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日本経済新聞に掲載されたYOBOSHIという会社が目指すこと

こんにちは、合同会社YOBOSHI代表の神谷です。
この度、日本経済新聞に合同会社YOBOSHIを取り上げていただきました。

副業人材 首都圏で活用
YOBOSHI、多摩の企業に仲介
企業の人手不足問題の解消のため、首都圏では自治体などが副業人材の活用を進めている。
都心の大手企業などの優秀な人材を地域に呼び込もうと、人材サービスなどを手掛けるYOBOSHI(東京都八王子市)は6月から、東京都多摩地域の企業と副業・兼業人材をマッチングするサービスを始めた。地域課題の解決に貢献したい人材向けに事業やイベントを紹介するサービス「ふるさと兼業」と連携する。

「多くの地域企業が人手不足という課題に直面している」と、同社の神谷哲治代表。都市部の副業人材の紹介を通じ、デジタル技術やマーケティング、商品開発などの専門スキルを地域企業にも還元する。

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO73863740U3A820C2L83000/

YOBOSHIって何をしている会社?

色々な事業、サービスを行っているYOBOSHIって何をしている会社?てよく聞かれます。。。笑
たしかに、当事者である自分でも、言われてみれば何しているの?って感じあります笑
ですが、自分なりにコアとなる価値観は全く変わっていない為、その点をnoteにて発信できればと思います!

やっているサービスは?

大きく分けて2つの社会課題に対して、私たちはアプローチを行っています。

①少子高齢化に伴う、人材不足という課題を解決するサービス

少子高齢化は言うまでもなく、加速しています。
その中で、企業側の人材不足という課題も合わせて加速しています。
行政側では、戦後から続く終身雇用制度からの脱却及び「副業」という選択肢の普及を目指し、法改正も含めて動いてます。
連動して、人材側ではテレワークの普及により人生100年時代のキャリアの手段として「副業」という働き方、ひいてはパラレルワーカーとしてのキャリア形成を図っています。
その中で、私たちは企業側にある課題を解決するために、2つのサービスを運営しています。

人材不足を解決する具体的なサービスは?

①-①地方企業向け右腕人材サービス
人材不足である地方企業向けに右腕人材として、よぼしのメンバーとよぼしに参画する副業人材でチームを組み、地方企業の経営課題を一つずつ解決するサービスを運営しています。
https://yoboshi.co.jp/

①-②「ふるさと兼業」の東京都エリアパートナー

熱意と共感で地方企業と都内副業・兼業人材をマッチングするプラットフォーム「ふるさと兼業」の東京都エリアパートナーとして、私の出身地域である多摩エリア(東京都23区外全域)を中心に活動しています。
https://yoboshi.co.jp/furusato

②アパレルの大量生産、大量消費のリニアエコノミーをサーキュラーエコノミーへシフトするためのサービス

②アパレルの大量生産、大量消費のリニアエコノミーをサーキュラーエコノミーへシフトするサービス

アパレルは石油産業に続き、世界第二位の汚染産業と言われてます。
また、日本では年間15億着近い服が誰にも着られずに、廃棄されているというデータもあります。私はアパレル畑出身であるが故に、アパレルの製造工程の課題を多く見てきました。大量消費、大量消費という資本主義が生み出したビジネスモデルをドラスティックに変革することは、環境にとっては+ではありますが、アパレル社会で生きている人たちの生活を破壊しかねない行為ではあります。

では、どうすればいいか?

私たちはファッションの「製造」~「着用」までのサービスは豊富にある中で、「着用」~「廃棄」の間に存在するサービスは数はあれど、時代に合わせてアップデートできていないことに気づきました。
そこで、私たちは「製造」~「着用」をやめるというドラスティックな行為を提言するのではなく、「着用」~「廃棄」のジャーニーでいかに衣服のプロダクトライフサイクルの最大化を図れるかを模索することを始めました。
短期的に大きな変革を伴うと大きな歪が生じます。
私たちは、現状のスキームにアジャストしながら、「着用」~「廃棄」の間に存在するサービスを複数立ち上げ、連結させることでサーキュラーエコノミーを少しずつ既存のビジネススキームに組み込むことにチャレンジしています。

サーキュラーエコノミーを実現する具体的なサービスは?

②-①衣服のサイズ調整サービス「fitu」

オンラインで完結できる衣服のサイズ調整サービスです。サイズが合わない。けどお直しに持っていくの面倒というユーザーに向けてサービスを展開しています。また、ECサイトで購入した商品を直接お直し屋に送れるサービスも展開しており、既製服が合わないユーザーへ買った服を自宅に届く前に微調整できるサービスも行っています。
https://fi-tu.com/

②-②想い出の一着をリメイクする「fitu by NINI」

体型変動、趣味の変化など様々な理由で着なくなった想い出の服や、高価な服を完全オーダーでリメイクするサービスを運営しています。着物をコートに生まれ変わらせたり、毛皮のコートをバッグにリメイクしたり、お客様のご要望を聞きながら、一からパターンを引いてお客様お一人お一人に合ったリメイクを行っています。
https://bynini.fi-tu.com/

②-③ヴィンテージ古着のシェアリングサービス「vintage sharing」

ヴィンテージ・シェアリングとは、ヴィンテージ古着・ブランド古着を1着からレンタルできるサービスです。買うことしかできなかったヴィンテージ古着をレンタルで着ることができる体験を提供。
「ヴィンテージ古着やブランド古着をより気軽に、よりリーズナブルに選べる選択肢をつくることで、古着の魅力を再発見して欲しい。古着の奥深さを楽しんで欲しい」そんな気持ちを込めて、サービスをリリースいたしました。
https://vintage-sharing.com/

様々なサービスの中で大事にしている、私たちのコアな思想は?

合同会社YOBOSHIは、スローコーディネーターというコンセプトを掲げ、あらゆる事柄に対して短期的に消耗する価値提供ではなく、中長期的に残る資産を生み出すことを目指し活動をしています。
持続する価値を残すために、実施するプロジェクトについては、三方良しを大事にして取り組んでいます

https://yoboshi.co.jp/

「スローコーディネーター」というコアコンセプト

スローコーディネーターというコアコンセプトが私たちのぶれない考え方です。すべておいて人と環境、そして社会という視点を組み込みサービスを立ち上げ、運営しています。
ビジネス的な側面で言うと、特にアパレルに関しては決して利益率が良いサービスとは言えません。ですが、誰かがやらないといけないサービスと思っています。そして、誰かが普及していく必要があるサービスだと思っています。ビジョンという側面とビジネスという側面を両輪で回しながら、私たちはあるべき姿を目指し行動していきます。

大きな企業ではないからこそ、お金や社内政治に惑わされずに、私たちは自らが描く社会の実現に向けて、引き続き愚直に邁進しています!


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