私的ハクスラモンスターズダンジョン評価
お久しぶりです。今日も季節外れの陽気なマリッサを愛でながら氷尾根に幽閉されております、よだかです。
スラモンのダンジョンも大分増えてきたり、弱体や増殖など回りたいダンジョンに変化が起きるような要素が増えてきたと思うところもあり、暇つぶしに欠片レベル10万に到達したので全ダンジョンの私的評価表を作ってみました。
星の数の基準としては
星無し 回る価値なし
★ 基本的には回る価値なし
★★ 周る価値薄め
★★★ 回る価値あり
★★★★ 積極的に回る価値あり
★★★★★ 優先して回る価値あり
とさせていただきます。
西の王国
平原 ★★
目玉 駆け回るおおねずみ
駆け回るおおねずみと周回時間の短さで★★に値する評価。序盤の周回できるダンジョンが少ない時期か、初心者期間の終了後にでも拾いに行っておきたい。Gランクなのでプラスを振りやすいのも序盤だと強み。
橋
帰りたいキラーフィッシュと素体のステラで§激流のミシェルが配合できるので、戦神の試練や邪竜討伐戦で多少便利。
洞窟
林道
獣の森
海辺の洞窟
墓地 ★★
目玉 死軍を率いるスケギヨルドの斧
死軍を率いるスケギヨルドの斧一点狙い。錬成限界であれば最も高い攻撃力に高い物理威力補正を持つ。他にはロリポップアイが緋天の樹林で輝くが、それを目当てに掘りに行く価値は現状では低い。
森林 ★
目玉 沈黙の狩人キラーマンティスorわくわくするフォレストオウル
キラーマンティスとフォレストオウルの組み合わせは弱者狙いを複数持つことができ、弱者狙いを持つモンスターの中でも優れているため拾いに行く価値はある。但し、レイドバトルから落ちるようなケースも多く、キラーマンティス自体は配合産でも十分な役割はこなせるため、★1とする。
小鬼の巣
幽霊屋敷 ★
目玉 §魔力のリリム(の遺伝親)
§魔力のリリムの配合親が揃えられるダンジョン。序盤から回せる点は大きなメリットだが、最近はリリムへの魔力遺伝の組み合わせが増えてきたので★1とする
西の遺跡
深き森
絡みつくアルラウネが拾えれば信仰として便利。エルヴァの評価上昇もあり、拾いに行く程では無くなってしまったが。
淀んだ沼地 ★★★★
目玉 どきどきするおおがに
帰りたい沼地のハエorうるさいトード
死を兆すワニゲイツ
得体の知れない朽ち木の魔樹皮
低ランクモンスターに優秀な組み合わせが多く、優良ダンジョンとなった戦神の試練に刺さるモンスターも多い良ダンジョン。上記の他にどきどきするおおねずみや、トード✕ゲイザーの組み合わせも優秀。レア品にはなるが物理耐性の大きく上がる得体の知れない朽ち木の魔樹皮も見逃せない。トラップと言われた漆黒の核も今なら強化錬成の素材として活用できる。SSで引いたら泣こう。
迷いの森 ★★
目玉 世にも珍しいドライアド
旅人を導くor穢れ好きな精霊竜の杖
世にも珍しいドライアドは唯一無二の性能。旅人を導くワーウルフ(§光浴びを持たない以外はダイアウルフやウルフも同じように運用が可能)や旅人を導く二角獣の杖or精霊竜の杖など優秀なモンスターや装備もちらほら。但し、ずば抜けたパワーを持つモンスターや装備が少ない。(精霊竜の杖は同じような性能の装備が多い)より狙いたい装備のある月光の森と重複する組み合わせも多いため★2とした。
森の地下遺跡 ★★★★★
目玉 死を恐れぬマシンナイト
合成獣の吐息
(雷を刃に宿す)合成獣の剛爪
西の王国ナンバーワンの良ダンジョン。Aモンスターの装備は何れもその装備種でトップクラスの性能があり、モンスターもマシンナイトが絡むと多くのモンスターが一線級となる。上記のデスナイト以外にも、キマイラ、サキュバス、アイアンゴーレム、リリムといったモンスターと相性が良い。キマイラは§獣の反応と必殺威力の補正を活かして爪として、サキュバスやリリムは§堕落や魔法攻撃、魔法威力の補正に§奔流を加えて魔法アタッカーとして、アイアンゴーレムは§鉄拳や§頑強、防御力✕1.40を活かして剣としてそれぞれ活躍が見込まれる。
合成獣の吐息は攻撃回数の減らない高い攻撃力を持つ装備で、高ランクで手に入れると剣や弓のサブ装備として便利。合成獣の剛爪はバランスの取れた優秀な爪。戦力が整うまではペロペロキャンディの高い魔法攻撃力も抜きん出た性能になる。キマイラ本体の性能が高ければ更に優秀なダンジョンだっただろうが、これは贅沢な悩みか…
月光の森 ★★★
目玉 穢れ好きな妖刀黒砕牙
穢れ好きな魔狼の黒爪
迷いの森の強化版のようなダンジョン。ドライアドやツチノコ等は消えたものの、Aモンスターの魔狼が追加され性能の高い装備を狙えるようになった。特にバイコーン因子が付くと強みである回避率に加え攻撃回数が増加し、攻撃回数の確保に苦心する鎌や爪現型においては大きな助けとなる。引き続き出現する旅人を導くワーウルフや、旅人を導く二角獣の杖も優秀。
暗夜夜行 ★★
目玉 享楽のミシェル
魔法攻撃力1.20を持つリャナンシー、魔法威力1.20と§魔力、§闇への誘いを持つミシェル、魔法威力1.20に必殺威力1.20をもつれライカンスロープと魔法アタッカー向けのモンスターが多く手に入るダンジョン。目立った装備品が闇攻撃対策のデュラハンの盾位しか無いのが少々厳しいところか。陰鬱な知恵の輪はトレハンもよく鞭装備の中では高い魔法威力と攻撃力となるため、魔法パーティではあると何かと便利。
中央平原
畑荒らし
湿地
§蛇毒を持つナーガに、回避1.20を持つ沼地のハエが組み合わさると翼や爪で蛇毒を扱えるようになったり、§ダイバーハントと§激流を持つキラーフィッシュやサハギンと組み合わさると、弱者狙いを3回打てるようになったりと、環境によっては輝きそうなモンスターの組み合わせがちらほらと。現状では微妙。
湖畔 ★★★
目玉 蒼天に昇る湖底の守護剣
小回りの効くメガロゴウラ
どきどきするケルピー
ワニゲイツ、リザードマン、ケルピー、ギャララギア、メガロゴウラと優秀な氷アタッカーの素質を持つモンスターが多く生息している。
現在のスラモンでは襲いかかるエビタン、反り返るアサルトスピア及びぶっ飛ばすエビタンが氷アタッカーとして優秀すぎるため、火力面では特別に高い需要があるとは言えない。ワニゲイツやメガロゴウラの持つ§捕食を活かして、耐久力が必要で必殺威力をあまり必要としない斧や剣で活路を見出したいところ。道中で入手できるワニゲイツとリザードマンの組み合わせは§攻防戦術や§リザルアーツ等で防御することと力溜めを組み合わせることで火力と耐久を底上げでき、入手しやすい氷剣役として優秀。命中に優れるどきどきするケルピーは高回避かつ氷属性が弱点のモンスターがボスである緋天の樹林の斧役として活躍している。
廃坑 ★
目玉 頑固な白銀の守護剣
現状のスラモン最高難易度のダンジョン。その難易度は弱体なしの場合100%に届くプレイヤーがいないことからも伺える、まさに狂気な難易度のダンジョンである。それでいて墓地の死軍スケギヨルドのような、大きく戦力を高められる目玉もないので現状ではクリアがトロフィーと言えるようなダンジョンである。強いて言えば早い時期に光を導くアイアンゴーレムを拾えると魔法も受けられる盾として便利かもしれない。化けるモンスターもいる可能性はあると思うが、難易度にあまりに見合っていないのと、妥協しての伝説の難易度では入手出来ない組み合わせも多いため★1評価
峡谷
海賊団
岩山 ★
目玉 食いしん坊なワイバーンor竜翼のピグゾネス
ピグゾネス✕ワイバーンの組み合わせを手に入れるためのダンジョン。§風乗りを活かせる嵐の海域や拳聖の試練の攻略の際に輝く。但し、レイドであっさりと入手できてしまうことも珍しくはない。ピグゾネス本体の方が§鈍感があり優秀だが、強化しやすいのは金竜王討伐戦でモンスターとして出現するワイバーン本体。
荒れた山 ★
目玉 荒くれのピグゾネス
時短外のダンジョンでは珍しく、1点狙いに留まらず、小当たりがいくつか存在するダンジョン。ハイオーク、ピグゾネス、スコルピオンと属性は扱えないものの補正が優秀なモンスターが揃うのがその一因。ハイオークの大弓は錬成石での錬成限界では巨大風来砲、竜骨弓に次ぐ攻撃力を持つため、もし粗暴因子で手に入ったら良品の竜骨弓が手に入るまで使っていくのも選択肢になる。
小鬼退治
目玉 小鬼王の大剣
攻略難度がかなり低いにも関わらず、B装備の小鬼王の大剣が狙えるのがこのダンジョンの魅力のすべて。この剣自体は剣の中でも素直な性能なため、高ランク品が手に入れば長らく使っていける点も魅力。序盤からロマンを求めるあなたに。
エルフの森
鬼蜘蛛の巣 ★★★★★
目玉 髑髏が赤く光る鬼蜘蛛の糸針
髑髏が赤く光る女郎蜘蛛の魔弓
束縛するドクログモ
ネバネバするアラクネ
突攻撃を得意とする蜘蛛系モンスターと、§溶解を持つスライム系モンスターの巣窟。槍や弓などの手数、攻撃回数の多い現型と§溶解は非常に相性が良いのもあり、槍や弓適性のモンスターが多く手に入る。アラクネのドロップの鬼蜘蛛の糸針はこのゲームで最も攻撃回数が増やせるため、必ず1本は確保しておきたい一品。女郎蜘蛛の魔弓も因子次第で弓の中ではかなり高い突威力を手に入れられるため一線級の力がある。まずはここの伝説を回れることを目標としたい。
赤竜の巣 ★★
目玉 火の粉舞い散るレッドドラゴン
炎を喰らうヒクイドリ(§炎喰いのマシンナイト親)
レッドドラゴンを掘りに行くためのダンジョン。但し、壁役としてのレッドドラゴンは配合産の方が強力なため、アタッカーとしての役割も期待することになる。最近ブレスのテコ入れが行われているのは結構な追い風になるか。緋天の樹林で活躍が可能な§炎喰いのマシンナイトや炎喰いのシャークマンの遺伝親を拾えることも見逃せない。
聖獣の森 ★★★
目玉 明るく励ますイナリノカミ
明るく励ますユニコーン
(森を守る)稲荷の鈴
高いアップ率補正に§フレフレを持つケットシーに、優秀な耐性を持つ聖獣系モンスターを掛け合わせるためのダンジョン。専用スキンとの相性が良いイナリノカミや§復活を持つユニコーンとの組み合わせが特に優秀。ランクも低くイナリノカミは道中でも入手チャンスがあり、更にダンジョン自体の難易度も低いので、序盤のうちに回っておきたいダンジョン。装備品は性能が高いものは少ないが、トレハンが優秀なため、トレハンの穴埋めに良い因子の付いた稲荷の鈴を愛用するプレイヤーは多い。高難易度にさえ付けていく人もいるほど。
怒れる聖獣 ★★★
目玉 正道を行くケンタウロスor森を守るカリュドーン
聖獣の森の強化版…と思わせて肝心のケットシーが消えているため下位互換気味となってしまっている悲しきダンジョン。カリュドーンの装備も強いとは言い難く、モンスター性能も特別に高いとは言いにくい為、中々苦しい立ち位置となっている。と最近までは評していたが、森を守るカリュドーン及び正道を行くケンタウロスは§鈍感を持つ弓アタッカーとして優秀で、現状換えが効かない性能となっており、一部の超高難易度ダンジョンでは重要な役割を担い始めている。
妖精の森 ★★
目玉 麗しい羽のピクシー(§妖精風のメタピッピ遺伝親)
悪戯好きのハイフェアリー(§妖精風のアナ等の遺伝親)
麗しい羽の不思議な花
これといったモンスターも装備も少ないダンジョン。盾役をこなしながら効果の高いバフを撒ける煌めく森のトレント、§妖精の風を遺伝できるモンスターの組み合わせ、それなりに優秀な信仰装備である大妖精の衣やそれなりの回避率を持つ不思議な羽に、低数値のトレハンが付いたもの等が目的となるか。トレハン装備を無視出来る限定契約で、アップ効果の高まる不思議な花の評価が若干高まっている
砂漠の国
海路
シードラゴンが出現し時間も短く、もう一方のシードラゴンが出現するダンジョンの六花氷の湖の難易度が高いため、§ブレスの血統のためにシードラゴンを強化したい場合に便利な可能性がある。
砂漠
砂漠の遺跡 ★★
目玉 怒り狂うヒュドラor滋養強壮するミノタウロス
怒り狂うミミック
攻撃力と物理威力と斬威力に補正を持つ超優秀なミノタウロス絡みのモンスターが非常に優秀なダンジョン。取り巻きのミミックやドクログモ、アカドクロもアタッカーとして見るべきものを持つ面々で、物理アタッカーの数を集めるのに優れたダンジョンである。難点は属性を扱えるアタッカーがいないことと、モンスターのランクが低いのもあり装備に期待できないという点。特に装備は深刻で、最後まで使っていけるような装備は、トレハン目的以外ではないと言って良い。
密林 ★★★
目玉 激闘を制するor男勝りの剛弓サジタリウス
ほぼほぼ攻撃面の補正の高い剛弓サジタリウスを掘りに行くためのダンジョン。しかし、パーティのメインアタッカーになりやすい弓現型。その装備の中でも高い攻撃力と物理威力補正は、一点狙いのダンジョンの中でも特に回る価値が高いと言える。現環境で暴れ回っている炎弓を活用するなら激闘を制する因子が有用だが、男勝り因子も炎弓以外では全く劣らない攻撃補正を持つ。探索時間が短く、狂気で狙うことができ、因子も当たりが2つ、因子も装備もAが絡まないと一点狙いの中でもとてもハードルが低いのもオススメできる点。剛弓サジタリウス以外ではわくわくするフンババが物理威力を得たキラーマンティスとして比較的優秀。
火山外部
炎耐性の高い鞭が入手できるため、過去に戦神の試練対策として一瞬だけスポットが当たった。(今は必殺耐性翼トードキングがすべて解決している)
火山内部 ★★
目玉 (火の粉舞い散る)日輪の輝き
かつての有力ダンジョンも今は昔、ブレスの相対的な弱体化や魔法装備の充実もあり、信仰で高い魔法攻撃力を確保できる日輪の輝きを拾うためのダンジョンとなっている。日輪の輝きに限らず信仰装備の全般について言えるが、因子は補正よりも自分の手持ちで扱いやすいトレハン数値を重視した方が扱いやすい。モンスターでは流動石のフゥンがメタスラパラディンが使えない緋天の樹林で盾役として存在感を発揮している。
コロシアム ★★★
目玉 白き森のホワイトドラゴンor子供好きなエルフor白魔導のホワイトドラゴン
頑固なエルフor白き森のドワーフ
多くの種類のモンスターが存在し、モンスターと因子の組み合わせが非常に多岐にわたることから、闇鍋と評されるダンジョン。出現するモンスターはそこそこ優秀なものが多いため、ずば抜けずとも優秀なモンスターの組み合わせは数多く存在している。
その中でも特に優秀なのが§癒やしの風と§癒やしの息吹(と§妖精の風)を両立できるホワイトドラゴン✕エルフor白魔道士の組み合わせと、弓現型で妖精の風を扱えるエルフの攻撃性能をより高めるドワーフ✕エルフの組み合わせは高難易度でも独自の活躍を見せている。問題は組み合わせが多すぎて狙ったモンスターを引けないところ。加えて装備が弱いのも大きな欠点。
決勝戦 ★★
目玉 炎or氷or風を司るアイリス
誇り高きフゥンorステラorミカラス
精霊✕アイリスの組み合わせが優秀なダンジョン。アイリスが本体の場合は2周年スキンと§ブレスの血統、§鉄拳により優秀なブレスアタッカーとなり、精霊が本体の場合は§魔法分解を活かし、対魔法盾として活躍が期待できる。道中が無いのが欠点で、欠片効率は最悪であり、高ランクモンスターが多いのも相まりドロップ成果が殆ど期待できないのが精神衛生上大きなネック。
宮殿 ★★★★
目玉 のたうつエキドナorギャル☆ナーガ
ギャル☆キラーナーガ
毒牙にかけるラミアクイーン
高貴な蛇毒の鋭爪
§蛇毒を持つモンスターが数多く生息するダンジョン。§蛇毒は狂気の鬼蜘蛛の巣や伝説の北の砦など、物理魔法ブレスに高い耐性を持つモンスターが存在するいくつかの高難易度ダンジョンで必須とも言えるスキルであり、それらのダンジョンの攻略のためにも一度は足を伸ばしておきたい。
基本的には毒を付与できるスキルを増やせる組み合わせが優秀で、§サウザンドキスと§隠れ身の増えるエキドナや§狂い毒牙の増えるキラーナーガとの組み合わせが特に優秀。ナーガ✕エキドナの組み合わせは道中で狙える上に§隠れ身と§サウザンドキスが増えるお手軽で優秀な組み合わせ。ツチノコも優秀なモンスターで、§幸運の尻尾で味方の火力を底上げしながら§蛇毒で攻撃に参加したり、カーバンクルと組み合わさることで優秀な信仰役となる事ができる。
Bモンスターの装備は可もなく不可もなくといったところ。赤い石は序盤のレア13確保の装備として優秀。ラミアクイーンの装備の翼と鞭は高い性能を求めることが少ない装備種のためあまり美味しくはないか。
ピラミッド ★★★★
目玉 (魔法攻撃又は魔法威力の上がる因子の)悪魔喚びの杖
禁断の書
灰塵の断罪の大鎌
闇を駆けるデモンアーチャーor魔弓のナイトメア
これでもかと魔法に関わるモンスターと装備が充実しているダンジョン。悪魔喚びの杖はオーソドックスかつ優秀な魔術装備で、現環境でも3本の指に入る装備である。禁断の書も日輪の輝きに並ぶ優秀な信仰装備で回復量確保の大きな助けになる。断罪の大鎌も無難に優秀な鎌で、物理鎌でも魔法鎌でも§霊力持ちでも活躍させられる汎用性の高さを持っている。
モンスターでは魔法攻撃力1.20、魔法威力1.20、§魔力の魔法アタッカー3点セットに加えて§魔矢追撃、§堕落まで持つデモンアーチャー✕ナイトメアの組み合わせが秀逸で、魔法アタッカーとして最も優秀なモンスターの一角である。他にも§黄泉送りを持ったカロンに§魔力や魔法攻撃力1.20を持ったモンスターの組み合わせは、序盤の氷尾根や暗夜夜行などの§不死蘇生が入り乱れるダンジョンで大きな活躍が見込まれる。このように、魔法要素においては頭ひとつ抜けたダンジョンではあるが、現環境での魔法のウェートが低いことも加味して評価は★★★★としている。
嵐の海域 ★★★
目玉 空を裂くデルタウイング
大精霊ミカラス
爪現型に持たせるサブ装備として優秀なデルタウイングが目玉なダンジョン。特に空を裂く因子がつくと攻撃力と回避率の大きな上昇もさることながら、攻撃回数が+8回と大きく増えることもあり、狂気を攻略できるようになった多くのプレイヤーが求める一品となっている(狂気でないと出ないことに注意)。空を裂く因子で無くてもトレハンがレア16であることも地味に便利であり、伝説でも多少通っておく価値はあると言える。
大精霊ミカラスは貴重な§熟成魔力を持ったモンスターで、エルヴァの§妖精の風、§癒やしの風に対して§精霊の歌が大きな魅力となる。他にもトレハンの確保にマーメイドの人魚の髪飾りが優秀であったり、蒼天に昇る海獣の一角は氷を扱う槍現型の装備として強力であったり、風を司るサンダーデーモンが霊力要員として若干の注目を浴びている。また、モンスターのランクが全体的に高いため、モンスターの強化素材が雑多に集まりやすい強みも持つ。欠点は空を裂くデルタウイングも大精霊ミカラスもかなり出にくい点で、相応に沼る覚悟を持っての周回が必要になる。
漂流島 ★★★★★
目玉 反り返るアサルトスピアor襲い掛かるエビタン
襲い掛かるハーピィ&襲い掛かるケライノー&襲い掛かるオキュペテー
ぶっ飛ばすエビタンor反り返るオキュペテー
大精霊ステラ
アサルトスピアという一時スラモン界を席巻したモンスターが生息するダンジョン。§激流を持つエビタンや物理威力1.20に§奔流、§風読みを持ったオキュペテーとの組み合わせは今でも一線級を維持している強力な組み合わせである。アサルトスピア因子のハーピィ、ケライノー、オキュペテーを揃え§ハーピィ三姉妹を発動させた時の破壊力は圧巻であり、ナーフしてなお実質限定的な対策スキル(敵限定スキルである§威圧)を用意される程である。
また、エビタンとオキュペテーの組み合わせも物理、必殺威力の補正に加え、§激流や§奔流が組み合わさり非常に強力である。これらのモンスターはCまたはDランクであるため、+値を振りやすいのも大きな追い風となっている。装備は毒蜂の一撃が攻撃回数が増えない代わりに攻撃力が大きく上がる装備となっていて、高ランクで出た場合に槍の攻撃力確保に使える場合がある。また、漂流島の財宝は防御力と魔法防御力がバランス良く上がるため魔法盾としてそこそこ優秀である。
幽霊船 ★
目玉 風雷砲撃の風精
特にこれといった強みのないダンジョン。目玉に上げた風精は風魔法アタッカーとしては優秀だが、現状刺さるダンジョンも出ていないためそのポテンシャルを活かす機会も訪れていない。装備は風威力の高いオクトスピアが優秀ではあるが、現状狙うほどの価値は発生していない。巨大風来砲も大きな命中や攻撃回数のデメリットを打ち消せるほどの性能はしておらず、現時点では特別に通う価値の見いだせないダンジョンである。
宝物庫 ★★★
目玉 擬態するフライングソード
ライジングマスターミミック
昔は幽霊船と並び美味しくないダンジョンの代名詞であったが、数多くのテコ入れの末それなりの旨味が生まれたダンジョン。擬態するフライングソードは大平原の特攻モンスターとして優秀で、§剣戟で覚醒値を溜めながらサブに槍を2本持ち§早業で増えた攻撃回数を活かした剣現型の剣反撃で、剣現型でありながら弓現型や槍現型の様に取り巻きを処理する独特な活躍ができるモンスターである。耐久面の心許なさも§捕食や§擬態で補うことができている。
ライジングマスターミミックは、マスターミミックの§欺き戦術と§パンドラチャージの破壊力満点のコンボに、更に§雷電により雷属性への適性を付与し、魔法威力に補正を持たせる組み合わせである。こちらは過去に狂気の湖畔の突破口の一つとなったが、現状は霊力斧で解決してしまうため活躍どころは少なくなっている。他にもナーガやゴールデンゴーレムといった元々優秀なモンスターや、マーチ系スキルを持つキラーアントやスカラベ、§ライジングビートが優秀なジン等個性的なモンスターが多い。
装備では欺瞞の呪斧が霊力により化けた装備で、霊力斧を扱う際に貴重な魔法攻撃力の上がる斧となっている。他には神をも欺く魔法のランプが翼の中でも特に魔法攻撃力が高い一品となっていて、一部のダンジョンで翼に魔法を使わせたいとなった場合には強力である。
大砂丘 ★★★★
目玉 岩壁のような砂竜の鱗重装
岩壁のような砂竜の牙剣
穴から昇竜巨岩石
穴から昇竜ドリュウドリル
砂漠に咲くアースゴーレムorヴァイザード
物理耐性に優れた装備が多く、特にデザートワームの砂竜の鱗重装が高い性能を持っている。この装備は回避率を犠牲にしている代わりに防御力だけでなく魔法防御力もある程度上がる上に、物理耐性が6%と優秀で盾役のサブ装備として高い汎用性を持っている。炎耐性や雷耐性も優秀で、多くの高難易度ダンジョンに刺さる属性耐性になっている。この上はむはむ、ぞわぞわ、岩壁因子であれば9〜10%の物理耐性になるため、欠点が盾現型ではないこと以外に無いと言っても過言ではない逸品である(戦神の試練など回避が下がることがマイナスになるダンジョンはいくつかあるが)。
逆面である穴から昇竜巨岩石も物理耐性が10%となるため同様に優秀な装備であり、岩壁のような砂竜の牙剣も剣に物理耐性10%を付与できる、こちらも相性が良い一品。穴から昇竜ドリュウドリルはデザートワームの因子の攻撃性能の高さを活かしている一品で、槍だけでなく多少ある回避率を活かして爪現型のサブとしても活用されている。
モンスターは属性を扱えるモンスターが少ないため、これといったモンスターは少ないが、砂漠に咲くアースゴーレムやヴァイザードは§呼び水を活かし高難易度でも活躍している。稲妻になったヴァイザードも§魔法分解を持ち、物理魔法ブレスの三面に強くなるのに加え、§脱皮で毒や緊縛に対しても強く出ることができる。後はかわいいマリッサを集められるのが強み。冷凍ビームを高い魔法防御で吸ってくれるため、天使先兵の信仰役としては優秀な働きを見せる。
夢見の間
戦乙女の試練 ★★★★
目玉 ありがたいケットシーor明るく励ますエンジェル
明るく励ますアーマーゴーレム
アーマードホーリーベア
純白のヴァルキリー(§光の導きメタルグロス親)
戦乙女のスケギヨルドの斧
斧戦士のヴァルキリーランス
ケットシーと斧戦士とアーマーゴーレムが優秀なダンジョン。ケットシーは単体でバフ役として完成しているため、+αの役割を一方のモンスターで得ることになる。エンジェルが付けば§復活で信仰が回復が追いつかないときの事故のケア役に、アーマーゴーレムなら§大盾で斧の一撃を引き寄せ避ける役割、または高いバフを撒ける盾役として運用できるようになる。アーマードヘブンズガードは道中入手も可能でプラスも振りやすく、耐性も物理魔法ブレスと網羅している序盤の汎用盾役。ボス限定にはなるがアーマードホーリーベアまで粘ると§頑強が付き大分頼りになる性能になる。純白のヴァルキリーは防御低下役として高難易度ダンジョンで優秀な§光の導きメタルグロスの親となる。但し、天使先兵のパワーでも代用可能な点には注意。
装備は戦乙女のスケギヨルドの斧が優秀で、死軍を率いるスケギヨルドの斧と変わらない攻撃力を持つ。こちらは光威力に補正があるため上記のメタルグロスに持たせるのに適しており、現環境ではこちらの因子のほうがやや優勢か。斧戦士のヴァルキリーランスも物理威力と攻撃力が増えることで、槍の中でも高い攻撃性能になる優秀な一品。回避が多少上がるので爪のサブとしても中々優秀。
黒騎士の試練 ★★★
目玉 竜騎士のダークナイト
闘争を求めるバイコーン
アーマード黒騎士の鎧
ダークナイトが優秀なダンジョン。特に竜騎士のダークナイトは攻撃力、物理威力、斬威力補正に§斧術、§天空と斧現型に欲しいスキルが充実している(天空は仕様変更で若干価値が下がったが)。ブレス威力も高いためサマーソルトのようなブレス乗算の物理スキルを中心に攻撃していきたい。闘争を求めるバイコーンは§奔流と§闇沈みによる覚醒を活かし弓現型で活躍できるモンスター。他にも物理アタッカーとして竜騎士のバイコーン、魔法アタッカーとして黒き森のバイコーン、§隠れ身と§起き上がりを同時所持出来るエキドナ✕ダークヒーラーの組み合わせも地味に優秀。
装備は物理耐性が9%になるアーマード黒騎士の鎧が優秀。魔法方面に盾の装備を寄せると物理耐性が確保しにくくなるため、それを補える点も魅力。魔法攻撃が激しいダンジョンは闇耐性が大事なケースも多いため暗闇や疼きを癒やす因子なども使い勝手が良い。紐状の霊布はトレハンがレア11と優秀で、他の低ランクトレハンと組み合わさるとトレハンの穴埋め装備として有能になる。
竜巫女の試練 ★★★
目玉 猛き威のヒクイドリ
蒼天に昇る猛虎の爪
猛虎を軸としたモンスターがそこそこ優秀で、ギャララギア✕猛虎の組み合わせは爪現型と相性の良いスキルを多く持っている。ユニークモンスターである襲い掛かるギャララギアは§天空を持ったアサルトスピアで、§ハーピィ三姉妹を単独で持っているような性能になっているが、オキュペテーと比べた際に覚醒の有無、§奔流と物理威力補正の差もありそこまで爆発的な火力にはなっていない(それでも十分に強いが)。
隠れた有能が猛き威のヒクイドリで、威力補正こそ§猛炎を持つくらいで基本的には猛虎の性能におんぶにだっこになっているが、§炎喰いが一部の高難易度のダンジョンと相性が良く§天空の発動率も合わさり、メインアタッカーとして§雪食みを活かすスノウドラゴンのように大暴れしている。装備は蒼天に昇る因子が優秀で、竜巫女の長杖に付くと氷威力15%の優秀な氷槍になり、猛虎の爪に付くと高攻撃力の爪装備となる。
黒雷の試練 ★★★★
目玉 麗しき稲妻のマシンアーチャー
麗しき稲妻の闇精
享楽or黒き森の黒き雷神
霊力を扱うのに必須の§霊力武装を持つモンスターのダークエルフロードが出現するダンジョン。性格の都合上因子として付いたほうが扱いやすく、遠距離の雷属性の物理スキルが増え、後列における雷鎌としてより優秀になるマシンアーチャー(霊力関係なく雷弓としても優秀)、§魔力や§闇への誘いで闇鎌として補正を盛りに盛って攻撃できるようになる闇精との組み合わせが特に優れている。単純に§魔力が増え、炎威力補正が増えフレイムザッパーを扱えるようになるダークエルフや、魔法攻撃力に補正を持つリャナンシーと合わさっても単純に強化されるため、当たりの組み合わせも多いと言える。装備は霊力斧での活用が前提となってしまうが、享楽か黒き森の黒き雷神が優秀。他にはぶっきらぼうな凶星の弓や、麗しき稲妻or黒き森の知恵の輪も目玉とまでは言えないが優秀な装備である。
戦神の試練 ★★★★★
目玉 戦乱神楽のスライムセイバー
傭兵のアレス
傭兵のスライムセイバー
戦乱神楽のグリフォンorウルフ
男勝りの炎槍マーズ
戦乱神楽のスライバーソード
戦乱神楽のナイトランス
現在のスラモンにおける最強のモンスターである戦乱神楽のスライムセイバーが登場するダンジョン。攻撃力、必殺威力に補正を持ち、更に§奔流や§狂化、§闘争心で火力強化が可能、§狂化で落ちる耐久面の補助には§捕食が有効に働き、更に§奔流の維持にも繋がるシナジーを持つ。おまけに貴重な弓に積める遠距離対応スキルの§百火繚乱を持つ上、純粋に防御力や物理耐性の高い相手に対してはそれを崩す§溶解に加えて、物理耐性の高い相手に対しては槍適性を活かして貫通を狙え、高防御力の相手には攻撃力の補正や§狂化でよりダメージを通しやすくなっている。回避率の高い厄介なモンスターがいる場合にも、飛燕突きと§百火繚乱の組み合わせが有効に働くと、様々なケースに対応できるモンスターとなっている。
傭兵のアレスはアレス本体の弱点である攻撃回数へのマイナス補正を打ち消せる優秀なモンスターで、§集中により長期戦に強いモンスターとなっている。傭兵のスライムセイバーも同じく§集中を活用できるモンスター。アレスの炎スキルが扱えないため火力面ではどうしても見劣りするが、§集中と§溶解の組み合わせで他のモンスターと組み合わせた劣化役としてはより高い適性を持っている。
戦乱神楽のグリフォンやウルフはスライムセイバーと同様に必殺威力に補正を持つのに加え、§風乗りや§獣王の咆哮で覚醒できる点が強み。グリフォンは風乗りを活かせればスライムセイバー以上の火力を出すことができ、ウルフはFランク故の強化しやすさ、§ワイルドハントとフレイムザッパーで弱者狙い役として運用しやすくなっている。また両者ともに§獣の反応を持つため、爪現型としてはスライムセイバーより適性が高いと言える。
装備も炎槍マーズが攻撃と防御の両面が求められる剣のサブ装備としても優秀で、特に物理威力も上がる男勝り因子が重用されている。他には戦乱神楽(アレス)因子の付いたものが強力で、戦乱神楽のスライバーソードは単純に剣としての性能もさることながら、攻撃回数の減らない装備の中では珍しい突威力持ちであり、弓サブとしても優秀な装備となっている。戦乱神楽のスラパラシールドは物理耐性6%に加え、高い防御力もある装備である。戦乱神楽のナイトランスは攻撃回数の増加が少ない代わりに、槍の中でも高い攻撃力を持つ装備となっている。攻略の癖が非常に強いダンジョンだが、専用パーティを組んででも早めにチャレンジしたいダンジョンである。
拳聖の試練 ★★★
目玉 どきどきする凜風
拳の極意
物理威力に補正を持ち、更に§捕食、§激流と優秀なスキルを持つワニゲイツ絡みが優秀で、回避に補正を持ち§天空を持つおおわしやサンダードラゴンと組み合わさることでお手軽な属性爪アタッカーとなる。§天空こそないものの、§武術と必殺威力に補正を持つ武闘家因子もかなり優秀。一方このダンジョンの目玉である凜風は固有スキルに§激闘を持ち、更に§拳聖でかすりヒットからの反撃の機会を増やせる事もあり、ワニゲイツ因子がついた場合には氷爪アタッカーとして最高クラスのスペックを持つこととなる。凜風は§風読みと§天空が増えるおおわしとの組み合わせも優秀だが、ハーピィ三姉妹の大暴れの弊害か風の通りの良くないダンジョンが多かった期間が長く、そのポテンシャルを発揮するには至っていない。
装備は凜風の落とす拳の極意が優秀で、因子問わず爪の中では高いスペックを誇っている(強力な因子が少ないため伸びしろが少ないという難点もある)。レア9は確保が難しいトレハンであり因子厳選のハードルも低いため、難易度は少々高めではあるが早めに通っておきたいダンジョンの一つであると言える。
英雄盾の試練 ★★
目玉 ルミナスコバルザーク
英雄王の盾
このダンジョンの高ランクモンスターであるコバルザークは§正義の心で闇属性攻撃を引き寄せる優秀な盾モンスターである…のだが、このダンジョンでは耐性を補える組み合わせが殆どなく、因子なしの素体で基本的には十分と評されてしまうモンスターである。
しかし、ルミナス因子だけは一味違っていて、その理由は§光の導きで§聖なる応戦を2回使えるようになる点にある。コバルザークの運用の一つに§聖なる応戦でメタルグロスの§コメットハンマーの回数を回復して防御低下の機会を増やすという戦術があり(通称コバグロス)、その際に§光の導きのメタルグロスと組み合わせる場合に、§精霊の歌役を採用しなくてもコメットハンマーの使用回数を減らさないために§光の導き持ちのコバルザークが必要となるのである(金竜王討伐戦くらいなら§精霊の歌で十分だが)。
もう一つの目玉として取り上げた英雄王の盾だが、基本的に性能よりもレア10というトレハンの希少性を評価しての扱いである。純粋な盾としては物理耐性を増やせないのが中々痛く、あまり高い評価はされていない。
北の帝国
北の海路 ★
目玉 北ノ海のオクトスピア
これといったウリのない海系ダンジョンその3。北ノ海のオクトスピアは氷槍として優秀だが、他の有力ダンジョンでも互換装備が手に入ってしまうのが痛い。浮遊するシーサーペントは§旋回ブレスで蛇毒を振りまけるため何処かで独自の活躍ができる可能性はあると思われる。
地下遊戯場 ★★★
目玉 不気味に笑うインプ
ムッチリ♡キングアックス
快楽に溺れる不気味な仮面
モンスターでは魔法攻撃力、魔法威力の補正に§魔力、§堕落という魔法アタッカー御用達のスキルに加え§欺き戦術を持つ不気味に笑うインプが目玉。魔法アタッカーとしては闇を駆けるデモンアーチャーと並び最強の一角となっている。また、ナイトキティは聖なる角鹿攻略のキーモンスターになりうるため、素体でも良いので確保しておきたい一体。装備は命中率の上がる斧の中では攻撃力も物理威力も高いキングアックスが優秀。快楽に溺れる不気味な仮面は錬成限界であれば悪魔喚びの杖にも匹敵する(因子次第では上回る)高い魔法攻撃力を持つ鎌である。
夢魔の館 ★★★★
目玉 エルヴァ
美魔的なゴールデンゴーレム
美魔的なヴァンピーナ
夢魔の館はエルヴァというモンスターが非常に優秀なダンジョンである。このモンスターが優れている点は§熟成魔力と§妖精の風にある。まず§妖精の風はこれでもかと状態異常を狙ってくる高難易度ダンジョンの多くで必須のスキルとなっていて(高難易度で無くても必要なダンジョンも多い)、その中でも§熟成魔力で敵対を下げられるエルヴァは信仰役として最強クラスのモンスターとなっている。また、§熟成魔力の敵対低下は上級爪の§隠れ身の数の制限の対象外となるため、後列を§隠れ身、§隠れ身、§熟成魔力という敵対バランスにすることができる点も非常に優秀な点で、§隠れ身以上の強みとなっている。更にこのスキルを持つモンスターが極小数に限られているのもあり、エルダーエルフは現環境では必須級のモンスターであると言える(この上§癒やしの風まで持っている始末)。
モンスターの組み合わせとしては§対魔結界を持ち魔法により強くなれるゴールデンゴーレムが一番人気で、§起き上がりで事故対策になるヴァンピーナが次ぐ形(美魔的なヴァンピーナは§妖精の風メタピッピの親になるのも強み)。素体のエルダーエルフも状態異常にそれぞれ+20%と高い耐性を持つようになるため、始めたばかりのプレイヤーもまず素体を何体か確保しておくのをオススメしたい。他にも魔法関係に強いモンスターが多く生息しており、特に§隠れ身と§サウザンドキスが増えるリリム✕エキドナの組み合わせは道中で手に入る上、扱いやすいのもあり優秀。装備はそこそこ優秀なペロペロキャンディと回避率が地味に高く低ランクトレハンの狙える青い羽が使いやすいか。
帝国城 ★★★
目玉 炎帝の地獄の首輪
炎帝の獄炎の爪
帝国城で炎帝ケルベロスを追い求めるのがロマンと言われたのも今や昔、炎帝ケルベロス自体はトロフィーとしての価値が相変わらず強いものの(ブレスの強化と§炎喰いの価値が高まったのもあり、強いモンスターにはなっている)、トレハンⅡの登場により炎帝因子がトレハンとして重要な価値を持つようになり、潜る必要性のあるダンジョンへと立場が変化した。現状、固有のトレハンⅡ10%が手に入るのは一品物のフリーゼア因子の馬鳥の翼と、炎帝因子、超高難易度のダンジョンである六花氷の湖のスキュレー関係の装備だけとなっている。六花氷の湖の装備は魔法関係の物が多く性能も高いとは言い難い物が多いため、馬鳥の翼に不足を覚えた場合に帝国城に通うケースが増えている。
また、トレハンを抜きにしても炎帝因子は高い攻撃力補正を持っていて、地獄の首輪は攻撃回数が減らないというメリットもあり炎槍や弓現型、剣現型のサブ装備として特に有用な装備となっている。強化錬成の実装により、1024化が現実的に可能になったのも強力な追い風である。獄炎の爪も爪の中ではずば抜けた攻撃力を持っているが、爪以外で採用できるのは必殺率を重視した弓現型位になるのもあり首輪のほうが人気があるのが現状である。炎帝装備以外には見るものはこれと言ってないため(給仕係のケルベロスは§もらい火を活かして活躍できる可能性はある)、潜るには相応の虚無を感じる覚悟が必要になる。
地下水路 ★
目玉 執念深いトード
邪悪に笑うブラックストーカー
ブラックストーカーを掘る為のダンジョン。ブラックストーカーは強いモンスターではあるが、後列運用も出来て組み合わせの多さから運用の幅が広く、プラスの振りやすいキラーマンティスに押されている感が否めない。今回は§激流で氷で刈り尽くす者が使えるようになるトードと、§闇への誘いで闇威力を大きく上げるスカルマジシャン因子をピックアップ。
雪山 ★★★★★
目玉 雪隠れのユキメ&雪隠れの夜叉(§雪食み&§隠れ身のグランワイバーン親)
狼男のスノウドラゴン
雷光と駆けるスノウドラゴン
狼男の菊十文字
夜叉の狼牙刀
スラモン界の宝物庫(本物)雪山。様々な仕様変更や新ダンジョンで価値は大分変動したものの、それでも今でも★5の価値があると判断。グランワイバーンは過去に氷の洞窟や狂気の漂流島の攻略等で大活躍していたが、最近は§雪食みの活躍機会の減少やブレス威力乗算の物理スキルの威力低下もあり活躍は鳴りを潜めていた。しかし、新ダンジョン六花氷の湖でブレスアタッカーとして栄転を果たし、再び一線級のモンスターとして舞い戻った。
スノウドラゴンは狼男因子は爪や鎌で順当に殴るタイプ(剣や斧で必殺率を重視した運用も可)、雷光と駆ける因子は§雷電を活かし雷物理スキルで殴るタイプとなっている。両者とも§雪食みを活かすことが前提となっているため、氷攻撃の飛んでくるダンジョンで運用したい。他には回避補正や§獣の反応を持ち、+が振りやすいため回避を上げやすく、§魔狼の慟哭で更に命中率までも下げることができる狼男のシビレエイも爪現型で優秀なモンスターとなっている。§雷帯びも§雪食み同様に覚醒が狙える優秀なスキルで、金剛兵器討伐戦では必殺威力を活かして鎌としての活躍の道もある地味ながら優秀なモンスターである。
装備では菊十文字が攻撃回数の減りにくい剣の中でも破格の攻撃力を持っていて、剣だけでなく鎌や槍や弓のサブ、果ては斧のサブとしても採用されかねない性能となっている。狼男因子がつくと更に斬威力や攻撃力に磨きがかかり、並の斧を置いてきぼりにする高い攻撃力となる。B装備、因子厳選自体もB因子というのもあり、攻略しやすさも含め序盤から狙っていきたい装備であると言える。逆面の夜叉の狼牙刀も優秀な装備であり、こちらは回避率が大きく上がるため、爪のサブとしても非常に有用な装備である。同じような運用をできる装備で上回ってくるのは穢れ好きな妖刀黒砕牙しかなく、希少性としては狼男の菊十文字を上回る可能性まで秘めている。アイスキューブも物理耐性を持つ魔法盾で、高ランクで出ると終盤まで所々で使っていける。
氷尾根 ★★★★★
目玉 死を恐れぬスカルジェネラル
死軍を率いるデストロイヤー
死軍を率いる竜骨弓
祟り竜の不死将軍の剣
邪悪に笑う悪魔の大鎌
今も昔もスラモン界の装備において最前線を維持し続けるダンジョン。モンスターこそ§激闘と§逆襲が剣現型との相性がよく、攻撃力と物理威力に補正を持つ死を恐れぬスカルジェネラルくらいしか目玉となるモンスターはいないが、装備は最高級の装備が3種類も存在している。
スカルジェネラル、スカルドラゴンともに物理威力の補正が高く、両者の補正が合わさると13%という非常に高い数値となる。優秀な現型である弓の装備の中でも(まともに運用できる中で)最も攻撃力の高い竜骨弓、最も攻撃力の高い斧であり、斧以外でも槍現型でもその攻撃力を活かすことができるデストロイヤー、攻撃力こそ狼男の菊十文字等に劣るものの、攻撃力と防御力のバランスに優れていて上級剣と相性のいい不死将軍の剣、これらの装備にトップクラスの物理威力が付くことで、実装から今まで装備界の覇権を握り続けてきたダンジョンである。
これらの装備に隠れているがグレーターデーモンとスカルジェネラルの組み合わせも魔法威力を11%とする強力な組み合わせで、高ランクで引ければ終盤まで使っていけるポテンシャルがある。(魔法攻撃力の補正が少々低いので装備がかなり上澄みされてくると外れてしまうケースも存在する)
氷の洞窟 ★★★★
目玉 稲妻になったスノウヘッド
雨を呼ぶスノウヘッド
カチカチなor命乞いで欺く氷竜鱗の盾
アマルガルの持つ氷竜鱗の盾を狙うダンジョン。この装備は盾の中で最も高い6%の物理耐性を持っていて、カチカチ因子が付くと10%、命乞いで欺くか意外と硬い因子が付くと9%の物理耐性を持つ強力な盾となる。カチカチは固有6%とトレハンも強く、命乞いはブレス耐性を持つのが強みとなっている。装備は他にこれといったものもない(アイスキューブや、千年雪の剛弓サジタリウスは密林のサジタリウスを拾うまでの繋ぎとしてはまずまずの性能)。
モンスターは目玉とは言えないものの地味に優秀なモンスターも多く、§隠れ身と§妖精の風を持つスノウドラゴンとコロボックルの組み合わせ、§隠れ身と§癒やしの息吹を持つスノウドラゴンとギルバートの組み合わせ、盾役に§妖精の風を持たせられ、道中で狙える雨を呼ぶテラキューブ等が挙げられる。特に優秀なのがスノウヘッドで、雷に高い耐性を持つようになり、§避雷針と合わせて北の砦での活躍がより期待できる稲妻になったスノウヘッド、§妖精の風とブレス耐性が増え、活躍の場が広がった雨を呼ぶスノウヘッドが特に優秀である。
聖なる角鹿 ★★★
目玉 頑固or酔いどれのケリュネイア
純白or純粋無垢なケリュネイア(§光の導きメタルグロス親)
雨を呼ぶスノウヘッド
頑固なセイクリッドホーン
ケリュネイアは§光の導きと§疾走攻撃と2種の光属性の攻撃スキルを持ち、光属性のアタッカーとして最も高い適正を持っている。§剛力と物理威力に補正を得られるドワーフ因子だと安定して優秀なアタッカーとなり、§ストロングイッキによる力ためと§夢うつつが強力なサテュロス因子もドワーフ因子に匹敵する火力を出す。§光の導きメタルグロスを配合するためには§光の導きを重複したケリュネイアが必須となるため、そちらを目当てに通うプレイヤーも多く存在する。装備面では頑固因子の付いたセイクリッドホーンが高い攻撃力になるため人気。レア8のトレハンも優秀な点の一つ。
血の襲撃 ★★
目玉 恐ろしいヴァンパイアロード
恐ろしい真紅のワイン
ヴァンパイアロードは§魔矢追撃を持つ珍しいモンスター。闇を駆けるデモンアーチャーと比べると魔法攻撃力や§堕落の非所持などで素直に使うと下位互換になってしまうため、§血を統べる者や§吸血、恐ろしい因子の§魔刃やそれに伴う霊力攻撃で差別化していきたい。恐ろしい真紅のワインは優秀な魔法鎌。魔法威力の補正も高いため魔法アタッカーや霊力アタッカーのサブ装備としても強力。また、霊状の紐布はここでも低ランクのトレハンが付きやすいためトレハン確保用の装備として優秀
機械行進 ★★
目玉 ピッピのアイアンゴーレム
メタピッピや§〇〇マーチ持ちなど翼適性のモンスターが多く存在するダンジョン。§〇〇マーチはパーティ人数の多いレイドバトル(現状では物理の通用する金竜王討伐戦ピンポイントだが)でより高い効果を発揮する。目玉に上げたピッピのアイアンゴーレムは性格臆病かつ§隠れ身を持たないため防御して耐久をかさ増しする盾役として優秀。またピッピ因子のため§フレフレや高いアップ効果を持つため、翼をバフ目的以外で運用したい場合や、そもそも翼を入れる枠のないパーティ等でもバフ盾としても活躍が可能(防御力は落ちるがピッピのキラーアントも同じ動きができる)。森の地下遺跡で触れた雷を刃に宿すアイアンゴーレムはここでも確保可能。装備はいまいち良いものがないため、基本的にはマシンナイトの強化素材を集める+メタピッピのバリエーションを増やすダンジョンと割り切ろう。
北の砦 ★★★★★
目玉 ピッピのウァプラ
小さきルイコ
雷矢を放つマシンナイトor雷を刃に宿すマシンアーチャー
作られしメタピッピorピッピのホムンクルス
小さきメタピッピ
機能を司るor作られし電磁砲
最終破壊兵器のカドゥケウスの杖
雷属性の扱いに長けたモンスターが数多く存在するダンジョン。小さきルイコは固有の雷魔法スキルを2つ持ち、§雷電と§半永久発電でそれを更に高める事ができる。更に§滅殺破壊ビームの自傷効果で§雷帯びの効果で覚醒までしてしまう。魔法の中でも雷魔法は特に高火力が出しやすいのも追い風となる。一つはこのダンジョンの装備には魔法威力と雷威力を大きく高める組み合わせのものがあること。もう一つはサンダーボルトの威力が400と非常に高いためで、これを多段強化で2発に増やすと他の魔法より頭一つ抜け出したダメージ量となる。
マシンナイトとマシンアーチャーの組み合わせは主に弓で優秀で、マシンアーチャーの遠距離の雷スキルを活かした雷弓としての運用は一部のダンジョンで強烈に刺さる。威力補正自体も優秀な上に§奔流まで付くため、普通の弓アタッカーとしても秀でたものがある。§奔流には命中上昇の効果があり、§アナライズはメタピッピの§解析ビットと組み合わせると命中が上がる。更にマシンアーチャーしか持たない命中✕1.20の補正に§虫の眼と地味に命中率については他の追随を許さない。どちらもスキルや補正の差はないが、性格の都合で§ロックオンを活かせるマシンナイトが本体の方が若干使いやすい。
ウァプラは§避雷針と§魔法分解を持つモンスターで、物理魔法の両面に強いモンスターとなっている。機械系モンスターの因子がつくと更にブレスにも強くなれるため、嵐の海域などブレスや魔法、雷属性のスキルが多いダンジョンでの活躍が期待できる。機械系モンスターの因子の中でも、ブレス耐性は0.80止まりなものの、§フレフレなどのバフを扱えるようになるピッピ因子が一番人気である。
ホムンクルス✕メタピッピの組み合わせはメタピッピに§対魔結界と§起き上がりを持たせることが出来る点が優秀。高難易度のダンジョンでは特に§対魔結界の必要性が高まっているのもあり数あるメタピッピ関係のモンスターの中でも特に人気のある一匹。小さきメタピッピは§隠れ身を持つのが強み。手に入りやすい、強化しやすいため取り敢えず拾っておきたい。§隠れ身遺伝と比べると、ステータス補正により高い回避により磨きがかかるり、§隠れ身の回避補正もより有効活用できる。
装備ではホムンクルスとルイコの組み合わせが強烈で、魔法威力が11%、雷威力が15%とかなり高い補正になる。更に最終破壊兵器のカドゥケウスは錬成石での限界(つまりIL700台)では2番目に魔法攻撃力の高い装備で、その魔法攻撃力はS(725)で5000を超える。これはS以上の悪魔喚びの杖でようやく到達する領域で、Bでありながら強化錬成が開放されてなお前線を貼り続けられる装備となっている。
天使先兵 ★★
目玉 ルミナスジャックフロスティ
ルミナスor光を灯すパワー(§光の導きメタルグロス親)
光属性を扱うモンスターの多いダンジョン。特にルミナスジャックフロスティは光魔法使いとして秀逸で、§堕落こそないものの、魔法攻撃力と魔法威力への補正、§魔力、魔法パーティには爪が入りにくいため地味に重要な§隠れ身、§光の導きと欲しいものを兼ね揃えている。光魔法が固有スキルで一つくらい欲しいところではあるが、それでも光魔法使いではトップクラスのスペックであると言える。
パワーは§ジャスティスガードからの§正義の心で闇攻撃を引き寄せる盾役として優秀だが、盾役の定めか配合産で十分なケースは多い。しかし、生贄のパワーは§フレフレを持つため配合産と比べバフ撒き係としても活躍できる強みを持つ。また、純白のヴァルキリーと同様に§光の導きメタルグロスの親となるパワーが出現する。該当する組み合わせはこちらが2つと多いが、戦乙女の試練は戦乙女のスケギヨルドの斧やケットシー周りのモンスターなど副産物が充実しているため、どちらで狙うかは好みが分かれる部分である。
空の旅路
東の孤島 ★★★★
目玉 透き通るモアイヘッド
恐ろしいキラーマンティス
あまりに巨大なモアイ像
マフィアスーツ
透き通るネオペディア
透き通るモアイヘッドはスラモン界最強の盾役モンスターである。§頑強と§硬化反応、更に防御力✕1.40で物理に対し鉄壁だったモアイヘッドが透き通る因子で弱点の魔法への耐久力を補っている組み合わせ。更に§クリアボディでブレスに対しても更に硬くなり、§水のベールで味方をブレスからも守る隙のなさである。物理、魔法、ブレスと様々な攻撃が乱れ飛び、盾役が耐えられず落ちるという事態から最も遠いモンスターであるため、メタスラパラディンが対超金属でメタられる高難易度のダンジョンに挑む際には確保しておきたい一匹である。恐ろしいキラーマンティスは§奔流が優秀。更に§魔刃を持つため、霊力を用いて刈り尽くす者を扱えるのも大きな強み。
あまりに巨大なモアイ像はC装備でありながら回避を捨てた分、錬成石で強化できる範囲では氷竜鱗の盾等の盾を上回る防御力で、物理耐性も8%と高い数値となっている。マフィアスーツは性能自体は禁断の書や日輪の輝きより低いものになっているが(AA装備ぇ…)トレハンのレアⅡの9を確保するのに大変便利である。信仰のサブ枠が空いているならネオペディアを用いるのも悪くない。透き通るネオペディアや黄金のネオペディアであれば良因子の悪魔喚びの杖に近い性能であり、魔法アタッカー用の装備としても十分実用に耐える。
大平原 ★★
目玉 小回りの効くトリケラヌシ
闇に沈む黒角竜の槍
威圧するドリュウドリル
トリケラヌシは闇属性の物理攻撃スキルを複数持つモンスター。闇属性物理攻撃の全書スキルはダークスラッシュしか存在しないため、複数の闇属性物理攻撃を持っているのは闇属性アタッカーとしての資質が高いと言える。物理アタッカー向けの§激闘を持ち、§頑強や§憎悪、§装甲機動に§迎撃と剣現型向きの性能となっている。トリケラヌシが本体の場合、因子は防御と力溜めを組み合わせられ、攻撃回数のマイナスを補えるリザードマン因子との相性が良い。トリケラヌシが因子として付いた場合は§不意打ちで必殺での剣反撃を狙えるラプトルとの相性が良い。
装備では貴重な闇属性槍でかつ、攻撃と防御が上がるため剣の攻撃回数確保のための装備として優秀な黒角竜の槍がオススメ。炎槍マーズとは属性の違いで差別化したいところ。威圧するドリュウドリルは回避率が大きく上がるのもあり、爪現型のサブ装備として優れている。
百獣王の森 ★★★★
目玉 息封じの合成獣の剛爪
吠え猛る息封じの守護剣
合成獣の吐息
優秀な装備と因子補正を持つキマイラが出現するダンジョン。特にドレッドディアと組み合わさると斬威力と攻撃力の補正に加えブレス耐性も付き攻防一体の性能となる。吠え猛る息封じの守護剣は守護剣の低めの攻撃力をキマイラの因子補正で補うことができる組み合わせ。キマイラ関係以外では、毒鱗粉の羽やもふもふに翠色因子が付くとトレハン的にも大変有用になる。特に翠色のもふもふは回復効果も大きく上がるため性能自体も申し分ない。
装備に対してモンスターはこれと言って目立ったものはいないのが欠点。強いて言えば火を纏うハッピーラビットは身体異常への弱点を補うことが出来る相性の良い組み合わせで、幸福なるドクアゲハは§蝶の舞に加えて§幸せの宴を持ちレイドバトルへの適性が高いくらいとなっている。
緋天の樹林 ★★
目玉 猛る旋風ファイアドレイク
天を紅く染めるマッドフレイム
§旋回魔法が個性的なファイアドレイクが登場するダンジョン。魔法自体が下火な環境のためイマイチ目立ってはいないが、魔法の弾数が限られる今の仕様上、弾数に制限の無くなるこのスキルは大きな強みとなりうる。因子は§獣の反応で回避の上がるグリフォンが最も相性が良い。また、ファイアドレイクは魔法攻撃力だけでなく回避率も必要となるため+振りの恩恵が大きいモンスターであるのだが、AAモンスターのため大変+値が振りにくいのもあり、§魔力を失わずに+を振りやすくなるマッドフレイムにファイアドレイクの因子がついたパターンも相性が良い。装備はこれといったものは無いが、流動石の巨岩石は物理耐性も高く、トレハン的にも優秀である。
橙夜の饗宴 ★★★★★
目玉 かぼちゃ頭のor火花散るランタンロード
魔境橙夜のフランケン
火花散るフランケン
魔境橙夜のダークウィッチorパピヨンorスペクター
魔境橙夜の闇の杖
(闇に沈む)マグメルの大鎌
モンスター、装備の両面で非常に優秀なランタンロードが出現するダンジョン。モンスターとしては魔法攻撃、魔法威力の補正に加えて2種類の炎魔法を扱うことが出来る。その上§魔刃に必殺威力も持つため、魔術としても鎌としても霊力鎌としても活躍できるポテンシャルを持つ。ランタンロードが本体の場合は§猛炎の増える因子との相性が良い。§隠れ身を持つジャックランタン因子、§灼熱斬剣が鎌と相性の良い火精因子、それぞれに若干異なる強味を持っている。
因子としてついた場合には物理威力にマイナス補正を持つモンスターが多いため、どちらかといえば魔術向きになる。闇属性も扱えるようになり、更に闇魔法と§隠れ身の増えるダークウィッチ、闇魔法と§蝶の舞に加え§鱗粉で魔法攻撃力が上がるパピヨン、固有魔法は増えないが§魔力で魔法攻撃力は最も高くなるスペクターが相性が良い。また、物理威力✕1.20を持つフランケンとは更に相性がよく、§魔刃を活かし霊力鎌として運用すると大変愉快なことになる。
そのフランケンは§避雷針と§頑強を持つため盾役としても優れていて、§魔法分解を持つ火精因子との相性も良い。§剛力や物理威力に補正があるため§猛炎と§灼熱斬剣を活かした剣役としても中々優秀で、ヴァンバット因子と組み合わせると闇属性の物理スキルが充実し闇斧要員としても一角のモンスターとなる。
モンスターだけでなく装備も充実していて、魔境橙夜の闇の杖はB装備でありながら最も高い魔法攻撃力を持つ。魔法威力も高く、強化錬成を前提としても悪魔喚びの杖等に全く劣ることのない性能である。マグメルの大鎌は攻撃力、魔法攻撃力、攻撃回数いずれを取っても鎌の中では優れた性能となっていて、鎌現型の装備としては勿論のこと霊力アタッカーの装備としても活用可能で、闇に沈む因子であれば魔術などの魔法アタッカーにも装備させられる性能となる。トレハン面では捕獲12の翼である月光蝶の羽が地味に便利。目玉装備やモンスターを漁る間に便利な組み合わせが手に入ることと思われる。
赤鬼ヶ島 ★★★
目玉 鬼気迫るor火花散る不動悪鬼
火花散る赤鬼
縁結びの赤鬼の腰巻or動かざるウサメパーカー
動かざる赤鬼丸
炎属性を得意とするモンスターが多く存在するダンジョン。不動悪鬼は同じく炎属性の物理アタッカーであるアレスと比べると斧に高い適性を持っている。§剛力と物理威力に補正を持つため、突属性を扱わない現型ではアレスに劣らないポテンシャルとなっている。因子は§激闘と斬威力の増える赤鬼因子か§猛炎の増える火精因子が候補となる。また、剣として運用するなら攻撃回数のマイナス補正が気になるところとなるため、赤鬼を本体としたいところ。
赤鬼も§激闘を持つ優秀なモンスターで、道中で出る火花散る赤鬼は火属性版の襲い掛かるエビタンのような性能となる。突適性がマイナスとなっているが、炎物理スキルの再攻撃には前列であれば突威力は影響がないため、槍で起用するならば炎物理のスキルを目一杯積み込んで運用したい。
装備ではイナバウサギ因子の攻撃回数の補正が優秀で、不動悪鬼と合わさり爪につくと爪現型の確保しにくい攻撃回数を補うことができる。赤鬼の腰巻が本体の場合は攻撃回数に優れ、ウサメパーカーを本体にした場合には命中と回避に優れた性能となる。また、動かざる赤鬼丸はC装備でありながら狼男の菊十文字と並ぶ攻撃力をしているとても優秀な装備である。ただしA因子であるのと、菊十文字と違い動かざる因子でないと性能が大分落ちてしまう点が難点。狼男の菊十文字を狙うのであれば天秤にかける価値はあるが、菊十文字自体がないならそちらを優先したい。
黒竜の試練 ★★
目玉 最後の影闇精
最後の影翼竜の靱尾
最後の影赤髑髏の毒爪
最後の影闇の妖刀
素体でも高いポテンシャルがあったマンダレイアが出現するダンジョン。しかしこのダンジョンで出現する組み合わせは控えめな性能の組み合わせが多い。§魔刃を失うものの§魔力が増え§闇への誘いが増える本体闇精の組み合わせが比較的な優秀。
装備は高い回避と攻撃力補正を持つマンダレイア因子がやはり優秀で、最後の影翼竜の靱尾は攻撃回数の補正やブレス威力の高さもあり、ブレス重視で攻撃する爪を含めた爪アタッカーのサブ装備として優秀。また赤髑髏の毒爪も高い回避率に攻撃回数も4回増える優秀な装備となる。但し、どちらも威力補正が貧弱で活用できるのはブレス爪運用でのブレス威力くらい。更にどちらも空を裂くデルタウイングや動かざるウサメパーカー等の互換装備が存在している。その上このダンジョンは難易度が大変高いため、このダンジョンで装備を集める必要性は薄められている。
最後の影闇の妖刀は攻撃回数が減らない鎌の中では抜きん出た性能をしているため、潜る意義を考えるとこの装備が一番良いものになるかもしれない。
六花氷の湖 ★★
目玉 重量級のシードラゴン
六花氷の水精or水も滴るスキュレー
クライソウル
氷属性のモンスターや装備が多く存在するダンジョン。モンスターの中では§ブレスの血統や§激流、ブレス威力1.60の補正を持ち、更にブレスのダメージに関わる攻撃力と防御力を補正と§剛力で高めることができる重量級のシードラゴンが目玉。また、水精とスキュレーが合わさると魔法攻撃の補正が高くなり、氷魔法の種類も多い優秀な氷魔法使いとなる。アズマウオーは専用パーティが必要になるものの、§すいすいドリルと§すいすいサーフでコバグロスと同じように攻撃しながら相手の防御力を低下させることができる(道中で入手でき、§獣王の咆哮で覚醒できるダイアウルフ因子との相性が良い)。他にも飛び抜けはしないものの相性のいいモンスターの組み合わせが多く存在している。
装備ではスキュレー関係の固有ドロップⅡ10%のトレハンが重要度が高い。馬鳥の翼や炎帝装備は物理パーティで無いと入れにくいという欠点があるので、魔法パーティを運用する場合や、信仰に固有ドロップⅡの10%を積みたい場合に重要な存在となる。他には魚心の一擲は毒蜂の一撃と同じ系統の槍で、高ランクで出れば秀でた攻撃力となる。そこそこに優秀な物があるダンジョンではあるのだが、その難易度はだいぶ吹っ切れているためあまりオススメのダンジョンとは言いにくい。しかし、固有ドロップⅡ10%のトレハンについては高い希少価値があるため、★★と評している。
レイドバトル
金剛兵器 討伐戦 ★★★
目玉 (ゴールデン)グロスシールド
(最終破壊兵器の)金剛彗星拳
ボスとしてメタルグロスが登場するが、メタルグロスの今の環境での主な役割は§コメットハンマーを繰り返しての防御力低下であり、その役割を全うするためには光威力を上げ再攻撃率100%を確保することが最重要となる。そのため、§光の導きを遺伝したり、配合産で10%でも光威力を高めることが重要となっていて、二つ名付きのメタルグロスの重要性は低くなっている。
装備はレアⅡの9%を付けられるのが重要で、グロスシールドは物理耐性こそ高くならないものの防御力が高く、ブレス耐性や魔法防御力も上がるためトレハン確保のための装備としては扱いやすい。金剛彗星拳は光威力が上がる斧のため、上記の光威力重視の運用をするメタルグロスと相性が良くなっている。
祟り邪竜 討伐戦 ★★★
目玉 のたうつファフニール
祟り竜のファフニールの竜血
§蛇毒を持つナーガとの組み合わせが優秀なモンスターが多い。パラストレントと組み合わさると§毒の粉と§毒牙で身体異常効果を大きく上げ、§蛇毒のダメージ効率を高めることができる。のたうつ機械馬を§蛇毒の遺伝親とした配合ではプリティマッシュやマンドレイクに§蛇毒と§毒牙を遺伝でき、同様に身体異常に特化した性能となる。そしてここの目玉とも言えるのたうつファフニールは、2種の固有の毒ブレスにより§蛇毒を全体に発動でき、その性能はいくつかの蛇毒が火力の一端を担うダンジョンの難度を明確に低下させる(必須ではないが)。
装備では祟り竜のファフニールの竜血が攻撃力と防御力がバランスよく上がり、剣のサブ装備の候補となり得る。他には宝を守る朽ち木の魔樹皮もそこそこの良品で、各種攻撃への耐性を上げることができる。
金竜王 討伐戦 ★★★★★
目玉 猛炎のキングドラゴン
君臨する幸運の冠
(ブレス威力の上がる)竜王の剣
金竜の鎧
キングドラゴンは§君臨が優秀なモンスターで、盾役以外に攻撃が集中しやすくなってしまう弱者狙いの攻撃から味方を守ることができるスキルである。他に§君臨を持つ不動悪鬼は§狂化を持ちあまり盾役に適したモンスターではないため、§頑強を持つキングドラゴンが弱者狙い対策の筆頭となっている。特に§魔法分解を手に入れ魔法に対して強くなれるウィスプの因子が優秀で、橙夜の饗宴の盾役として活躍している。防御力に補正もあるためブレスを使わせても優秀で、こちらもウィスプ因子は§猛炎を持つため高威力の炎ブレスを扱えるため相性が良い。
また他のレイドと比べても装備が抜きん出て優秀で、竜王の剣は剣の中でも攻撃力と防御力の合計が高い優秀な剣である(他のAA装備もそうあってほしい)。防御寄りの性能でありながら、守護剣系の装備と違い命中が確保できるのも見逃せない点。因子次第ではブレス威力もかなり高くなるためブレス使いのサブ装備としても優秀である。金竜の鎧は物理防御と魔法防御が両方上がる上に、物理耐性もそれなりに確保できるため盾や塔の耐久力確保に適している。
幸運の冠は素の性能だけでも魔法耐性が上がる(他の魔法盾は何故か魔法耐性が上がらない)優秀な魔法盾だが、君臨因子が付くと防御力も大きく上がり、物理耐性まで増え隙がなくなってしまう。スラモン界の盾の中でも最も優秀と言っていい品である。
まとめ
疲れました!
★3以下のダンジョンは特に評価に個人差があると思いますが、(特に★3と★2の間)個人的にはこんな評価に相まりました。
基本的には序盤は回れる★4以上のダンジョンを回っていれば外れはないかと。序盤なら聖獣の森も★4の価値はありそうです。
それではまた!次回は死軍を率いる竜骨弓とデストロイヤーが揃ったときにでも。
(R5.9.13)