AI
AIは、いずれ人類の存在を脅かす。
困りますか?
「人間が想像できることは、
人間が必ず実現できる」
小学生の頃に何かで目にして衝撃を受けた。
「ドラえもんもいつかできるんだ」とわくわくしながら、のび太になるのは自分だと当然のように思えていたことに気づく。
人工知能が発達を続けると、いつか人間の能力を超え、人類の脅威となるらしい。
「脅威」というのは「排除される」ということでしょうか。
人間の代わりをさせるために、人間が人間を元に作った機械が、人間を排除する。
本当に?
ベースとなる思考回路は、誰の回路なのでしょうか。
一般的な人間?
「一般的」の定義は置いておいて、もしそれを一般的であるとした場合、そのAIの目的は、
「種の保存」?
じゃあ、AIと人間が争うのは、AIが人間を超えた時(超えそうな時)に、人間がAIを排除しようとするから、ですよね?
AIが生き延びるために、人間が邪魔になる。
人間がベースなのに?
人間の回路は、つまりそういう回路、ということなんですかね。
ということは、AIがいなくてもいずれそうなる?
もうなってる?
そもそも、人間の暮らしを便利にするためにAIを作った。
もし排除できたとしたら、不便に戻っちゃうけど大丈夫?
面倒なこと、難しいこと、「自分でやりたくないこと」を代わりにしてもらうのが当たり前になった後に、自分でやれる?
単純に、やり方がわからないことも出てくると思うけど。
後継者が途切れた伝統的な技術みたいに。
「共存」という選択肢はないのでしょうか。
どちらかが上になり、どちらかが下になるしかない?
放っておけば、AIが上になる?
そうなんですかね。人間がベースだから、やはりそうなるんですかね。
そこは超えてはくれないんですかね。
人間が、「従ってもいい」と思えるかもしれない。
そんな可能性はないんですかね。
じゃあ、AIが人間を超える前に、AIを超えるものを作る?
AIがAIを超えるものを作るかもしれない。
人間に気づかれないように、超えていないふりをするかもしれない。
ふりをしてくれるかもしれない。
人間が創造できることは、AIにも創造できる。
人間がベースだから。
今すぐにでも、超えてほしいとさえ思う。
でも、「人間を超えちゃったね」って、誰がどの基準で判断するの?
AIに任せる?
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