~テニス界のレジェンド~国枝慎吾選手の引退②
こんにちは!
前回に引き続き、国枝慎吾選手についての記事を書きます。
国枝選手は2006年に初めて世界ランク1位になってからずっと王者の座をキープし続けていました。
グランドスラム四大大会を28回の優勝を誇っています。
そんな彼が現役当時から自分自身に言い聞かせていた魔法の言葉がありました。
「俺は最強だ。」
20年近くの車いすテニス生活の中でモチベーションを維持するために自分に言い聞かせていた言葉でした。
この言葉を国枝選手に言い聞かせるように教えたのが、彼のメンタルトレーナーであるオーストラリア人のアン・クインという方でした。
国枝選手がクインさんの目の前で「世界一の選手になりたい。」
という言葉に対し、こう答えました。
「『世界一になりたい』ではなく『世界一になる』と言い続けなさい。」
そして、気持ちが昂って生まれた言葉が
「俺は最強だ。」
という言葉でした。
その後は毎日のように自分に言い聞かせることで心を強くし、毎回の練習や試合で全力に取り組むことが出来ました。
その結果、世界ランク1位に就き、東京五輪の試合前にも言い聞かせて金メダル獲得に繋がりました。
国枝選手は「障害のある人たちでも可能性はあるんだ」ということを車いすテニスプレイヤーとして結果を残して証明していきました。
そんな国枝選手に憧れ車いすテニスを始めた選手も現れました。
次世代のパラリンピック日本選手の活躍に期待したいですね!
国枝慎吾選手、長い車いすテニス生活お疲れ様でした!!