団で、各地で炊飯して振る舞う活動をしている中、今回は炊飯振る舞いのほか、呼びかけに応じて徳島などから寄付されたお米を七尾市の方々などに届けたそうです。
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七尾市から高岡への帰りは、加越能バスの「わくライナー」で帰りました。和倉温泉から高岡を結んでいますが、和倉温泉が立ち寄り湯の総湯しか営業していなかったし、乗客は3名でした。
高岡での「やわやわ」体験?
SEKAI HOTELの案内にあるお店を回ろうとしましたが、貸切予約だったり、昼営業しかしてなかったりで、3軒目に入りました。サラダの海鮮が新鮮で美味しい。
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スーパー銭湯である陽だまりの湯まで、路面電車の万葉線で行ったのも効率よくリラックス出来て大満足でした。
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翌日日曜に7時から食べられるのがホテルニューオータニのビュッフェ位でしたが、それだけの価値のある品揃えですが、本当は地元のカフェに行ってみたかったところです。
その後は高岡大仏と高岡古城公園を散歩しました。
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SEKAI HOTELのアンケートに「やわやわブルー」は体験出来たか?との問いがあり、当時は分からないながらも、チェックアウトギリギリまで楽しみました。
「やわやわ」は方言でゆっくりとかゆったりという意味らしいので、空や海のブルーとして、この後も合わせて体験できたかなと思います。
もっと時間あれば藤子不二雄ゆかりの地というテーマで、さらに楽しめただろうと思います。
文苑堂書店福田本店
高岡駅からあいの風とやま鉄道でひと駅の、高岡やぶなみ駅が最寄りでした。
田んぼから新興住宅地にしたようなところでしょうか。真っ直ぐな道路が伸びていました。
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雪を抱いた山々をバックにした、巨大な書店でした。
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御書印の受付をしてくださった方にお伺いし、手作りの桜の枝で飾っておられると伺った、イトウハジメさんのコミックフェアの部分を撮らせて頂きました。
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縁のあるドラえもんの棚もしっかりあるし、目移りしましたが、20年以上前に文苑堂書店が出した冊子にしました。富山市が風がきつくて大火になりやすいからと開発された土地で、その後も意外な発展をしていて興味深いです。
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氷見線に寄り道
どうしても氷見線に乗っておきたくなり、氷見駅で折り返して、雨晴駅で下車。寄り道は正解でした。
車窓も道の駅も最高でした。
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文苑堂書店富山豊田店
富山駅からあいの風とやま鉄道でひと駅の新富山口が最寄駅です。行きは間違えて眺めの良い東側に降りてしまいました。書店へは西口から向かいます。
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住宅を抜けると福田本店よりさらに巨大かもしれない建物がありました。2階にも本あり。
昼下がりで時間的にもお客さんが多く、店員さんと話す隙がありませんでしたが、どの本にするか見て回るのにまた30分以上かけて楽しみました。
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