スローライフ|直せるものなら直したい
直せるものなら直したい
愛着のあるアイテムが壊れた時の哀しい気持ちは、多くの方が感じたことがあると思います。
最近では、掛け時計がそうでした。
手に負えないものは、専門の修理屋さんを探すしかないのですが、できれば、サクッと自分で直したいものです。
自分で直せそうか、修理に出す必要があるか、諦めるしかないのかの方針決めに当たっては、まずは、ネット調べて見込みを立てています。
掛け時計を直す
リビングの中心にあった掛け時計は、30年以上、時を刻み続けました。
高価なものではないのですが、もはや我が家の一部で、家族の歴史を見守ってきた大切なものです。
掛け時計の寿命は、最長で30年とのことなので、目一杯働いたのですね。
最初、精密機械を直せるものだろうか不安が一杯でしたが、掛け時計のムーブメントの交換のブログに背中を押されてチャレンジしてみました。
新しいムーブメントは、もともと付いていたリズム時計社製の純正品を扱っているお店を調べて取り寄せました。(岡山時計部品センターさんありがとうございました)
修理で一番神経を使ったのは「針」です。
触れただけで曲がってしまう繊細さに緊張しました。ピンセットは必須です。
修理を終えて、秒針がカチコチと動きはじめた時の感動と安堵はひとしおでした。
*下の画像は、修理を終えた時の様子です。
愛用の修理道具
20年以上使用している修理道具です。
思えば、家電、自転車、換気扇、トイレ、扇風機・・・いろいろ修理し、失敗もありました。
直せるものなら直したい。
修理は、ものを大切にする矜恃と共に、新たな知見を得る楽しい体験です。
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