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「ワーママが転職しにくい理由」の考察

ワーママの転職支援を生業にしているのですが、「ワーママ転職って難しいよね」という言葉を1年で1,000回は耳にします。

なぜ、転職しにくいのか。

私なりに考察を行い、いくつかに分類を行ってみました。

時間が足りない問題

ワーママの転職活動は時間が足りない。

これは転職活動を経験した多くのママが抱える課題です。転職活動は離職した状態でない限り、有給を取得して行うか、夜の時間を利用するのがメイン。

コロナのご時世で行き先が決まる前に退職するのはリスクが大きい上に、ワーママの場合は子供の保育園問題(市区町村によって、無職期間が続くと退園になる可能性がある)もあります。

また子供の行事や体調不良で有給を利用してしまっている人も一定数いるでしょう。もちろん現職が忙しすぎて休めないという声もあります。

なにより、夜の時間は子供の時間。毎日面接に伺える状況でないのも実態としてあります。

このように、時間がないが故に転職活動をそもそも行わない方、頑張って初めてみたけど、忙しすぎて中断する方は一定数いるのが現状です。

時短などの求人の情報がまとまっていない問題

ワーママの転職活動の多くが、通常の転職活動者が求める情報と少し異なります。

一般の転職において年収や仕事内容などが第一の条件になることが多いのに比べ、ワーママの転職では社内制度人間関係が重要視されているのです。

しかし、世の中の求人で

「時短勤務可能!」「○才まで時短使えます」などと書いてある企業はほとんどありません。

つまり、世の中の求人のうち、自分にあった企業を探すことはとても難しくなっていると言えます。

最初から諦めている問題

私なんて...

そう思って転職活動自体をストップしているケースも多いでしょう。

実際に時短勤務が必要な時点で転職は不可能と思っているケースも少なくないようです。

しかし、実は時短求人をしっかりと把握して紹介しているサービスがいくつか出てきています。もちろん通常の求人に比べると数は多くありませんが、ワーママ向けの求人情報がまとまっていることは大きなメリットがあります。

逆に今はじっとこらえて転職しないという選択肢もあります。

子供が大きくなってから転職をするのももちろん方法の1つですが、年齢は転職活動の成功の可否を決める1つの指標です。

転職したいのであればまずは探してみることも大切なのではないでしょうか。

まずは自分の市場価値を把握しよう!

上記いずれの問題も自分一人では解決しにくい問題ではありますが、「そもそも今転職して良いのか」「もう少しスキルを身につけるべきか」などは労働市場の状態にも左右されるものです。

具体的な転職という話でなくとも、次に自分はどういうキャリアの選択肢を持っていて、どう行動すべきか、を知っておいて損はないでしょう。

是非あなたの選択肢に関して、ざっくばらんにお話ししましょう!

QOOLキャリアではワーママ専門のエージェントとして、多数の時短案件を扱っております。

ワーママの転職事例はこちらにまとめてあります。


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