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おかえり お絵描き

私は短大後に専門学校でデザイン科のビジュアルアーツ専攻というのに入った。
ほぼ2年間ファインアートみたいなものを
気のすむまで描く、作る。
今思い出しても、喜びに満ちあふれた2年間だった。

卒業前に、校外授業みたいな感じで
みんなで、東京の美術館の展覧会に行った時のこと、
その時に素晴らしい作品も好きな作品も
あったんだけど、駆け出しの作家たちの展示室があった。

そこで作品を見ていたら、だんだん苦しくなり、
不思議に思った先生や同級生がどうしたの?
と聞いてくれたけど、
思っている事を言えなかった。

一番仲の良い友人で、彼女は私の意見を聞いても
嫌な気持ちにならないと思って
「ここの作品は必要とされてる?」
と聞いた。
少し考えてからその子は
「ううん」と、言った。

私は「それが苦しい」と言ったら
「別に必要とされなくてもいい」とその子は
言っていたけど、
私はそんなの嫌だ、と強く思った。

学生時代は描く度に、友達や先生の意見や感想をもらえて
それがコミュニケーションみたいで面白かったけど
外の世界はこんな感じかとその時に感じた。

今みたいにsnsがあったら、あんな閉塞感は感じなかったかもと思う。

その後、広告デザインの世界に入り
色々とイラストも描かせてもらったりもしたけど

昔描いたカレンダーの絵を引っ張り出してきた
懐かしい〜

自分の気持ちだけで描いて
見てもらうということはいつの間にか無くなった。

それが、今年入ったオンライン講座の
自分らしいビジネスの教習所の仲間の

あいみちゃんが描いてみたら?
って言ってくれて、
たのしく描いていたら、

かずみみちゃんが、kitpasという水性のクレヨンを、よっちゃんに合うと思うとプレゼントしてくれて、また、楽しく描いていたら、

kitpasつなぎ隊」という
kitpasというクレヨンを世界中に広めようと
活動している友人たちが、
もっと描いてみてと言ってくれて

投稿すると見てくれている人もいる。
なんかとっても幸せだ。

一度手放したものが帰ってきたみたいだ。
おかえり お絵描きタイム

昨日の空

みんなどうもありがとう♡

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