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【BPL S3 IIDX】レギュラーステージ2nd 第5試合 SILK HAT vs ROUND1 雑感

感情~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!


 
 ヤバすぎましたね、とんでもない伝説回でしたね。毎週こんなに面白い試合ばっかり見せてもらって本当にいいの??? 早くビート婆さんになって今回の試合たちを後世に語り継ぎたすぎます(?) 言いたいこといっぱいなのでさっそく本題に入ろうと思います。
 ……が、第6試合 APINA VRAMeS vs SUPERNOVA Tohokuがあまりにも良すぎたので、今回の投稿は第5試合 SILK HAT vs ROUND1についてのみの投稿になります。第6試合については別の投稿で書きます。そして今回はいつもに増して激キモポエムです。2試合で5,600文字くらいあるの重すぎる。


レギュラーステージ2ndステージ 第5試合 SILK HAT vs ROUND1


 すみません、正直に言います。ラウワンが出場した試合でここまで心を動かされた試合は初めてでした。これが本当のチーム戦だ、と分からされました。ありがとうございました。

 まずその前にKIDO.選手列伝ですね(?)。IIDX史に残る1シーンを見てしまいました。U*TAKA選手の連勝が止まるのは、KKM*選手と戦う時だと思っていましたが、まさか彼が破るとは......。
 KIDO.選手はどんな相手でも自分のペースを忘れずどっしりしているように見えるのが凄いです。普通U*TAKA選手と戦うとなると心臓バクバクだと思いますが、「ばなな」で流せるの5000周回って凄い。。。振り返り配信で「S2で心に傷が入りまくった」と述べていて、実際EXIT選手ANSA選手は戦いの場から去ってしまいましたが(他の要因もあると思いますが…….)、それでも再び立ち上がっただけある……と感じさせられました。あと同じチームメイトであるVELVET選手が肉薄にして、KIDO.選手が仕留めた構図熱すぎますね。

 正直オーダー見た時これはシルクが勝つのではないだろうかと思っていたので、このKIDO.選手の自選勝利で「これはもうシルクがセミファイナルに行ったわ」と思ってしまいました。でもここからのラウワンが信じられなかったですね。勢いが凄すぎて何が起こっている.....?!すぎました。


 話は変わって、皆さんはBPLに何を求めて観ていますか?  超人たちのレベル12スーパープレイ、推しの姿を拝むなどなど、人それぞれだと思いますが、私はやっぱり個人戦では見られないようなドキドキハラハラや、夢がある試合――いわば選手同士の化学反応が生み出すドラマチックな展開が特に見たいと思っています。と真顔で書くとめちゃくちゃ恥ずかしい。

 その点において、圧倒的な強さを誇るU*TAKA選手率いるラウワンは良くも悪くもとても現実的なチームだと思っていて、S2でのレジャーランドや今シーズンのシルクの快進撃などに比べれば、どうしても物足りなさを感じてしまうところも正直ありました(最初から優勝を見据えて努力や堅実な勝利を積み重ねているからこそだと思います。ごめんなさい)。
 ラウワンと対戦しているチームが先鋒中堅で点数を積み重ねて、「もしかしたらラウワンに勝つかも」と夢を見ても、大将戦で出てくるU*TAKA選手の圧倒的な強さで点数がひっくり返る光景を見て、「ああ、そりゃそうだよな、誰よりも努力してるもんな」と現実を見せられるあの感じ.......。
※たった1回だけ負けただけで言われてしまう王者の苦悩、ただ純粋に強さを目指しているだけなのに、目指せば目指すほど孤独が濃くなるみたいな話になっちゃいますが、そこを触れるとキリがなくなるので割愛します。


 だからこそ!! 今回の試合は凄く夢があって良い試合でした。
 誰もがシルクハットに風が向いたと思ったなか、咄嗟にU*TAKA選手に「しゃーない(仕方ない)」「それでいいんだよ、大丈夫」と声を掛けたり、かなり追い込まれている状況であるはずなのに明るく試合に挑もうとするNAGACH選手が、逆風のなか立ち向かう少年漫画の主人公のように見えました。コミカルな立ち振る舞いをしつつも、内心ギラギラな感じにプロ根性を感じました。そして、「これはU*TAKAの分だ!」と言わんばかりにエネルギッシュなプレーと2タテ…….。本当に鮮やかでした。
 からのNAGACH選手に触発されたかのようなKUREI選手のキマりっぷり。2021の無双っぷりを思い出させるようなキレがありましたね。不死鳥のごとく蘇る姿が見えたよ......(ポエムがとまんねえな)。あまりの勢いに呆気に取られていたら試合が終わっていました。凄い試合、文句無しのラウワン勝利でした…….。ただでさえ強いのにエースが追い込まれても、こんなに強くなれる仲間たちの構図脅威すぎるでしょ。

 めちゃくちゃ強かったのに勝利後、「いつも助けてもらってた」「今までの恩なんて全然返せてない」なんて言葉が出てくるの謙虚さ全一すぎてびびる。言葉を失ってしまっていたU*TAKA選手に対して「俺もそうだったから」と言葉を掛けられるKUREI選手あまりに優しすぎる。
 先鋒戦中堅戦で躓いてもU*TAKA選手が大将戦で点数を稼いで持ち去るから結局勝てる・引き分けに出来るという構図(と書くと安くなってしまうけどその裏にはただならぬ努力がありますよね。。。)から、U*TAKA選手が躓いてもこんなに勝てるんだと分からされて、ROUND1というチームが一皮向けたように感じさせられる試合でした。ラウワン選手たちからすればかなり自信になったと思いますし、シルクを応援している側としては改めて恐ろしさに気付かされた試合になってしまいました。。。

 シルクはセミファイナル直通も夢ではない状況だったばかりに惜しかったな......という気持ちが大きいし、らしくない負け方でびっくりしてしまったのですが、これまで悔しさを沢山味わってここまで強くなっているシルクですから、きっとすぐに本調子に戻ってくれると信じています。今までが絶好調すぎたし、これをバネにさらに強くなれるはずと信じて……ってそれ完全にU*TAKA選手にも言えることなんだよなあ。。。。1位通過争いでバチバチのWリーグ、今後も楽しみです。

第6試合の記事:


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