タイ旅行記第5回(チョンブリー編)
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スワンナプームの罠(1/4)
2023年12月24日朝、バンコク都ラートクラバン区。
私はスワンナプーム国際空港近くの寺院ワット·ラートクラバンで、野良犬を眺めていた。
タイの野良犬は相変わらず大人しい。
常にのほほんとしている。
….と思って写真を撮っていると、突如野良犬が吠えだし、私を威嚇し始めた。
しまった。海外の野良犬を舐めてはいけない。ひとたび狂犬病の犬に噛まれようものなら、高度に発達した現代医学をもってしても、100%死に至るのだ。生き残った人間は、これまで数人しかいないと言われている。
私は命の危機を感じ、慌てて逃げ惑った。
今回、私は12月23日から12月28日まで、初めてプライベートでのタイ旅行を企画していたが、最初の観光スポットでいきなり死ぬ訳にはいかないのだ。
スワンナプームの罠(2/4)
野良犬の威嚇から逃げ回っていると、寺院の入口の東屋から叫び声がした。近所のおじさんが、野良犬をなだめてくれたようだ。
おじさんに感謝の合図をしつつ、寺院を観光した。
その後、私はエアポートリンクのラートクラバン駅の駅舎に向かおうとした。
駅舎が近づいてきたところで、住人のおばさんが「マイダイ」と言う。
駅舎は目と鼻の先にあるのだが、入口は反対側にあり、この道は行き止まりのようだ。
反対側まで歩くには20分かかるようで、私はエアポートリンクの使用を断念し、Grabタクシーを呼ぶことにした。
スワンナプームの罠(3/4)
タクシーでエアポートバスターミナルに着いた私は、窓口で乗車券を購入した。
「About one hour」とおばさんは言った。なんだ1時間か、意外と近いな。
…..だが、乗車券をよく見た私は、真の意味を理解した。
「About one hour」は待ち時間のことなのだ!!!
かといって、絶望的な金欠のため、今更Grabタクシーに変えるわけにもいかない。
YouTubeで時間を潰していると、ようやくバスが到着した。タイのバスは、シートベルトがなぜか無力化されている。
スワンナプームの罠(4/4)
バスに乗り込みしばらくすると、また問題が発生した。スマホの電波が絶望的に遅い。
Youtubeの倍速再生で、通信制限を食らったようだ。
新たなEsimを買おうとするも、クレカの認証がうまくいかない。
1時間半後、バスはシラチャのショッピングモールに着いた。wifiを拾うことでようやく無制限のesimを有効化した。
今回の旅行は、出だしからアクシデントが多すぎる。
以降は、本格的にチョンブリー県を観光していくので、有料記事とさせていただきます。
ロビンソン·シラチャ
タイで最も日本人駐在員が多いシラチャに降り立った私は、中心部のショッピングモールであるロビンソンに向かった。
タイのショッピングモールには当たり前のように日本食の店があるが、ここも当然例外ではなかった。
フードコートでガパオライスをいただいた。
ロビンソンを出た私は、トゥクトゥク乗り場に向かい、トゥクトゥクに乗り込んだ。トゥクトゥクに乗るのはアユタヤ以来だ。
タイの江ノ島
程なくして、トゥクトゥクは陸繋島のロイ島に着いた。
ロイ島には、寺院のワット·コー·ロイがあった。
なかなかの景色であった。
その後本土に歩いて戻ると、対岸の広場には、稲荷神社式に鳥居が並んでいた。
そこから徒歩でロビンソンに戻る道中には、マックスバリュがあった。
ロビンソンの向かいのロットゥ(乗合ハイエース)乗り場に着いた私は、交通事故を横目に見つつ、パタヤ方面に南下するロットゥに乗り込んだ。
最高のクリスマスイブ
1時間程すると、ロットゥ(乗合ハイエース)はパタヤの市街地に到着した。自由乗降式だったので、パタヤビーチ真東あたりで降り、Grabでパタヤビーチへ向かった。
パタヤは、2023年5月以来2回目であった。
ビーチから少し離れたところには、ワットクラバン。
外も暗くなりつつあるので、パタヤビーチ端のパタヤビアガーデンに入った。
これまでで過ごしたうちで最高のクリスマスイブであった。
最後に、パタヤのウォーキングストリートを写真に収めた。
パタヤのソンテウ(荷台に乗るタイプの乗合バス)に乗車してターミナル21に向かい、そこでGrabタクシーを捕まえてスワンナプームに帰宅した。
タイ旅行記第6回チェンマイ編につづく。
※過去のタイ旅行記・タイ文化紹介記事は以下のURLから確認することができます。
https://note.com/yobhtamap/m/mfbe834680752 https://note.com/yobhtamap/m/m421fa9974071