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独りじゃなかったから…


この写真は、トイレの壁にある娘の落書き
もーっやめてよ‼︎って思った時に、よりみちのボランティアさんから、
「額かけて作品にしてあげたらどう」と言ってもらって、
困った落書きから、
素敵な作品に変わったのです。

頼れるのは夫だけどと言う、縁もゆかりもないところで始まった私の子育て…
倉敷と佐賀の風習が違いすぎて、佐賀に全く馴染めておらず
しかもはじめての子どもは、先天性の病気がある…
超人見知りな性格な私…(誰も信じてくれませんが、実家では誰もが心配していた笑笑)

かなりのハイリスクでしたが、ご近所さんと子育てサークルで出会った人たちのおかげで、迷いながら悩みながらも安心して子育てすることができました。

「独りじゃなかったから」

そんな自分の経験があったから、子育てサークルから子どもの居場所よりみちステーションに活動を変えて、20数年やって来ています。

なんで、こんなふりかえりをしているかと言うと…

昨日、このびばの中村 克朗さん主催「児童虐待防止」のオンライン勉強会に参加したからです。
高祖 常子さんのお話を何度もうなづきながら聞きました。
孤立した子育ては、虐待のリスクを高めます。
また、しつけのためと体罰を肯定する親がまだまだ多い日本の現状があります。

高祖さんは、スーパーなどで困っているママ・パパを見つけたら優しく声をかけることをオススメされていました。
子育てする親に対する社会の目は何かと厳しいですが、おせっかいなおばちゃんおじいちゃんの存在が、緊張しているママ・パパの心をほっと和ませることができそうです。

自分のまわりから、できることから。

行政には、頑張って欲しいことが山ほどありますが、地域の中に、親子のための居場所をつくってくれる人たちもじわじわ増えています。

固定の場所がなくても、「居場所となる人」「動く居場所の人」もいいですよね。

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