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ピロリ菌除去による薬疹との戦い #1

ピロリ菌除去のおはなし


"今後の胃癌のリスクを高めることにもなるから
除去した方がいいですね"

そう簡単に医師は言った。
本当にそれくらいのことなのだ。
医師の言葉にも嘘はないと今でも理解しているし
あくまで判断したのは自分だというのも分かっている

それでも、あの時に戻れたら
私はどうするか?

胃癌のリスクをおってでも
きっと治療は見送ったと思う。

きっかけは唐突だった

会社の健診が30歳を機に人間ドックになった。
ABC検査という血液でわかる胃の検査。

そこで
ピロリ菌反応あり、受診せよ
という結果が届いた。

ピロリ菌??聞いたことはある
あまり良くない菌というのも分かっている
とにかく、病院受診してみよう
それぐらいの気持ちだった。

ここで冒頭の医師の判断に戻る

胃癌のリスク
この時点ですごく不安になってしまった
そしてすぐに除去してほしいという素直な気持ちだった

そして治療することになった

治療

ピロリ菌の除菌治療には、プロトンポンプ阻害剤 (ランソプラゾール、オメプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール、ボノプラゾンのいずれか) と「アモキシシリン」「クラリスロマイシン」という2種類の抗生物質を組み合わせた多剤併用療法が行われます。これら3種類の薬を1日2回7日間続けて服用します。この1次除菌治療で70%以上の方が除菌に成功し、治癒します。

メディカルノート

胃カメラでの検査を行った後、
上記のような薬を処方された。
私の場合は、ボノサップパック400
という薬が処方された。

簡単だった。
毎日薬を飲むだけ。
一週間あっという間に過ぎ去った。

ボノサップを飲み切って、
また後日通院の予定になっていた

飲み切ったちょうどその日の夜、
手に湿疹ができていた

おや?と思ったが、
当時仕事のストレスも抱えており
もしかして疲れかもと思いその日は早く寝た。



翌朝

起きて手を見ると、湿疹が広がっていた
おや?と思いながら、
寝ぼけ眼で洗面台に立った。

鏡を見てハッとした
首が真っ赤だった。
慌てて服をめくってみた。

上半身が発疹で大変なことになっていた。

恐怖で手が震えた。

まずは、やはりピロリ菌除去についてが頭にあったので
受信した院に朝一で電話を入れた。

「少し副作用が出ているかもしれないね
ピロリ菌の薬が効いているということだと思うから
少し様子を見てみてください」

私の中で医師の言葉は魔法だ。
医師が大丈夫と言えば大丈夫だとら安心するタイプだ。

だけど今回は、

え?それだけ??が感想だった。
こんなに発疹が出ているのに。

なんだかそのまま放置する気にはなれず、
その日は会社に休みの連絡を入れ、皮膚科を受信した。

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