❶初稿【※○またま注意】
※文中にた○たまという表現が数回登場します。
以下、閲覧お気をつけください。
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左のたまたまに違和感が…
重たいような、いつもより内腿へもたれているような…
恐る恐る触ってみると、腫れている感じはしない。
気のせい??
場所が場所だけに不安は大きいが、場所が場所だけに病院へ行くのも簡単ではない。
2日ほど様子を見て、3日目にさりげなく彼女に、
「なんか左のキャン玉に違和感があるようなないような…」
と言ってみると、
「違和キャン」
と言われ、やはり気のせいなのかと思ったが、1週間言い聞かせ続けることができず、腹をくくり泌尿器科を探す。
どうせなら出来るだけ大きな病院で調べてもらったら安心だと考え探してみたが、大病院は紹介状がないと割高になるし順番も後に回されたりするらしい。
大を諦め、自宅から一番近い病院へ向かう。
クチコミは見なかったことにしよう。
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なかなか混んでいる…
受付が慣れた様子のオバ様でちょっと安心。
問診票を提出すると、周りにバレないようにさりげなく症状を聞いてくれた。
「あ、左ですね。腫れてますか?熱はないですか?」
周りにはバレバレになったが、腫れてないし熱もなかったです。
さっきまでは。
3階の診察受付へ行き、うら若き看護師さんから渡された検尿用のコップへ絞りだし、専用の小窓を開けてそっと置く。溜息を添えて。
しばらく待つと名前を呼ばれ、いよいよ診察室へ。
医師は初老の男性で、院長先生らしい。
座り仕事か立ち仕事か。
自転車に乗るか。
運動はするか。
お風呂には浸かっているか。
などいくつか質問を受け、
「ではちょっと見てみますね」と。
やっぱりそうですよね…
看護師さんに、
「ベッドに仰向けに寝てください」
と言われ、カーテンが閉められる。
カーテンの向こうから、
「ズボンと下着を膝までおろしてお待ちください」
と言われてもぴくりともしない。
そわそわ待っていると、カーテンの隙間から院長だけが入って来るプライバシー厳守システム。
ありがたい。
まずはエコーで見てみるらしい。
人肌に温められたローションをたっぷりと塗られ、その上を機械がゆっくりと動き回る。
「異常はないですね」
と言って院長がカーテンの外へ。
嬉し泣きする時間を作ってくれたのかな…
ほっとしていると院長が戻ってきて、
「じゃあ膝を抱えてください」
…え??
なんとなく言われるがまま膝を抱えると、
「じゃあお尻の中見てみますね」
え??
と思っている隙もなく
ブスリ
グリグリ
グリグリグリ
失ってみると、あっけない。
「これ痛いでしょ?」
と言われてやっと痛みに気づくほどの混乱。
前立腺が少し腫れているらしい。
腫れてなければ痛くないらしい。
それは俄かに信じ難いが、どうやら前立腺が腫れてたまたまに違和感が現れているとのことでした。
ローションの拭き残しなど気にせずに急いでパンツを上げ、椅子に座って総括を聞く。
診断結果は、「前立腺炎」
たまたま自体には異常がないので、違和感の原因は恐らく前立腺の腫れのせいでしょう。
尿にも異常が見られないので、前立腺の腫れの原因は、恐らく、座りすぎ、冷え、疲労、それらの蓄積だと考えられる。と。
思い当たることだらけ…
でもたまたまが無事で良かった。
と思っていると、
「10日分のお薬を出しておくので、来週の金曜日にもう一度来てください。
その時にバイ菌が入っていないか念のために調べるので、これに精液を入れて持ってきてください。」
え??
「これの半分ぐらいまで。マスターベーションして。」
と蓋の付いた小さい試験管のようなアイテムを渡される。
あ、はい…
過酷すぎるミッションを言い渡され、ありがとうございましたと言い残し診察室を出る。
ヒリヒリするお尻と拭き残されたローションの冷たさ、手に入れたアイテムとミッションへの不安をたまたまの無事で掻き消しながら、すきま風が吹き荒れるボロアパートへ恥ずかしながら帰って参りました。
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私はひっそりとDTMを勉強しています。
色々な方のブログ等を拝見し勉強させていただき、一方的にかなりお世話になっているのですが、音楽的なことが追いつかないからか、その方の姿勢や考え方などに大きく影響を受けておりまして、少し前からアウトプットの拠点だけでも作っておこうとnoteを始めてみようかなと思いながら、曲もできず書けることもなくモジモジしていたのですが、今回のことをきっかけに思いきって始めてみました。
座ってお仕事をされている方が沢山おられると思いますし、仕事以外でもパソコンの前に座りっぱなしの方も多いと思います。
特にDTMerの皆さんは座っている時間がかなり長いと思います。
30分程度のウォーキング。
少し長めにお風呂に浸かる。
自転車はなるべく立ちこぎで。
などなど少しずつでも体のケアにお気をつけいただけたらと思います。
DTMは、
D:だいたい
T:机の
M:前におる
だと思います。
風俗はもちろん、ガールズバーにさえ行かない自分が前立腺を患うとは思ってもいませんでした。
ロックンロール魂は、多少体を気遣ったぐらいでは消えないはずです。
表現し続けるためにも、どうかご自愛ください。
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