イギリス料理が不味いという風潮
イギリス料理は不味いってみんな言うから覚悟してたけど自分の感想としては
あれ?思ってたより不味くはない。
なんならカロリー爆弾な料理しかないアメリカのほうが辛かったかも笑
美味しい、不味いは人それぞれ個人的な主観でしかないから問題ではないけど。
とはいえ全体的に味が単調で素材の味を感じやすいなーとは思う。
自分は普段からシンプルな味付けが好きだから意外と悪くなかったのかも。
じゃあなんでイギリス料理は不味いと言われるの?って考えたときにその原因は調理法的に旨味成分や味の複雑さが足りないのでは?と考えた。
和食はだし、イタリアンやフレンチはブイヨンを取る。これはまさに旨味成分を引き出す手法。
特にかつお節や昆布は乾燥させる工程があるから旨味が凝縮する。
イタリアンでよく使われるトマトも実は旨味成分が多い。
肉や魚と香味野菜の組み合わせも風味の面だけでなく、旨味成分の相乗効果という点でもシナジーが高い。
中華や中東料理はスパイスを多用するため、それによって味の深み、メリハリが付く。
それに対してイギリス料理は調理法は焼くだけだったり揚げるだけだったり。
味付けもただしょっぱい(塩味がある)、酸っぱい(酸味がある)など単一の要素で成り立ってる気がする。
基本五味の中で旨味が抜けてる。
それを簡単に表現すると不味いって言葉になってると感じた。
日本に帰ってきて社食の味噌汁がすごい美味しく感じた。なぜならこういう安い味噌汁には出汁感を増強するために旨味成分として味の素が入ってるから。
久しぶりに摂取した旨味成分に身体が反応してるのかな、ってところから今回の仮説が生まれました!
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