冷酷都市、岡山 / 県民あるある
千鳥、ウエストランド、藤井風、ドルーリー朱瑛里などなど......。近年は岡山県出身の方が活躍している姿をよく見かけます。
それに対して、岡山出身者の活躍はなぜ……みたいな記事を読んだことがあります。
どうせ岡山で暮らしたことがない奴が書いているんでしょう。
県南部で育った私としては、岡山、特に南部は冷酷都市であるからにすぎないからだと思います。
(※岡山について詳しく知らない人に説明すると、岡山は南部と北部で発展にかなり差があります。南部はそれなりに暮らしていけるTHE地方都市という感じですが、北部は絵に描いたような田園風景が広がる地域です。同じ県内でも景色が全く違いすぎて、その格差に対して南北問題と言われているほどです。なので、北部は冷酷都市ではないかもしれません。)
岡山は良くも悪くも本当に何もないのです。
天候に恵まれており、災害もなく、大きな事件もなく、(南部に関しては)交通の便もそれなりに発達しており、仕事もそれなりにあるしで、身の危険に晒されることや、苦労しなければいけないことが殆どないのです。贅沢を望まなければ、とりあえずは生きていけるのです。
だから、苦しむ人の気持ちが分からないのです。相手の気持ちなんて考えないのです。自分が良ければ良いのです。交通マナーが悪いと言われているのもこういうあたりから来てるのかなとか思ったり…..。(でもこれは暮らしていると、ヤバい奴センサーと予測能力が磨かれるので、実際生活してて困ることはそこまでない。)
「天候が良いからか穏やかな人が多い気がする」と言っている人も見かけたことがありますが、そりゃ普通の大人ならよそ者には優しくするだろと思います。10年ほど暮らしてみろ、冷酷都市の意味、分かるから......。どんどん平和ボケするから......。
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ボロクソ言って終わるのもなんなので、岡山あるあるを一つ書いて終わろうと思います。
岡山県民あるある:農家でなくても、ぼーっとしてたら桃が舞い込んでくる
家族の誰かが桃コネクション(?)を持っていて、そこから売り物にならない桃などをお裾分けでいっぱいもらえるという......。桃の季節はお裾分けで大量に貰った桃を丸かぶりするのが楽しみでした。
「桃の丸かぶり最高、一番美味しい食べ方」と思っていたのですが、県外出身の夫に話したところ「桃を丸かぶりするなんて初めて聞いたよ」と斬られたことがあったので、桃の産地の地域特有の文化なんですかね.....?
実家を出てからはそういう機会がなくなってしまっているので、自分も早く独自の桃コネクションを見つけたいところです。
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