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バイオリンの裏板 その木、何の木?

裏板は、
「楓(かえで)」

表板の「アベテ・ロッソ」よりも、楓は硬いので、強度が保たれています。

稀に、柳、ポプラなどもあります。
アントニオさま(かの有名な楽器作りの巨匠 Antonio Stradivari=アントニオ・ストラディバリのことです)の楽器にもがあるそう。

裏板は、1枚板、2枚板、それぞれ多数存在します。とは言っても、2枚板の方が多いです。

こちらは、2枚板

2枚板


そして、こちらは1枚板

1枚板-裏

どちらかが優れていると言うわけではありません。
どちらかがお高いと言うわけでもありません。
色の違いは、ニスの違いです。

側板も同じ材料です。

側板

そして、ネックも同じ材料です。

ネック


そして、こんな1枚板もあります。
ん?この感じ、あまり見ない。

板目

こちらは、同じ「楓(かえで)」ですが、
木の切り方が、通常とは違います。

次回のnoteで、木の切り方について、もう少し詳しく、わかりやすく、説明しますね。

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