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サマリー

■患者情報(2018年時点

39歳女性

既往:多発性子宮筋腫、貧血、筋腫の術前検査中に下肢静脈血栓の指摘あり

経過:2014年に大学病院で筋腫核摘出手術を受けて大小18個の筋腫を取り、術後の経過観察を婦人科クリニックでしていただいていたところ、2016年に筋腫が再発。2018年8月から手術を視野に入れて月1回のリュープリン1.88で経過観察をすることになった。子宮筋腫に伴う貧血は自宅近所の内科クリニックでコントロールしていただいていたが、鉄剤の副作用が強く出たため、2018年5月で一旦休止していた。そんな中、2018年9月に乳がんが発覚し、初期治療と化学療法後の心不全治療において複数の医療トラブルが発生した。

医療被害の内容

私が乳がんの手術を受けた国家公務員共済連合組合会、東京共済病院の乳腺科では、乳がん診療ガイドラインや複数の公的な情報に明記されている『乳がんの治療方針立てに不可欠な、術後の免疫染色検査』を、多くの患者に対して無断で省き、省いたことも知らせずに、患者には正確性が低いとされている針生検の病理結果を渡していた。その結果私は『化学療法の効果が見込めるとされている、ルミナルB(Ki67 40%)』という不正確だった針生検の病理をもとに、強く拒否していた化学療法を選択させられることとなった。

その後、乳腺科主治医淺川英輝医師の外勤先だった東京共済病院関連施設である佐々木記念病院での化学療法をすすめられ、心毒性で有名なエピルビシンを利用した化学療法中に心不全症状を発症したが、佐々木記念病院循環器内科の西川医師も乳腺科の淺川医師も、私からの再三に渡る死にそうだという心不全症状の訴えを無視して検査もせずに化学療法を続行した。そうして死にそうな状態でなんとか化学療法と放射線を完走した直後に、うっ血性心不全が発覚した。

また、化学療法を完走する間際にたまたま遺伝性乳がんの疑いが強まったので病理再検に出したところ、術後に渡されていた病理から乖離している『リンパ節転移がいくつあっても化学療法の効果がほぼ見込めないとされている、ルミナルA(Ki67 1%)』の病理結果が出てきてしまった。淺川医師はバツが悪そうに『術後の免疫染色は普通やらないの』という説明をしてきたが、紆余曲折あって命からがら他の病院に転医したことで『一般的には免疫染色は術前後両方でやる』ということが判明した。

その結果、何を考えてか東京共済病院乳腺科部長の重川崇医師が『私を悪質なクレーマーに仕立て上げた9割方虚偽の診療情報を転医先に発送する』という暴挙に出て、対側乳がん疑いがかかっている私の治療妨害をした。

つまり、私は強く拒否していた化学療法を東京共済病院乳腺科に自己決定権を奪われて騙される形で選択させられた結果、医師たちに注意義務を怠られて心不全に至らされた上で、実は化学療法がほぼ効かないとされているタイプだったということがわかり、多くの場合において心不全にならされ損だということが発覚した結果、命からがら逃げ伸びた転医先に虚偽の情報を流すという悪質なドクターハラスメントを行われて治療妨害をされたということです。

その上、化学療法に係る心筋症の疑いも強いうっ血性心不全の治療をした東京共済病院の循環器内科は、1年半もの間一度も心臓の精密検査をせずに利尿剤で水抜きをして『心不全はもう治った、動悸・頻脈・脱力は洞性頻脈による症状で、洞性頻脈は乳がん治療の前からあったか、心因性の可能性。頻脈は治療をすると予後が悪くなるから治療出来ないから薬以外でうまくコントロールしていかないといけない。』と診断した。

ところが、私が乳腺科の事故について東京共済病院に問題提起をした後になって突然『もう心不全ではないけどやっぱり脈は抑えた方がいい』と言い出して、ワソラン錠を処方した。その結果、服用初日から酷い呼吸困難を伴う心臓発作のようなものが出始め、血圧は70台、脈は40台まで下がって寝込むことになったが、循環器内科部長は私からの断薬希望を拒否してワソラン錠を更に増量するなどして処方し続けた。

※ワソラン錠の添付文書には『うっ血性心不全や心筋症の既往がある患者には慎重投与、陰性変力作用で心不全を増悪させる可能性があるため、バイタル異常が出たら中止すること』と記載されている。


そうこうしているうちにSpO2が91~93%にまで低下してしまったのでこれは只事ではないと思い『ワソラン錠をどうしてもやめたい』と訴えてなんとか断薬した上で、肺高血圧症の精密検査を受けたいと申し出て某大学病院に転医した。

EC療法で心不全症状が出揃ってからは約2年、うっ血性心不全発覚からは役1年半も経ってから某大学病院で初めて精査を受けられた結果『急性から慢性に切り替わったばかりの慢性心不全、睡眠時無呼吸症候群(心不全に関連が強い)、狭心症、心筋症と心筋炎の疑い(調べるなら心筋生検が必要)、脾腫、肝臓に嚢胞と結石があり脂肪肝になっている』ということがわかった。

また、複数の医師や弁護士からの助言により『通常、化学療法後の心不全の場合は、心臓MRIや冠動脈CTなどで精査を行うし、バイタル異常が出ている中でワソランを強行したことは一般的ではない』ということもわかった。

つまり、東京共済病院の循環器内科は1年半もの間、通常行うとされている検査をせずに憶測による治療と診断をし続けたということであり、その上でワソラン錠の添付文書を無視した投薬をして、私の心不全を増悪させた疑いも強いということである。

■相談した機関

全国25施設ほどの医療機関のがん相談支援センター、医療安全支援センター、医療人権センターCOML、厚労省医政局複数部門、東京都庁複数部門、所沢警察、目黒警察、狭山保健所、さいたま県医療相談窓口、複数の弁護士事務所

▸医療行政関係からの回答:明らかに病院側がおかしい、一般的な乳がん診療ではない、自己決定権侵害、説明義務違反、未来の医療のために訴訟を、東京共済病院は病理医がほとんどいない


▸警察からの回答:証拠と協力医が用意出来れば業務上過失傷害で起訴可能ではあるけど実際は医療過誤の起訴は0に近いくらい難しい状況なので示談交渉を、本来警察は民事には介入出来ないことになっているけど事情が事情なので東京共済病院にきちんと対応するように意見します


▸弁護士からの回答:死亡でも重度障害でもないから割に合わないので受任出来ない、化学療法と心不全の因果関係が立証困難だから受任出来ない、国立病院の場合は明らかな過誤で患者が死んでいても財務省からどんな手を使ってでも訴訟を長引かせて諦めさせろという指示が出ているから訴訟は諦めた方がいい(東京共済病院は国家公務員共済組合連合会なので実質ほぼ国立)、でも自己決定権侵害は確実だから示談交渉を、訴訟をするのであれば貴女は弁護士より医療について詳しいから本人訴訟をおすすめします

■書類での情報提供先

日本乳癌学会、日本産婦人科乳腺医学会、日本がん治療学会
乳腺科の主要な医師10名、産婦人科の主要な医師2名
10団体ほどの患者団体、厚労省や東京都庁の複数の部門、日弁連人権擁護委員会(受任却下)

■かかった医療機関まとめ


[2018年9月 確定診断]吉祥寺ブレストクリニック
[2018年9月~2020年7月 手術、ホルモン療法]東京共済病院乳腺科
[2019年2月~2019年10月 化学慮法]佐々木記念病院乳腺科、循環器内科
[2019年8月~2019年10月 放射線治療]某公立病院放射線科
[2019年10月~2021年4月 心不全治療]東京共済病院循環器内科
[2020年7月~2020年10月 乳腺科転医先]某私立病院乳腺外科
[2021年5月 乳腺科相談のみ] 某大学病院乳腺科
[2021年4月~現在 循環器内科転医先]某大学病院循環器内科

■問題点まとめ


▸東京共済病院乳腺科:術後免疫染色検査をせずに騙す形で化学療法を選択させて心不全に至らせた。問題提起後、乳腺科部長は虚偽のカルテを作成し、私の転医先にまで悪質な虚偽だらけの情報を発送して治療妨害をした。(これにより私の医療不信は限界を迎え、無治療を選択することになった。)また、主治医だった淺川医師は、私が転医する際に適切な診療情報を出しておらず、某大学病院乳腺科部長から『診療情報にあなたに起きたことが何も書かれていない、これで引き継げと言われても困る、これは淺川医師と東京共済病院がきちんと責任を取るべき』と意見されるまで、私からの再三に渡る診療情報の補完依頼を無視し続けて、10か月もの間治療妨害をし続けた。
病院ぐるみで多くの患者に対して術後の免疫染色をやっていない点については独自に調査したところ、病理医がほぼいない地域医療支援病院による『地域医療支援病院入院診療加算1000点』の荒稼ぎが背景にある可能性が高いと思っている。

▸佐々木記念病院:化学療法中に死にそうになっている私に対し、乳腺科と循環器内科が検査もせずに化学療法を強行して心不全に至らせた。乳腺科の淺川医師は、私が死にそうになったとたんに『EC療法継続困難な印象あり』という記録を残して化学療法を止めずに症状記録を止めた。
その他、乳腺科の丸山看護師の診察前投薬によるイメンド服薬事故や緊急時3度の診療拒否などを始めとする数多くの事故あり。(詳細には重要なものだけを記載しています。)淺川医師は『佐々木はやばい』と言って外勤を辞め、東京共済病院を盾にして佐々木記念病院からのコンタクトも遮断して雲隠れ。佐々木記念病院は逆切れをするばかりで何も事故対応せず。


▸東京共済病院循環器内科:化学療法後の心不全なのに一度も適切な精査をせず、憶測による診断と治療を施し、慎重投与扱いのワソラン錠をバイタル低下して動けなくなっている私に処方し続けて心不全を破綻させた疑い。


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