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白河夜船
2020年5月26日 08:47
寄席の下手桟敷で演芸を観ている。満席。柳家小菊さんが高座に上がり、いつものように三味線を弾きながらいろいろな歌や都々逸を披露。きんらい節にかかり、わたしはこの歌が好きなのでワクワクと聞く。ところ、一番前まん真ん中の客、おばあさんがしきりに挙手をしている。はい!はい!はい! なにか言いたいことがあるらしいが、歌はそのまま進行。終わって小菊さんが高座を下りようとしたところ、彼のおばあさんが満を持したよ