仕舞い
歳とともに年々増えていくのは体重ですが(苦笑。まあ人それぞれか)、どんどん減っていくのは「年賀状」です。
さすがに毎年出していた相手が亡くなったり、という事案はないものの、いつの間にか音信不通になり、今年に関しては「もう年賀状仕舞いをさせていただきます」なんて宣言がいくつかあり、まあ、いろいろな事情があるのでしょうが、やっぱり寂しいなあと黄昏る2025年新春のワタクシ、なのであります。
まあ、自分からフェードアウトしていったり、絶縁状を叩きつけたり、などということもしてきたのですから(苦笑)、寂しいなどと言う資格など持ち合わせていないことは重々承知なのですがね。
昨今は、普段からよく会う友達などへの新年のご挨拶はLINEというのが主流になりまして、年賀状という、葉書でのご挨拶をさせていただく方というのは自分よりも目上の方、普段滅多に会うことのない方に限られてきました。
だから、そういう方達から年賀状仕舞いを宣言されてしまうと、下手をすると、もう一生会うことがないのかもしれないのです。
そう思うと、やはり寂しいなあと思わざるを得ません。
まあ、会えるうちに会っとかなきゃな、ってことなのです。
いつまでも若いと思っていても、気がつけば足腰は弱り、耳も遠くなり、目も見えないなんて日はもう間近。
いや、自分だけのことではありません。相手のことも考えなければいけませんしね。
昭和歌謡がブームとかいって、自分にとっては肝心の70年代を知っているテレビマンがもういないんでしょう、昭和歌謡は聖子ちゃんから、ということになっているし(だから紅白のこうせつとイルカは泣いたねえ。今度は太田裕美と井上陽水をよろしく。裕美さん、お元気になられたのだろうか)、それもリアルな時代感を全然知らないから、誰かがつぶやいた一言が語り継がれ、いつの間にか歴史はどんどん改竄されているということを実感する今日この頃。
……って、何言ってるんだか全然分からない状態に突入しましたが(苦笑)。
寂しがっているだけじゃなくて、会わなきゃいかんな、と思うばかりなのであります。
お世話になった人、楽しかった人、大好きだった人。
もう一度話したい人ばかりなのです。
ずっと元気でいてほしい。そう思わずにはいられません。
自分が先にいっちゃったら、ごめんねごめんねー(^^)
新年は、前の前の職場の呑兵衛達と、神田明神に初詣からの秋葉原、神田のせんべろ、立ち飲み屋ツアーを決行してまいりました。
もうお互い、職場を去ってから四半世紀も経つというのに、いまだにこうやって酒を飲み、馬鹿話を繰り広げられる連中。
ホント、貴重ですな。