御書印とヨガのついで〜宮古@岩手県
御朱印ならぬ「御書印」を貰える書店巡りついでに、ふらついてます。
三陸海岸の御書印店が気になっていたところ、6月21日の国際ヨガデーにちなんだ宮古市・浄土ヶ浜でのイベント(6月19日)の連絡があり、思い切って東京から行きました。
到着早々携帯電池切れ〜宮古市市民交流センター(イーストピアみやこ)へ
携帯の予備バッテリーも忘れたため、駅近くのワークスペースで充電しました。
駅改札を出て左手の階段を登って渡った2Fで受付します。施設利用申請書をきっちり書き、1時間100円支払いました。
充電中、この建物からも宮古駅と車両が見えます。
この線路を渡る階段を上がったところでの眺めにハマり、夕方にもまた、線路を渡りに行きました。
やっぱり楽しい宮古駅
宮古は、まず宮古駅が楽しみ甲斐があることを記載します。
電車然り、立ち食いそば然り、三陸鉄道ショップ「さんてつや」然り。立ち食いそばは朝6:30〜14:30でした。
旅の目的① 御書印店巡り
別の投稿で記載した大槌から戻ってきて夕方に書店に向かいました。
御書印マップによれば、宮古の2店舗共17時までの受付です。
御書印受付は書店の営業時間とは異なり、受付曜日や時間が別途定められていることもあるので、御書印プロジェクト(公式)|note などで確認しましょう。(有料で1スタンプ200円程度かかるし、あくまでご興味ある方はどうぞ、という感じです。)
・Booksこなり(宮古駅から南側へ徒歩約20分)
道中、川幅も河川敷も広い川を渡り、気分爽快でした。JR山田線と一緒に宮古にやってきた閉伊川(へいがわ)でした。書店はショッピングセンター「マリンコープDORA」の中にあります。
1996年11月にオープンした生協の大型店舗で、バブルの余韻を感じさせるデザインです。
書籍も文房具も売っています。子供の必要な品を買いに家族で来ることを想定した品揃えです。
こちらで買った本。盛岡出身のメジャーリーガー、菊池投手が年間300冊読むような読書家だと今更知りました。
帰り際に、駅からショッピングセンターに送迎バスが出ていることを知りました。時間が合わなくて残念。
・リラパークこなり(宮古駅から徒歩5分)
Booksこなりと同じ系列のお店ですが、雑貨や楽器も取り扱うお店で、書籍はその一部です。
今回の御書印は名所デザインで、駅のスタンプが薄いだけに、旅の思い出にちょうどよかったです。
駅のスタンプ自体は国鉄時代のデザインと見られるもので、貴重で嬉しかったです。
本州一早い?日の出を浄土ヶ浜で見る
ヨガイベントは浄土ヶ浜で行われます。浄土ヶ浜まではバスで15分ほど。駅周辺に泊まる選択肢もありますが、これも何かの縁と、浄土ヶ浜パークホテル(https://www.jodo-ph.jp)に泊まることにしました.
建物の構造は古いですが、綺麗にされています。景色、ビュッフェ、大浴場、どれも満喫しましたが、一番嬉しかったのは日の出についての丁寧なご案内です。
目だけでなく鳥のさえずりに耳も集中しているのを邪魔しないよう、またガラスの反射がないところで撮影出来るよう、細やかなご案内とご配慮を頂きました。
偶然朝3時半に目が覚め、前日に日の出が4時と聞いたのを思い出してロビーに行ったら、1人でした。人数が多いと対応しきれないので、運が良かったと思います。
日の出の写真にこだわるなら、予約時点で日の出が見える部屋にするか、事前にホテルの方にも情報頂きつつ、スポットを決めて撮影した方がいいでしょう。
2Fの大浴場があるフロアでは海面を照らす様が見えると伺い、2Fに向かうと読書しながら眺めてまどろむ人がいました。
旅の目的② 絶景の浄土ヶ浜でヨガイベント
実は先生にお会いするのは初めてです。コロナでヨガスタジオに行けなくなった2年前、オンラインヨガ47都道府県巡りをしていて、先生のスタジオを知りました。
岩手県のスタジオでは当時ドロップイン(1回限り)で受けられるオンラインヨガが見つからず、こちらのルーシーダットンのオンラインテストクラスを受けました。その後メルマガにより、年1度のイベントを知り、行くことを決意。
ビジターセンター前に集合し、総勢40名余りで徒歩約20分の会場に向かいます。
バスでも近くまでいけますが、歩くのがお勧めとのこと。
ビジターセンターから階段を降りて、歩き始めると、絶景の連続が待っていました。こんな岩場なのに、整備されていて歩きやすい。朝一の人が少ない時がお勧めです。
浄土ヶ浜のメインビーチは白い石や貝殻が敷き詰められています。まずは清掃活動を半分海を楽しみながらやります。ゴミは余りありませんが、目を凝らすとライターやプラスチックが海藻風になったものがありました。
今回のように数十人参加するヨガイベントでは、先生も配慮して初めての人でも参加しやすいポーズをゆったりやります。ポーズの形が違ってるとか、多少遅れたと気づいても、自分の体の感覚と、自然を味わうことに"適当に"任せてやるのが楽しむコツです。知らない人同士でも一体感を味わえるのがヨガイベントのいいところ。
ヨガ終了後、皆さんは浄土ヶ浜パークホテルでお食事されましたが、私は帰りの時間の都合もあり、別行動しました。
青の洞窟への遊覧でうみねこと戯れる
ヨガの先生がお勧めで「青の洞窟」まで約20分間小型の磯船"さっぱ船"で遊覧(1,500円)。船頭さんが周辺の島や奇岩、海の生き物について案内してくれます。海の上に出た肌に感じる気持ちよさと、うみねことの戯れに夢中で、美しい景色や船頭さんの解説に目と耳が向かないほどでしたが、他のお客さんも「動物が一番面白いからね」と言っていました。チケットと一緒に渡される「かっぱえびせん」はうみねこのおやつ用です。私のように自分のおやつと思って、乗る前にロッカーにしまわないよう、ご注意下さい。
自分で食べても構いません。
2022年7月17日から新たな遊覧船「宮古うみねこ丸」 が浄土ヶ浜と出崎ふ頭を結んで運行する予定で、楽しみ方が増えます。
お寿司もいいけどラーメンもお勧め
浄土ヶ浜から宮古駅に向かうバスに乗りましたが、宮古駅の手前、大通2丁目で下車。宮古駅から徒歩8分の位置です。
店内上部にはカレンダーだらけ。お取引先やご近所の絆を感じます。メニューは中華そば一択。
チキンラーメンの魚介版のようで、そんな簡単なラーメンではありません。縮れ麺は適度なコシがあり、魚介だしが優勢な醤油スープ。塩味は効いているものの、見た目の淡麗さといい、飲んだことない味に、普段スープは残す方針の私も、何度も口に運ぶ始末でした。
宮古ラーメンとして味を決まっている訳ではないですが、他にも魚介系醤油中心に美味しいお店がある模様。今回この1店でしたが、この味と競う店が数店あるとは、巡り甲斐があるはずです。
宮古のラーメンマップをはじめ、2022年9月30日まで実施するという「みやこ割」第6弾情報など、宮古観光文化交流協会のサイトをご覧下さい。なお、みやこ割は予約前に宿泊施設に事前連絡して、適用されるかご確認をお忘れなく。