活動紹介Vol.4~政策立案~
こんにちわ、
私たちは福岡市議会議員「淀川幸二郎」の事務所インターン生です。
前回は、「資料作成」についてご紹介させていただきました
この度の投稿第4弾では、
「政策立案」についてご紹介します
3月中旬、全国の議員事務所インターン生による
「政策コンテスト」がありました。
趣旨は、「あなたが思う、30年後の自治体の理想像」です。
インターン開始直後の2月初旬から取り掛かり、
福岡市の「課題、政策」から「予算」についてまで検討しました。
~政策ビジョン~
いきなりですが、こんな思いを皆さん経験したことがあるはず。
「朝は何がおこるか、わからない」
特に、通勤・通学で共感を得られると思います。
例えば、遅刻確定まであと15分という逼迫した状況。
このとき、乗っているバスから眺めた光景が「先へ先へ永遠と続く渋滞」
イライラが募ってきますよね。
この心的ストレスをもたらす「渋滞」。
今挙げた例は、個人レベルに限った話ですが、
「渋滞」による影響を福岡市という自治体レベルまで一般化してみると、
・公共交通機関
・行政機能
・商業、観光 ===⇒ 都市機能
・安全
・環境
5つの機能に影響をもたらすことがわかっています。
すなわち、
「渋滞」は都市機能の最大化を妨害している
ということです。
この事実を知った私たちは、
「渋滞」という問題に真正面から向き合おうと考え、
この度の政策コンテストの政策ビジョンとして
『渋滞のない街づくり』
掲げました。
~重点政策~
政策ビジョンが決まったら、どのような政策を打ち出すかを決める段階へ移ります。この度は重点政策を3つ打ち出しました。
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【政策1】渋滞学習及び公共交通機関利用促進政策
➡『渋滞の周知』
〈概要〉・政策の目的
①渋滞の仕組みや渋滞の悪影響、渋滞対策について
学習すること
②公共交通機関(バスや地下鉄)の利用促進
・政策の効果
①渋滞に対する市民の意識改善・それを踏まえた行動変容
②交通機関の利用者の増加
・効果の根拠
渋滞についての研究から、渋滞の原因や対策について、
研究がなされている。
〈対象者〉 福岡市在住の運転免許保有者
〈実施期間〉2021年~2050年
【政策2】「渋滞税」の導入
➡『自動運転バス普及の支援』
〈概要〉・政策の目的
人々の分散をもたらし、政策3の実現に向けた基盤ができる。
・政策の効果
新たに導入する自動運転バス(オンデマンド型)と
従来の路線バスの両立により、過疎地域を含むあらゆる地域での 交通の利便性を確保でき、旅行等などで人々の広範な移動が
可能となる。
・効果の根拠
政策3を実現するためには、大企業が移転しやすい環境づくり が必要で、そのためにはまず郊外の交通を整備しておく
必要がある。
〈対象者〉福岡市在住の運転免許保有者
(※免許返納者は除く)
〈実施期間〉2030年~2050年
【政策3】「移転支援金」の導入
➡『都市部の交通需要を軽減』
〈概要〉・政策の目的
交通需要を軽減させる
・ 政策の効果
①職場の都市部一極集中から、勤務地の分散を見込める
②ライフスタイルに合わせた個人本位の自由な働き方の浸透
・ 政策の背景
①都市部の過密化⇒渋滞の慢性化(※民間統計データより)
②リモートワークによるオンラインビジネスにおける一定評価 (※国土交通省の公開文献より)
⇒本社機能の「郊外分散」の促進に繋がる
〈対象者〉福岡市内の300人以上の従業員をもつ大企業
〈実施期間〉2030年~2050年
~予算~
上記で上げた3つの各政策について、「2030年までにかかる予算」を計上しました。
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【政策1】渋滞学習及び公共交通機関利用促進政策
(実施:2021年~2050年)
割引券(3000円分)×108万人(福岡市の免許保有者数)
×2(※免許更新:5年に1回➡10年間では2回)
=6億5,200万円
【政策2】「渋滞税」の導入
(実施:2030年~2050年)
2000円(※運転手1人あたり年間2,000円)×108万人
=21.6億円(うち政策3に6億円)
【政策3】「移転支援金」の導入
(実施:2030年~2050年)
2,000万円(※空き家1戸のオフィスリノベーション代平均相場)
×30(※年間30企業ずつオフィス移転を推進する)
=6億円
~まとめ~
渋滞の改善に、『渋滞の周知』、『自動運転バス普及の支援』、『都市部の交通需要の軽減』の3つの重点政策を実現したその先には、
移動時間が自分を”アげる”至高のヒトトキ
となるでしょう。そうなれば、仕事の質と生活の質の向上が実現でき、
幸福度がアップ
する。そして福岡市は渋滞改善都市として、モデルケースとなるはずです。
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ついついみんなで行っちゃう都市=福岡市
ついついみんなに言っちゃう都市=福岡市
ついついみんなを入れちゃう都市=福岡市
と、『魅力あふれる都市』として期待が募ります。
~最後に~
いかがだったでしょうか?この度は、福岡市都市部で日常的にみられる「渋滞」に対して、課題意識を抱き、政策立案させていただきました。実を申し上げると、今回の記事には詳細なことを記載できておりません。
ゆえに、私たちが立案した政策の詳細を知りたい方がいましたら、是非
下のPowerPointスライドをご参照くださいませ。
この度の「政策コンテスト」では、非常に多くの方々からご支援をいただきました。本当に本当にありがとうございました。
結果は、
福岡エリア準優勝
次のインターン生には、是非とも優勝を獲っていただきたいと思います。
そのためにも、今回の記事しかり、その他の事務所業務についても丁寧に
伝承してまいりたいと思います。
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