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「入門講座 始めに、必ずこの記事をお読みください」
これは一つの入門講座ですが、キリスト教の全般的な入門には2つのコースがあることを知っておくのは大切なことです。
他の様々な「入門」とは異なり、「キリストの教え」に関しては、入門時から、選択制になっているということです。
全般的な入門には2つのコースがあるとお伝えしました。つまりそこを通って入る「門」は2種類あります。
ワイドコースとナローコースです。
ワイドコースはほとんどの方が選択される人気のあるコースで、闇雲にとりあえず何でもいいから、それらしい雰囲気を味わえればという方が好んで選択しているのもこのコースです。一方、本気でそれを学び習得し、見極めたいと望まれるかたには「ナローコース」がお勧めです。
言うまでもなく、当「キリストの教え 入門講座」を訪れるのは極めて少数で、はっきり言って人気はなく、ここを訪れる人は稀です
《狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。 しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。(まれです)[新改訳] 》マタイ7:13 ,14
キリストについて(あるいは聖書について)の入門は「広い門」と「狭い門」と2つの選択肢があるということです。
そしてこれを語られたキリストご自身は「どちらでもお好きな方を」とは言っておられません。
全く人気のない「狭い門」を自分で見つけ出して、僅かな仲間しかいないことに物怖じせず、そこを入門しなさい!というのがキリストからのあなたへの励ましです。
この句の中の着目すべきキーワードは何だと思われますか?
「それを見出す」です。
なんとなくぐった門の中で、教えられたことを鵜呑みにして信じ込んだだけでは「見つけ出した」人とは呼べないでしょう。それは、教えてくれるところを「選んだ」ところで変わりないでしょう。
「命に至る」のは、自分で捜し出すことのできた「稀な」人だけのものだということです。
逆に、大勢の支持者がいる(正統派)、という事実だけで、それはアウトだと判断して間違いないということです。とても分かりやすい指針といえるでしょう。
ところで、当サイトには、時折メールやコメント欄から様々な方からのお問い合わせがあり、時にZOOMなどのご招待により、ご質問を頂くことがあります。例えば先々月、Zoomで数時間にわたって韓国の方と思える一人の方からのお問い合わせに対応しました。
その方は、「自分は聖書の殆どを暗記している」ことを力説され、どこかの教団の宣教師を育成する講師の立場にいる」とおっしゃっておられました。その時はまだ、この「入門講座」は開設していませんでしたが、そうした例も含めて、今後それらの方には、こちらの「入門講座」にお招きする予定です。
どれほど永年「キリスト教の教理」を学んでいても「キリストの教え」に関しては初心者だからです。
このサイトの記事内容が、聖書の言う「狭い門」の部類だと宣言するつもりなど毛頭ありません。
その判断は読者ご自身に委ねます。
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