リモートワーク環境をガチな感じにするために、その3

はじめに

過去2回、リモートワーク環境をガチな感じにするための記事(その1その2)を書いた井上です。現在は転職し、Hubble という会社に在籍しています。
Hubble においても前職同様リモートで仕事をしており、前回の記事投稿から暫くは快適な環境になったと喜んでいたのですが、その後、新たに幾つかの課題を抱えるようになり、そしてそれをどのように解決したのか、ということを書いていきたいと思います。

関係ないようで関係のある話

私は現在、サザナミインコとウロコインコそれぞれ1羽ずつの計2羽の鳥を飼っています。鳥達はとても元気で且つ繊細な生き物で、24時間365日、ある程度温度を一定に保った環境で過ごせるようにしなければなりません。
ですので就寝時も快適に暮らせるよう、私の仕事部屋のエアコンを年中つけっぱなしにし、温度を一定に保った状態にして鳥達の寝床にしています。
そういった状況にあるため、夜中に何かしらの作業をしよう思った時には部屋の電気をつけることが難しく、暗闇の中での作業となるため決して目に良い状態ではなく、作業中はなかなか辛い状況でした。

我が家のサザナミインコ

ではどうしたか

この点を解決するには机の上だけを照らす灯があれば、と思い、Elgato Key Light MK.2 を導入しました。
Key Light の素晴らしいところは単純に机の上を照らす、という最低限の要件を満たしつつ、照明の強弱と色温度の変更が出来、しかもそれがスマホ、PCから遠隔で行えることにあります。
昼間に明るさが足りないな、という時には照明を強めにして、夜は逆に弱め、色温度を下げて運用、みたいなことが出来るわけです。
また1灯だけだと照らした部分のムラが発生するのでは、と思い2灯配置し、数日間運用していますが今のところ非常に快適です。

デスクの左右にKey Lightを配置

モニターの作業領域が狭い問題

以前使用していたモニターは16:9で4kのものを使用しており、色再現性などの面では満足していたものの暫く使用していると再び画面切替による不具合が発生したことと、作業領域の狭さに満足できないようになりました。
ウィンドウを3つ並べ、1つはブラウザ、1つはエディタ、そしてSlack、といった状況を想定した時、1つ1つのウィンドウサイズが狭く、満足な作業環境とは言えない状態でした。
画面切替の問題は単純にモニターのリプレイス・または修理で済みますが、作業領域の狭さについてはそうはいきません。

ではどうするか、どうしたか

この問題の解決には大まかに2つの方法があると思います。
1つはサブモニターの追加、1つは既存モニターをリプレイスする形でのウルトラワイドモニターの導入です。

サブモニターの追加は設置スペース確保の問題で全く同じものをもう1つ、というわけにはいかず、既存モニターよりサイズの小さい別のものを導入することになるわけですが、どうしても色味の違いが発生してしまったり、グレア・ノングレア、液晶・有機EL、などモニターを選ぶ際に気を付けるべき点が多々出てきます。
その点、ウルトラワイドモニターの導入であれば既存の設置スペースから多少の拡張で済み、且つ広大な作業領域を確保でき、モニターを追加する際に考慮しなければならない様々な点について考えずに済む、という利点があります。
そのため今回は諸々の面倒さを考慮してウルトラワイドモニターの導入に踏み切りました。導入したモニターは DELL U4025QW というものになります。
解像度は5120x2160と非常に広く、4k以上ということで縦横共に充分な作業領域を確保できます。また発色は10億色以上、輝度の面でもHDR600に対応、リフレッシュレートも120Hzと申し分ないものです。これにより趣味でやっているゲーム、動画編集や写真編集がすこぶる快適になり、それでいて普段の仕事の効率も向上しました。
そして、これは副次的なものにはなるのですが、このモニターには拡張ポートが複数用意されており、背面のポート以外にもモニター左下部を押すことで拡張ポートが飛び出すギミックが用意されているので前回の記事で紹介したDockが不要となり、これまで以上に机の上がスッキリするという効果もありました。

モニター左下部にある拡張ポートを出した状態

余談

実は他にもコンデンサーマイクをリプレイスしたり、Stream Deck+ を導入したりと変更した点が幾つかあるのですが、今回は2つの点に絞ってご紹介しました。これらについてはまた機会があればご紹介したいと思います。

最後に

現在、Hubbleでは一緒に働いてくれる仲間を募集しています。
開発・ビジネスそれぞれの領域に募集ポジションがありますので、興味のある方は是非こちらをご確認ください!

いいなと思ったら応援しよう!