こんにちは。YOASOBIスタッフです。
4名の直木賞作家さま達とのコラボ企画『はじめての』単行本発売まであと1ヶ月となりました。
島本理生さん、辻村深月さん、森絵都さん、宮部みゆきさん。作品を読んだことがあるという方もたくさんいらっしゃると思いますが、実はYOASOBIを通してはじめて触れる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
『はじめての』に収録される書き下ろし作品を読み、楽曲をお楽しみいただきたいのはもちろんですが、今回をきっかけに4名皆さまそれぞれの他の作品にも触れていただけたらとても嬉しく思います。
そこで!YOASOBI好きなあなたにオススメしたい作品をスタッフの独断と偏見でピックアップさせていただきました。(本当に独断と偏見なので、いち個人の意見としてお読みください)
気になった作品を読みながら、『はじめての』発売、そして楽曲のリリースをお待ちいただけたらと思います。
1.「夜に駆ける」好きにオススメ!辻村深月さんのデビュー作『冷たい校舎の時は止まる』
ひんやりとした空気感の中、少しずつ明らかになっていく謎。8人の高校生による会話劇はどこかポップで、それゆえにヒリヒリした雰囲気が際立ちます。上下巻にわたってじっくりと描かれていくので、腰を据えて読むのがオススメ。
そんな辻村深月さんが『はじめての』に書いてくださったのは
『ユーレイ』― はじめて家出したときに読む物語。
この小説、そして生み出される楽曲との出会いが、あなたの人生の何かを変えるきっかけになったら何よりです。
2.「たぶん」好きにオススメ!島本理生さんの『ナラタージュ』で切なすぎる恋愛に溺れる
ダメだと分かっていても引っ張られてしまう。恋愛というものが持つ底なしの引力を、読み進めるにつれて痛いほど感じられる物語。読んだ後、誰かと話したくもなるし一人になりたくもある、不思議な感覚になりました。
そんな島本理生さんは
『私だけの所有者』― はじめて人を好きになったときに読む物語
という作品を書き下ろしてくださいました。
原点なのに新しい。このプロジェクトだからこそ触れられる物語だと思っています。ご期待ください。
3.「大正浪漫」好きにオススメ!SF、歴史、ミステリ全部盛り!宮部みゆきさん『蒲生邸事件』
小説の楽しい要素がてんこ盛り。歴史モノはちょっと、と苦手意識がある方にこそ読んでいただきたい1作です。終わりが近づくにつれて、この作品世界から出たくないと強く思わせてくれるいきいきとしたキャラクターも魅力的。
『はじめての』で宮部みゆきさんが書いてくださったのは
宮部みゆき『色違いのトランプ』―― はじめて容疑者になったときに読む物語
小説って面白い、音楽って素敵。1周回ってそんな感想が似合う体験ができそうな予感です。
4.「もしも命が描けたら」好きにオススメ!森絵都さんの『カラフル』
登場人物の言葉や行動、考えを通して、自分を見つめ直すことに繋がるのも小説の魅力。ikuraも大切な作品として各所で話題にさせていただいている1冊は、小説を読み慣れていない方にも非常にオススメです。
そんな森絵都さんの書き下ろし作品は
『ヒカリノタネ』―はじめて告白したときに読む物語
キャラクターの人生を追体験できる、という読書の醍醐味の一つを、この物語と楽曲で心ゆくまで堪能してください。
『はじめての』書籍は2月16日(水)発売!楽曲は順次リリース!
ここまでお読みいただきありがとうございました。2年と少し、「小説を音楽にする」という活動をしてきたYOASOBIが満を待して贈る『はじめての』プロジェクト。新たな物語との出会いはいつだってワクワクでいっぱいです。2022年、YOASOBIを応援してくださる皆さまに、たくさんの素敵な"はじめて"が訪れることを願っています。
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