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マルチ商法の勧誘にたくさん遭遇した話 その2

こんにちは~~~♪

2024年マルチ商法の勧誘にたくさん遭遇した話の第二話です。

前回からのシリーズものになっています。

2024年は本当に多くの方々にお会いしまして、
マルチ商法の勧誘にも多く遭遇しました。

今回はお会いした方々のタイプ分けその2です。

②商品に惚れ込んでいるけれど、マルチ商法であることに罪悪感を抱いているタイプ


私は2024年から4つの媒体(note、ブログ、X、インスタ)で発信を始めました。
どれも右も左も分からない状態で、

特にインスタに関しては、
✅ストーリーズ
✅リール
✅インプレッション
✅リーチ数
✅インスタのアルゴリズム?に気に入られること

等々、なぞの言葉ばかり聞こえてきます。
私は全くそれらを知らない状況でした。

そんな中、昔一緒に英語を学んでいたママ友から、
ご近所に!インスタのインフルエンサーさんがいるということで紹介されました。
インスタのインフルエンサーになると企業から「これを宣伝してください」と案件が来るんだそうです。宣伝するための商品が送られてきて、宣伝すると宣伝料が入るそうです。

へぇぇぇ!! 会社勤めしていた私には未知の世界です。

そのインフルエンサーさんがやっている、
みんなで一緒にインスタの発信を頑張るグループに入りました。

話の流れからして、このグループがマルチ商法の巣窟なの?
その伏線ね、ふふふ。と思われたかもしれませんが(笑)、このグループ自体は今のところ違うと思われます。

canvaの使い方、リールを撮るためのアプリ、ハッシュタグの付け方、どのようなタイトルにするとよいか。惜しげもなく教えてくれました。
特に会費等もなく、インスタなんて門外漢だった私には、目新しく、非常に学びの多い場でした。

今回は、そのグループの中にいた一人の方のお話です。

そのグループは3年前からあるということでした。みなさんで切磋琢磨して、誰かが投稿すると、みんなで「いいね!」を付けて、インプレッションを上げるよう努力していました。

そのグループに3年前からいらしたAさんは、いい人の代表✨みたいな方で、優しくて気配りのある方で、3年間一緒にいた人たちからも悪い評判はないということです。

それぞれ住居が異なるので、主にオンラインで勉強会は開催されていたのですが、数カ月に一度はリアルのランチ会が開催されていて、
ある日、Aさんはオレンジのスポイトに入った液体を持ってきました。

ウエイターさんが各自の飲み物を配ると、
Aさんは配られたドリンクにそのオレンジの液体をポトポトとたらします。

席についているみんながそのオレンジの液体に注目@@

みなさん「何いれてるの?」

Aさん「これすんごい効果があるの!私これを飲み始めてから血液検査の結果がみるみる改善したの!!すごい!感謝しかないの!!
花粉症にも、喘息にも、不眠症にも、コレステロール値にも、血圧にも、血糖値にも、シミにも、メンタルの安定にも、子どもの学力向上にも効くんだって。」

みなさん「へぇぇぇ?」

熱く語るAさん。周りの方々は特にツッコミもせず、
「効果感じてるんだね~よかったね。」と優しい声掛けをされていました。

その数日後、Aさんからメッセージをいただきまして、
Aさん「よっちゃんにも効果を実感してほしくって、この液体使ってみる気ない?」と。

私「私お医者さんからもらっている薬あるから(漢方だけど)飲み合わせ分からないから、大丈夫です👋」と言うと、

Aさん「これはね!どんな薬とも飲み合わせは問題ないの。」

しまった、他の薬飲んでますという断りの手は効かなかったか…

私「んーーーと、

今困っていることないから、いらないです!!」

理由は探さず、ハッキリきっぱりという戦法で、お断りしました。

後日Aさんが非常に悩んでいて相談に乗ったという話をBさんから聞きました。

Aさんは本当にオレンジの液体が効果があると思っていて、
みんなに知ってほしいのに、なぜだか断られると。
Aさんは「私、怪しまれているのかな?」と悩んでいるということでした。

同情したBさんは「使ってみるよ。サンプルあるの?」と言ったそうです。

Aさんは「サンプルはなくて、購入するしかないと言われているの。」
Bさんは「購入しかないんだ。うーん、わかった。1回だけだよ。1回だけ買うから。いくら?」
Aさん「1本7000円で、1本では販売することはできなくて、3本セットでって言われているんだ。」
Bさん「3本セットなの?ちょっとそれは高くて出せないよ、、、」

Aさん「そうだよね。でも価格以上の価値があると私は思っていて…」
Bさん「ねぇ、もしかして、私が買うとAさんにお金が入ったりしない?」
Aさん「入ることになってるけど、私はこの商品を本気で進めたいと思っているから、私に入るお金はBさんに返すよ。」
Bさん「……。それってさ、あなたが買った人にもお金が入る仕組みになっていない?」
Aさん「そうみたい。」

Bさん「あのね、それって、マルチ商法っていうんだよ。」
Aさん「やっぱり…。そうかもしれないなとは思っていた。でもこの商品は本当にいいの。私に入るお金は全部使ってくれた人に返すから!だからみんなにこの商品を使ってもらいたい!

Bさんはその後、Aさんがどれだけこの商品をいいと思っているのかは伝わったし、理解したけれど、販売の仕組みがマルチ商法になっていると、周りの人にどう思われるかということを説明したんだそうです。

Bさん、対応が大人ですね。

それ以来、Aさんから私に勧誘のメッセージが来ることはありませんでした。

私が思ったのは、
大企業が毎年数十億円の研究開発費を投入して新薬の開発をしているのに、
全然知らない会社が、なんでも治す万能薬を作れるのかっていうところ。

バイオベンチャーが人類を救うような創薬開発していたりもするけれど、

でもね、どうして口コミで広めなきゃいけないのかって思ってしまって、最初から信じていなかったです。

とはいえ、どんなに世の中に普及している薬でも、
プラシーボ効果(効くと信じる気持ち)がかなり奏功するそうですから、
効果があったという人を否定することはしないですが。

てなわけで今回はマルチ商法の勧誘にたくさん遭遇した話の第二弾をお送りしました。





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