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ヨコハマ社会科見学・第2回目「本郷台ツアー」を開催しました

こんばんは、Yocco18の坂口です!

5月25日(土)にヨコハマ社会科見学の第2回目として「本郷台ツアー」を開催しました。
当日はメンバーシップの10名の方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

遅くなりましたが、「本郷台ツアー」の当日の様子をお伝えします。

主な見学先

・あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)
・いたち川プロムナード
・上臈塚
・皇女御前神社
・アラハバキ神祠
・鎌倉市との市境

概要

今回主に訪れた地域は本郷台駅の南側のエリア(栄区小菅ケ谷1丁目、桂町、公田町)です。
まず、本郷さかえのお団子ツインテールのモチーフにもなっている、近未来的な外観が特徴の「あーすぷらざ」を見学。その後、皇女御前神社や上臈塚、アラハバキ神祠など何やら気になる名前のスポットを訪問しました。
新緑のいたち川プロムナードと鎌倉市との市境も訪れました。

あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)

あーすぷらざ

正式名称は神奈川県立地球市民かながわプラザです。
地球をイメージした円形のエントランスや球体の展示コーナーなど近未来的な建物が特徴的です。宇宙船「地球号」に見立てて計画された建物だそうです。
こどもの豊かな感性の育成、地球市民意識の醸成、国際活動の支援を目的とした施設です。

当日は、学芸員の高瀬楓さんに施設のコンセプトや館内の展示を解説していただきました。かつては球体の展示コーナーがメインエントランスで、ロケット発射台をイメージした塔を上り、架け橋を通ってメインの建物に入ったという話など、様々なエピソードも教えていただきました。

架け橋
常設展:こどもの国際理解展示室
企画展:これも学習マンガだ!展~私たちをとりまくセカイとミライ〜
集合写真も撮りました。

いたち川プロムナード

大いたち橋と小いたち橋

いたち川橋から尾月橋までの約3.8kmの区間はいたち川沿いにプロムナードが整備されています。
平坦で歩きやすく、開放的だから散歩するのが楽しい場所です。

栄区役所の近く、いたち川プロムナード沿いには大いたち橋と小いたち橋があります。
大いたち橋の親柱をいたちの頭と尾、高欄を胴体に、小いたち橋の親柱は青年いたち、子供いたちに見立てているようです。
中州の広場には、いたち家族団らんのためのテーブルが設けられています。
水面に近づけるのも特徴です。

いたち川のすぐ近くまで行くことができます。

上臈塚

上臈塚

平安時代に桓武天皇の第3皇子・葛原親王(かずらわらしんのう)が東国に降る途中、妃である照玉姫が824年にこの地で亡くなりました。
照玉姫は里の人々から慕われていて、里の人々は塚をつくって弔いました。塚を守っていた侍女二人も傍に葬られました。
ちなみに、葛原親王は桓武平氏の祖でもあります。

なお、周辺は公田ジョウロ塚遺跡があり、縄文時代の大型人面把手が見つかったそうです。
現在は神奈川県立歴史博物館が所蔵しています。

大型人面把手

皇女御前神社

皇女御前神社

祭神は照玉姫。
1592年に旅の僧・信永がいたち川に差し掛かると侍女の霊に導かれ、上臈塚に着いたそうです。侍女の霊から照玉姫の話を聞き、その遺徳を偲んでが創建したのが皇女御前神社です。

アラハバキ神祠

洗井沢川せせらぎ緑道沿いにある消防団の建物の脇の道を進むと「あらはばき かみ」と書かれた案内があり、さらに進むと小さな祠があります。
これがアラハバキ神祠で、東北地方の民俗神を祀っているようです。東北地方から移住した鍛冶集団の神様などの説があるそうです。

鎌倉市との市境

鎌倉市側より撮影

鎌倉街道(神奈川県道21号横浜鎌倉線)にある横浜市と鎌倉市の市境も訪れました。

まとめ

今回は本郷台駅周辺の気になるスポットを巡りました。近未来的な外観が特徴のあーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)に始まり、古代の民俗神を祀る祠まで様々なスポットを参加者の皆さまと楽しく巡りました。

ぜひ皆さんも訪れてみてください!

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