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こんな写真撮ってる場合ではない

ありがとう」を伝える

例1 仕事中に
私の職場で働いている。上司とのやりとり。
今になって気づいた!明日からやらなければ!
仕事のやり方で、もう一つ要領がつかめていないのをみかねて、上司か同僚が仕事のやり方のコツを教えてくれました。
ふつうなら、「ありがとうございます」とお礼を言いますよね。
あなたは、それ以外にどうしますか?
あなたもきっとそうだと思いますが、仕事がうまくいく人というのは、それだけで終わらせないものです。
まずは、教えてもらったことをすぐにやってみます。やってみて少しでもうまくいったら、
「〇〇さん、さっきのうまくいきましたよ。ほら、みてください」とわざわざ報告に行くのです。
「(これまでの苦労がウソみたいです)どうもありがとうございました。」と再度、感謝するのです。
このように、人から教えていただいたら、基本的に次の三つのことをすればよいと思います。
1.その場で感謝する
2.実行する
3.後で報告して、感謝する
ふつうは、1か2で終わりますが、仕事を通してよい人間関係をつくれる人は、ほとんどが3までやっています。「ありがとう」と報告する
例2 同じく仕事中に・・・
もう一つの例をあげます。
上司(先輩)に「この書類を見ていただけないでしょうか」とお願いして、見てもらうとします。
そのとき、赤ペンで直され、「ここは、こういう表現にした方がいいよ」と教えてもらうことがあります。
そのとき、お礼を言うのは当然です。
次には、教えてもらったことをできるだけ速やかに実行します。
このケースでは、速やかに書類を修正することです。その後、
「この通り、修正し終えました。おかげさまで前より良くなったと思います。
ありがとうございました」
と報告をするのです。
上司(先輩)は教えてはあげたが、その後どうなったかなと気にしています。
気にしてはいないように見えても、部下が自分の言葉をどう受けとめたのか知りたいのが、上に立つ者の心理です。
ですから報告することで、上司(先輩)は安心します。
感謝されることで、また教えてあげたくなるのです。
「ありがとう」は普段から
例3 ラーメン編
これは、仕事以外の人間関係にもあてはまります。
たとえば、おいしいラーメン屋さんを教えてもらったときもそうです。
「ありがとう!この前教えてくれたラーメン屋さん、行ってみたよ。おいしかった!」
と報告すれば、相手はきっと喜んでくれます。
「そう、実は、またおいしいラーメン屋、見つけたんだよ。あのね、……」
とまた教えてくれるかもしれません。
人は自分の話を役立てて感謝してくれた人に、また何かしてあげたくなるものです。
(ケーキの好きな人にはおいしいケーキの情報が、映画が好きな人には面白い映画の情報が・・・)
ですから、報告して感謝する人には、役に立つ良い情報がどんどん集まってくるのです。
報告して感謝しよう。
ここまでやらなかった。感謝の心が足りないと下げられない頭!

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