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ある日のお客さまとのお話

yockaでお客さまが楽しくもの選びをされて行くように、私にとっても“選ぶ“という体験をご一緒できることは何より嬉しく、実店舗を持つ大きな意味でもあると思っています。また、“お客さまと私“ という人と人の部分もより大切にしていきたい思いがありエピソードとして時おりお届けしていけたらとブログに書くことにしました。

今日は、長崎からいらっしゃるお二人のお話を。

たびたびお店へいらしていただけるお二人は、いつも私のセレクトするアイテムについて、沢山のことを質問してくださいます。嬉しい私はセレクトブランドの背景から自分とブランドとのエピソードなど、つい熱が入ってどこまでもお話してしまうことも。。。その先も長く大切にされたい想いがとても伝わり、安心して靴下たちをお渡しすることができています。お二人からは後日お手紙をいただくことも多く、私も手書きのお手紙としてお返ししております。大切にもの選びをするかたは、人と人の関係も大切にされているとお二人から学びます。

先日のご来店では「今日はこの靴に合う靴下を見つけたくて」と4足ご持参されました。ご持参するのをはじめは躊躇されたそうなのですが、私にとってはこの上なく嬉しく、大歓迎なのです!
なぜかというと、お顔を見て、靴下を選ばれるところまでは共有ができても、その先の実際にコーディネートをするシーンまでは想像でお話をすることしかできないからです。できるだけ楽しく履いていただきたいですし、バリエーションも楽しんでいただけたらなお嬉しいですから。

それぞれ靴へのエピソードを伺えるのも、お客さまのこだわりをまたひとつ知ることができ嬉しいのです。このなかの1足、気に入って購入して8年くらい眠ってしまっていたという靴があるとのこと。靴下でぜひ靴も一緒に楽しんでいただけたらと、眠ってしまっていた靴をメインに考えてかつほかの3足にも使いやすい靴下をご提案させていただきました。お客さまも、自分ではなかなか選ばれない靴下だったようでとても喜んでいただけました。
楽しいお買い物体験は、私も楽しい時間です!

それではまた土曜日に!yockaのノナカでした。
みなさまもぜひ靴、ご持参くださいね。