【Netflix】SELLING SUNSET #7 チームワーク
家が売れて自信を取り戻したヘザー。アレグザンドラの担当に選ばれたのがクリシェルで、納得がいかない様子のクリスティーン。
頼るべきは仲間
クリシェルは早速アレグザンドラと内見へ。物件は、4つの寝室とバスルーム、広さは400平米。価格は530万ドル、仲介手数料は16万ドル。
顧客の希望価格より100万ドル近く高いけれど、それだけの価値があるとアピールするクリシェル。しかしアレグザンドラは、思い描いていた物件とかけ離れているし、価格も高すぎると伝える。
これは確かにアレグザンドラの言うように、せっかく悩んでクリシェルに頼むと決めたのに、ガッカリな内見ですよね。クリシェルは自分の担当エリアでしか物件を探していなかった様子。でもどんな言い訳をしても、顧客の大切な時間を無駄にしていることには変わらない。しっかり期待に応えなければいけませんね。
オッペンハイム不動産ではいつものミーティング。そこでクリシェルはアレグザンドラの話をする。すると、マヤが担当するエリアや物件が希望に合いそうだと判明!これでこそミーティングですね。
ヘザーはクリスティーンが担当する物件に顧客を連れていく予定。協力しあえばいい物件を紹介できるし、しかも手数料も割り増しにできるんだとか。どちらのチームも成功すると、より絆が深まりそうです。
ヘザーはクリスティーンと顧客に見せる物件へ行く。5つの寝室、4つのバスルーム、広さ460平米。価格は1070万ドル、仲介手数料は32万ドル。
顧客は整形外科医の独身男性。洗練されたおしゃれな物件という希望にぴったりな家。しかも敷地内には専用のハイキングコースまで!規格外の豪邸ですね(笑)。
仕事をうまく進めるためには、お互いが息を合わせていくことが重要。いつもは不仲ぎみなクリスティーンとヘザーも、契約のためにしっかりチームワークを見せていかないといけません。
クリシェルもマヤとおすすめの物件へ。4つの寝室、5つのバスルーム、広さは390平米。価格は480万ドル、仲介手数料は14万ドル。眺望は良くないものの、大通りに近いのが一番の魅力です。
そこにやってきたアレグザンドラは、一緒に物件を見てすぐに気に入ります。物件から職場が見えるところも良かったようです。この家はまだ市場に出ていないので、アレグザンドラが初めての内見者です。
希望条件は全て満たしている物件、ただし価格は少しオーバーしています。市場に出るのは2週間後。アレグザンドラは1〜2日考えさせてほしいと言います。
知ることは絆を深める
オッペンハイム不動産のメンバーは、FOOD ON FOOTという路上生活者たちに炊き出しなどをするチャリティーイベントに参加します。
昔貧乏だったクリシェルは、特別な気持ちで参加していました。自分も慈善を受ける側の時代があったので、並んでいる子供たちを見ると当時と重なって見えたんでしょうね。
ボスはクリシェルの過去を初めて聞いて、クリシェルが持つ芯の強さの理由がそこにあったんだと思います。クリシェルのこれまでの苦労や努力を考えると、さらに尊敬するとまで言ってました。素晴らしいボスですね。
クリシェルはこのイベントについて、とにかくみんなに感謝していると涙を流しながら話します。ヘザーも初めて知って驚いたものの、さらにみんなの結束が強くなったいいきっかけになったと言います。
職場でみんなと世間話をしているとき、クリシェルはFOOD ON FOOTのことについて語り始めます。イベントに不参加だったダビーナが、イベントで何があったのかを詳しく聞いてきたので、クリシェルは自分の過去について説明します。
その話を聞いたダビーナは「みんな知ってることなのに、あえて今話すって同情がほしいの?」とうんざりな表情。そんなダビーナの気持ちを知らないクリシェルは、ダビーナに「次は絶対参加してね、特別なイベントだから」と言います。
うーん、これはさすがに私も聞いててうんざりでした(笑)クリシェルの過去やチャリティーイベントの内容はいいとして、自分が良いと思ったからといって押し付けるようなことをするのは違いますよね。
しかも、その日ダビーナが音楽フェスに行ったと聞いて、クリシェルは「参加費はいくら?私たちはそういう余裕があるから…」みたいに言うんですよ。そんなの人の勝手じゃないですか。「その服いくら?」って返したダビーナには座布団2枚あげたいです(笑)。
ロメインとジムに来たメアリーは、結婚式について話します。希望の時期や場所などを聞きますが、ロメインは「特に考えてなかった」と言います。
さらにメアリーが色々提案するものの、ロメインはそういうことに興味や関心がないので、素っ気ない返事しかしません。結婚式なんてよく分からない、という男性は多いでしょうね。そんな態度のロメインを見て、メアリーはまたモヤモヤしてしまいます。
チームワークの結果は…
クリシェルのもとにアレグザンドラから、例の物件にオファーを入れたいという電話がきます。希望価格は450万ドル、20日後に全額現金払いというオファーです。
すぐにマヤも売り主に連絡しますが、売り主の提示した最低価格は465万ドル。クリシェルももう一度確認し、アレグザンドラが出した最終希望価格は460万ドルに。
マヤは売り主にそれを伝え、さらに「経験上、最初に来るオファーが一番いいのよ」と付け加え交渉。すると、売り主は460万ドルで了承!これでクリシェルとマヤの大仕事は見事に成功します!
交渉成立にもっていくためには、顧客とエージェントとの信頼関係もとても大切だということがよく分かりました。マヤのおかげで、最初の価格よりも20万ドル安く売ることができたわけです。
クリスティーンもヘザーの顧客に内見してもらうため、物件の準備にやってきます。しかしトラブル発生!なんと家の鍵が開いていません。管理人が事前に開けてくれていなかったようです…。
焦るクリスティーンとヘザー。そこに顧客が来てしまいます。クリスティーンは管理人に電話してみるものの、連絡がつきません。オーナーは海外に旅行中…。
顧客は仕事で時間をこれ以上割けないため、物件を見ることができずに帰ってしまいます。クリスティーンは謝りますが、ヘザーの怒りは収まりません。もしかしたら顧客を一人失ってしまうかもしれない、大きな失態ですもんね。
それに対しクリスティーンは「私を責めないでよ!」と返します。例えクリスティーンが原因じゃなかったとしても、ヘザーに当たるのは間違ってますよ…。本当に困ってるのはヘザーなんですし。
このクリスティーンの態度にヘザーも呆れ、もう一緒に仕事するのは無理だときっぱり。クリスティーンも負けじと「いい物件だからほっといても売れるし!あなたと仲良くするつもりもないし!ちゃんと謝ってるのに!」と応戦。
チームプレーで仕事を成功させる予定が、さらに二人の溝を深くすることとなってしまいました。
SELLING SUNSET #7 感想
2つのチームがそれぞれの物件を売るために腕を組む回でした。どちらもうまくいけば…と思いましたが、大きく明暗を分ける結果になってしまいましたね。
クリシェルとマヤは、唯一の問題点だった物件価格の交渉をうまくこなしていました。売り主が元値より安くしてくれたのは、マヤのおかげが大きいでしょうね。クリシェルも無事にアレグザンドラの件が完了して良かったです。
一方、交渉どころかさらに仲違いしてしまったクリスティーンとヘザー。クリスティーンの負けず嫌いな性格が仇となったように思います。あそこでヘザーに当たらずに、ただ謝るだけで良かったんですよね。
しかし、ヘザーにとっては大きな痛手となってしまったでしょう。顧客が怒ってヘザーとの関係を切ってしまわなければいいんですが…。
次回(#8)がこのシーズンの最終回となります。